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残暑お見舞い申し上げます。

節気の中の、立春、立夏、立秋、立冬の「四立」は、季節の分かれ目です。
立○の日には、「季節の上ではもう○ですが…」というのが、お天気コーナーのテンプレートになってますね。(※○には春夏秋冬のいずれかが入ります)

確かに、まだ暑いのに(夏休みだってとってないのに!)秋だと言われてもね… という感覚はよくわかります。
でも、二十四節気には「秋も暑い」って意識がちゃんとあります。
夏至のあと、小暑、大暑と続いた後、立秋の次に処暑という、強烈な暑さが和らいでいく陽気を表現した中気があるんです。

これは、十二支で司る月と同じで、何事も「生まれた、生きた、死んだ」の3点セットだという考え方なんですよね。陰陽五行思想で、生(せい)・旺(おう)・墓(ぼ)って言います。私はこの単純さが好きです。

秋の場合は、

申月・酉月・戌月
生 ・ 旺 ・ 墓

ですね。

この辺りから占いの話っぽさが増してきますが、申月が金気のはじまりというわけです。

"秋立つや何に驚く陰陽師"は、与謝蕪村の詠んだ句ですが、陰陽師は何に驚いたんだろう。

今年は庚申の月なので、金×金。
どちらかと言うと、白露から始まる来月、辛酉は純金のピッカピカなイメージなので、驚くかも(苦笑)

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