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良き観察者であること。

先日、久しぶりにウラナイトナカイにおじゃまし、天海玉紀先生のインナーチャイルドカードの鑑定を受けました。

私は未だに、ちょっとコンディションを把握したいなという時には、自分でもカードを引くのですが、タロット以上にインナーチャイルドカードはガイド(=ファシリテーター)があってこそ醍醐味があるなと実感するセッションとなりました。

ここで特別に鑑定書を公開っ!!

「んーー … そうだな」「んーー」

この記録こそ、時が経って見返した時に生きるもの。(あとは話の筋に関係ないし、プライバシーゆえナイショ)

カードを見ながら話しているだけで、ぼんやりと自分の中に抱えていたものがズルズルっと引き出されるのがインナーチャイルドカードの面白さですが、何を言ったかと同じくらい、どういう反応をしたかが大切。

この鑑定書には、私の逡巡がしっかり記録されています。

自分でも、このカードの時だけは、様子を見ながらというか、どう解釈したら良いんだろうと迷いながらだったのは自覚があるのですが、何度も「んー…」なんて口にして、考え込んでいたとは思っていませんでした。

私が反応に迷ったカードは、ジャックと豆の木。
タロットだとHanged Manにあたるカードです。カードを読める人なら、カードの意味からもピンときますよね。

クライアントがカードにどんな反応をするかと、カードが伝えようとする意味とを複合的に読むのがインナーチャイルドカードのセッション。

スピリチュアルっぽくいうと“ガイド”ですが、私の感覚だとファシリテーターって表現がしっくりきます。

コンサルタントでも、コーチでも、カウンセラーでもない。
そのセッションでたどり着きたいゴールへ、中立の立場で会話を進めていく役目。
セッションはミーティングとは異なり、1体1の会話ですが、クライアントがカードを見て感じたことと、カードが示す意味との合意形成を目指す。そこでは、クライアントに対する観察力とカードに対する理解力が必要で、自分の主張や経験値は排除します。
それらの点がファシリテーションだなぁと。
もちろん、鑑定での目指すべきスタンスは占い師によって人それぞれですが、私はそうありたいなと、中立であるためにも良き観察者でありたいなと思う出来事でした。

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