見出し画像

【お悩み相談】バズってもフォロワーが増えません【対策急募】

冗談抜きで、真剣に悩んでいる。
昨年末から年明けにかけて、偶然・必然をとりまぜて、3回ほど、自分のツイートやコンテンツがそこそこバズった。
だが、ツイッターも、noteも、フォロワーが全然増えないのだ。

上の写真は1月21日夜時点のツイッターのフォロワー数である。
711である。
しょぼい。本が5万部も売れている人としては、とてもしょぼい。
某インフルエンサー様によると、
「フォロワー1000行かないのは人間として終わっている」
らしい。
終わっているかもしれないが、まだ始まっていないことにしておこう

何がダメなのか、ちょっと分かりかけていることもあるのだが、何かが根本的に足りないような気もする。ググってみても、ピンとこない。
そこで、ここに諸賢のご教導を乞う次第である。

「他人の褌」はダメ

いきなり「教えてクレクレ」モードではイカンだろう、と思うので、まずは自ら学んだケースを挙げよう。
それは2019年最初のサプライズであり、小さな発見だった。

何も考えずに年始のご挨拶のつもりで放ったこのつぶやきの後、2日ほど、ツイッターの通知が途切れない状態が続いた。
カギは「三浦大知」というアーティスト名にあった。
もう、とにかく、この三浦さんという方(いまだによく分かっていない)のファンから「いいね」の嵐と、「ありがとうございます!」「よろしくお願いします!」といったメンションが大量に来るのだ。
どうやら検索で引っかかったら、片っ端から布教活動(失礼)するコアなファンが一定数いるらしい
根が真面目なので、チマチマと返信したりした。勧められて見たYoutubeなどは「良いモノだ!」と思ったので個人的に収穫はゼロではなかった。
だが、ものの見事に、ツイッターのフォロワー数への影響は皆無だった。

「他力本願はダメよ」という当たり前の事実が、今年最初の学ぶだった。

SLAMDUNKよ、お前もか…

この件はしょうがない。
でも、もう1つのバズり、SLAMDUNKのマンガ批評のヒットが全くフォロワー増につながらなかったのは、ちょっとショックだった。
元記事は新潮社のニュースサイト「フォーサイト」に連載中の「独選『大人の必読マンガ』案内」というコラムである。国際情勢や政治・経済ネタが中軸のお堅いニュースサイトの、客寄せパンダみたいな存在だ。既掲載分はこちらのマガジンにあります。

このコラムはフォーサイト上で1週間無料公開され、BLOGOSやハフィントンポスト、Yahooニュースなどにも転載される。
過去7回のうち、11月掲載のパトレイバーの回が最大のヒットだったのだが、年末のSLAMDUNKはそれを大きく上回る読者を得た。
正確な集計はないのだが、コメントの付き方やリツイート数からして、万単位の人に読んでもらえたと思う。なぜかこの週末になってハフィントンポストが周回遅れで転載したうえに3回もツイートで拡散してくれて、さらに読者が増えたようだ。

この回は、小中高大を通じてバスケ小僧だった私にとって、思い入れの強い渾身の一本で、それが幅広く読まれたことは本当に嬉しい。読者の反応も上々だった。
それでも、ツイッターのフォロワーはほとんど増えなかった。
このコラムの影響で増えたのは30アカウントほどではないかと思う。

note屈指のヒット!なのに…

それ以上にダメージが大きかったのは、自分のnoteで最大のヒットとなった「『日本のヒルビリー』だった私」での「取りこぼし」だ。

実はこのエッセイ、11月ぐらいから書き始め、推敲を重ねてきた「蔵出しの1本」だった。中身には、我ながら自信があった。
そこに、佐々木俊尚さんと池内恵さんという、強力なインフルエンサーお二人のプッシュが加わった。

おかげさまでアクセスは爆発的に伸び、note公式からも「賞状」をいただく大ヒットとなった。

ご覧のように、既読数は13500を超え、私のnote全体のほぼ半分を占めるアクセスをたたき出している。
それでも、ツイッターのフォロワーはさほど増えなかった。
リツイートしてくれたアカウントにこまめに「ご愛読ありがとうございます!」とコメントをつけて、ようやくいくらかのフォロワーを獲得できたくらいだった。
ちなみにnoteのフォロワーは80人ぐらいから160人強に増えた。倍増、ではあるが、100人も増えていないとも言える。

ヨーダ現る!しかし…

「フォロワーって、増えないもんだなぁ…。まあ、記事は読まれているから、いいか…」
そんなあきらめムードに染まっていたとき、私を導くヨーダが現れた。
ツイッターで5000人超のフォロワーを誇る、真面目(ちょい良)さんである。

ちょい良さんは、アカウントの読み方を含め、どんな方なのか全く存じ上げないのだが、拙著「おカネの教室」を気に入ってくださったご縁で相互フォローになっている。いつもちょっとした小ネタやユニークな視点のつぶやき、そしてちょいエロネタのリツイートなどを楽しませてもらっている。
「ヒルビリー」がバズっている最中に、さらりと流れたこのツイートに、私はすぐさまリプライした。

「まっっっったく! 増えません!」

ちょい良さんからすぐリプがついた。

ん?
んんん?
あああああ!!
確かに、「ヒルビリー」の記事本体だけでなく、私のnoteのプロフィールにも、ツイッターのアカウントのリンクは載っていなかったのだ。

間抜けにもほどがある。

私は急いで当該記事の末尾に「ツイッターもやってます」とアカウントのリンクを追加した。
すると、効果テキメン。
毎日20~30程度、フォロワーがコンスタントに増えるようになった。

惜しむらくは、ちょい良さんのアドバイスでリンクを追加したのが、すでにnoteの既読数が1万を超えた後だったことだ。
単純計算すると、初めからリンクをつけていれば、今頃フォロワーは1000人を超えていたのではないかと思われる。

もう「ヒルビリー」のバズりは完全に一服している。
逃がした魚は大きい…

フォロワー増、本気でやります!

少しだけ言い訳すると、私のツイッターアカウントは諸般の事情で、もともと「ROM&RT専用」だった。フォローしている400ほどのアカウントの半分程度は、国内外のメディアや政治・経済関係者で、情報収集と備忘録を主な利用目的としてきた。
「フォロワー数を増やそう」という意識が多少なりとも出てきたのは、本を出してから、つまりこの1年ほどのことなのだ。
とはいえ、これまた諸般の事情でフォロワー獲得に全力全開で取り組むわけにはいかず、「本が売れたらそのうちフォロワーも増えるだろう」ぐらいの緩い姿勢だったのは否めない。

だが、この1年で私も学びました。
本が売れても、ネットでバズっても、それだけでフォロワーが増えるほど、甘いものではないのだ。

いろいろ思うところもあり、これからは真剣に、できる範囲で、ツイッターのフォロワー増加に努めようと思う。
皆さまのナイスなアドバイス、お待ちしています。

noteはコメントつけにくい感じだと思うので、ツイッターでメンションしてもらうなり、何ならフォローしてもらってフォロバ&DMという形でも…
あれ、これだけでも結構フォロワー増えるんじゃ…(←甘い)

ひとまず、この記事にははじめからアカウントのリンクを付けます(笑)
こちらです!

無料投稿へのサポートは右から左に「国境なき医師団」に寄付いたします。著者本人への一番のサポートは「スキ」と「拡散」でございます。著書を読んでいただけたら、もっと嬉しゅうございます。