元気な息子と、そうでない母

こんにちは。
第23回目の誕生日を、来週に控えている。
しかしまた、母からのメッセージは届かない予定である。

そもそも今、彼女に時間という概念が存在しているのであろうか。

どうも。今回は僕の母が抱える統合失調症について、
息子目線での思うところや、自分自身のケアについて書きたいと思う。
(今悩みを抱えている中高生に読んでほしい)

なぜ、今回このような記事を書こうと思ったか。

それは、この病気について、執筆者が女性(当人であったり、娘さん目線であったり)のブログが多く、男性が書いている記事をあまり目にしないと感じたからである。

僕自身が発信することで、同じ境遇の「誰か」、この記事を見た「あなた」が少しでも気楽になれたら幸いだ。(特に中高生に届いたら嬉しい)

偏見を無くそうという内容ではなく、子供や知人がどのように向き合っていくべきなのかについて書いていく。
また、そのような境遇に置かれていない人も、「ふ〜ん大変なんだ」くらいの感覚で良いので読んでほしい。(⚠︎誹謗中傷はやめてください)

統合失調症とは

思考、知覚、感情、言語、自己の感覚、および行動における他者との歪みによって特徴付けられる症状を持つ精神障害の一つ。一般的には幻聴、幻覚、異常行動などを伴うが、罹患者によって症状のスペクトラムも多様である。

有病者数は世界で2,100万人(男性1,200万人、女性900万人)ほどで、患者は一般人口より死亡率が2.0 - 2.5倍ほど高い。成人の年間有病率は0.1 - 7.5%、生涯有病率は0.1 - 1.8%と世界保健機関は報告している。日本では71万3千人の患者がいると推計されている。

Wikipediaには、このように記載されている。
統合失調症は、100人に1人、生涯にこの病気を発症すると言われている。
つまり、とても身近な病だと言える。しかしながら、実態がよくわからないため、身近にこのような人がいたら敬遠してしまうだろう。

正直、息子目線でもよくわからないため、
本人のことを理解してあげようとするのではなく、
病気に対する認知・理解をすることが大事
だと思っている。

実際の症状

では実際、どんな症状を実際の母の発言などに基づいて紹介する。(個人差があるため、僕の母を見て経験した範囲で紹介する)


・「テレビから私を呼ぶ声がする。」
・「救急車が私を運びに来ている。」
・「今どこに住んでいるの?」
・「今日は何月何日?」

まず、上の2つの発言について。
幻聴により、本当に名前を呼ばれているように感じてしまうこと。(有名ではない限り一般人の母を呼ぶわけがない)

救急車が通ると、自分を運びに来てしまったと焦燥感と不安感に駆られてしまうこと。(実際に救急車が近くを通らなくとも、幻聴によりピーポーピーポーと聞こえるパターンもある)

下2つに関しては、症状が落ち着いているときは言わない。
しかし、入院手前など症状が酷くなっている時によく言われる。

「いやいや、どう考えてもわかるでしょう」という内容であっても、当人は至って真面目に「なんで?本当に?」と執拗に聞いてくる。

他に、外に出るのを怖いと言うときがある。
誰かに監視されているという被害妄想である。
これに関しても、症状の波次第で言ったり言わなかったりである。

入院手前の症状

実際の症状とあえて分けて紹介する。
上に紹介したような症状が出つつも、彼女たちは洗濯や料理をして、必死に生きている。(掃除は苦手)

しかし、本当にひどい時は、、、

・顔の表情が一切ない(ほとんど話さなくなる)
・支離滅裂度合いがすぎる
・幻聴の悪化

などが挙げられる。

特に、顔の表情が一切ない母を見るのは、心底辛い。

無表情、かつ、言葉も発しない親を見たことはありますか?

僕はこの手の症状に弱く、心を締め付けられた記憶しかない。
(特に、小中高生のメンタルにはくるのかなと思う)

「支離滅裂度合いがすぎる」については、本当に「過ぎる」のだ。
一緒に生活をしていたらこちらの気が狂ってしまう、と表現しよう。

兎にも角にも

上に紹介したような症状のある母。
他にも書ききれないくらい、おかしな行動をしてしまったこともあるが今回は割愛する。

僕は、中高時代、とても稚拙な考えだった。
親の言動や行動が理解できないから、ひどい暴言を何回も吐いた。
数えきれないくらい。
普通の反抗期ではなかった。本当に家の中は狂っていた。

大学生になり20歳を越えたあたりから、ようやく理解しようと、優しくしようとすることができるようになってきた。
ただ、できるようになってきた、だけ。

正直、入院するたびに、なんでうちの家庭は普通じゃないんだろう
いや、入院しなくとも、親とこういうことしたかったな
など、日々考えてしまう。

それでも、同居していない今は、家事や料理を自分でするわけで、
母に当たってしまうことは、なくなった。

そして、20を越えた僕は、辛さの矢印が自分に向かなくなった。
他の家庭と違うことや、寂しさについてではない辛さを考えるようになった。
(中高生だったら、自分自身が報われないことについて悩むことが多いかな?)

それは、僕らには理解できない病気で苦しんでいる母を想像すること。
家族と離れ、病院で生活する母のことを想像すること。

当人が一番苦しいはずだから。

悪魔の病気に苦しめられ、孤独感を感じて生きること。

当人サイドに立って考えることが、大人になって増えた。

でも、こちらもやっぱり辛い。
一番辛いのが、
透明な仕切りの壁に手を当てて、「またね」と口を動かす母の姿を見ることである。

最後に

昨日の朝、今年3度目の入院が決まり、少し感情的になって書いてしまった。

今回は主に病気のことについて書いた。
次回こそは、スーパーポジティブに生まれ育った自分なりのメンタルケア、
家族としてどのように向き合ったら良いかを書く。

現在進行形で病気と闘っているため、どのように向き合って行ったら良いかについてはアドバイスも欲しいです。

ひとまず、ここまで読んでくれた方には、感謝しかありません。
ありがとうございます。

続く。

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Hiro

大学5年目の営業マン。「笑いを届け経済を回す」をミッションに掲げています。悟り世代と言われていますが、バブルを感じたいです。雑感、日々の日記について書いています。
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