神戸で誕生したプロレス団体「ドラゴンゲート」が来年２５周年を迎える。創設者、ウルティモ・ドラゴン選手もバリバリの現役選手でリング上では華麗なファイトを展開する

その試合はメキシコのルチャリブレをベースにしたスピーディーな展開が特徴でわかりやすく、近年は若い女性ファンや家族連れも多く詰めかける

東京を本拠地とし、会場に１万人以上の観客を集めることもあるいわゆる〝メジャー〟団体とは違い、神戸発のドラゴンゲートは所帯こそ大きくはないが、その分、団体運営に機動力があるのが特徴だ

ただ、スタッフも少ないので選手自らが試合のある地元を前もって訪れ、チケットの手売りも行っているという。地元の人々と直接触れ合うことでファンの開拓を図るのがねらいだ。こうした地道な活動が団体を支えている

先日、京都で試合を見た。「とにかくお客さんを楽しませよう」とする激しくもエンターテインメント性にあふれたファイトスタイルは魅力的だった