見出し画像

マカロニほうれん荘が好きです(歌:マッチ売りの少女)


「マカロニほうれん荘」という漫画をご存知でしょうか。ある世代にはカルト的な人気を誇り、わたしなどは音楽(YMOなど)の波なんかと一緒にこの漫画の洗礼を受けたものです。経典として全巻揃えている漫画のひとつです。作者は鴨川つばめさんという人です。いくつか作品はほかにあるんですけど、「マカロニほうれん荘」だけが、自分にとっては圧倒的なインパクトを持って迫ってきた作品でした。私はロキシー・ミュージックが好きで、特にブライアン・フェリーは心の師として仰いでいますが、その要因としてこの漫画が寄与していることは間違いありません。(主人公のトシちゃん25歳がたまにブライアンになったりします)

「マッチ売りの少女」という私の曲があります。グリム童話の世界的な名作と同じタイトルでありますが、それとはまったく関係ないです。
関係ないこともないですが、この私の曲の源泉は「マカロニほうれん荘」にあります。単行本で7巻のタイトル「日はまた昇る」のなかで、トシちゃんが「七味とうがらし」という童話作家に変異したシーンで、街中のマッチ売りの少女が「買って、ついでにあたしのハートに火をつけて」という台詞がありまして、そのパクリです。
歌詞の内容は、盛岡に出張に行った際のキャバクラの女性との話ですが、事実は何にもないしょーもないものであります。男の願望ですね。
あと、フランソワ・トリュフォー監督「暗くなるまでこの恋を」というめずらしいメロドラマな映画がありまして、それもベースになってますね。ジャン=ポール・ベルモントとカトリーヌ・ドヌーヴ主演です。カトリーヌ・ドヌーヴが超悪女で、最高です。
サウンドは、グラムロックでブギーな感じを目指し、Hirotoki Musicのアレンジには、日本歌謡界作曲の大先生「藤本卓也」先生(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E6%9C%AC%E5%8D%93%E4%B9%9F)が、こよなく愛したかどうか知りませんが、ラテンパーカッションのクィーカ(フクロウの鳴き声みたいな音)を入れたりしてます。さらに、天使の歌声も石川さおりさんにお願いしてます。彼女も藤本卓也先生の信奉者で二つ返事で歌唱協力をしてくださいました。(石川さんは「石川さおりの夜の歌謡曲」https://youtu.be/xHCrhMLfIIY?si=oXsAZaFedVoAPapwというユニットでも大活躍中です)
私がギターでノリノリの弾き語りができる数少ない曲です。ぜひ、酒場で「流し」でお届けしたい曲です。オファーをお待ちしてます。
なぜか、この曲だけ、盛岡ロケのMVがあったりします。
よかったらご覧ください。
https://youtu.be/7Vqx1lYNQnM?si=YgK3rIcL5vh-d8Vq

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?