仕事の困りごとは「RPG」でうまくいく

このnoteの内容と自己紹介

こんにちは、Hirotoshi Sakataです。

現在メルカリでProduct Manager(PM)をしています。
過去の経歴もPMをしており、コミュニケーションアプリ、採用管理用SaaSプロダクト、ソーシャルゲームの企画・分析・運用をしてきました。

働き始めてから個人として・PMとしてのスキルアップを考えながら仕事に取り組んできました。
その中で癖として、日々の取組みをRPGのように考えていることに気づいたので、
「PMの成長はRPGに置き換えるとシンプルで、楽しい」というテーマでnoteを書くことにしました。

働いていると、困りごとは尽きず
・あれ、うまくいかないな...
・周りとレベルの差があるかも、これはちょっとやばい...
・それ系のタスク得意じゃないんですよね...
みたいな場面が何度もありました。

難しい場面に遭遇している人がいたら、これを機に少しでも楽しく取り組んでいただけたら嬉しいです。

なぜRPGなのか?

理由は単純で、RPGには成長のノウハウが詰まっていて
「楽しく成長できるフレームはRPGにある」
からです。

抽象的なので、最近の私の事例をご覧ください。


はじまりの街なんてない問題

例えばこんなことがありました。

ある会議に出たときに、うまく発言ができませんでした。なにせみなさん頭の回転が早い。苦手な分野ではなかったのですが、内容を理解して、しっかりと自分の意見を述べるのに結構苦労したことがありました。

この状況をRPGに置き換えると、

戦闘が始まったら敵はボス級ばかり、相手はLv62、こっちLv14

みたいな状況です。
このままでは何回挑んでも、毎回全滅/ゲームオーバーです。これはかなり悔しい。

ゲームはたいてい、はじまりの街に生まれて、外には最弱のモンスターがいます。
どれだけ弱くてもスライムやコラッタは倒せるようにできています。

つまり、自分よりちょっと弱い野生のキャラと、ちょっと強いボスがいる構図なのです。

ただし現実では、はじまりの街からスタートして、野生のモンスターLv5にエンカウントするわけではありません。

魅力的な職場・自分の限界に挑戦している環境であればあるほど、向き合う仕事のレベルや、相対する人たちのレベルは高いものだと思います。

私はこれを「はじまりの街なんてない問題」と名付けています。
ここからはもう少し具体的に、はじまりの街ではないところからスタートするときの、進め方=レベルあげの効率的な方法を書いていきます。

倒せない敵がいるときのレベルアップ方法

RPGのボスを倒すまでを考えてみましょう。
このときの良い方法2つと、悪い方法1つをご紹介します

良い方法1:Lv5のモンスター探し
→ 手頃な課題をみつけてひたすら経験値を得るアプローチです。はじまりの街と同じ状況を自分でつくります。

良い方法2:ボスは変えず仲間に倒してもらう
→ できる人から技術を盗みつつ、貢献するアプローチです。周りと共闘します。

悪い方法1:Lvそのままで1人で何回もボスに挑む
→ とにかく大きな敵に挑み続けるアプローチです。

上の2つがなぜいいかというと

☆1:経験値を貯めるアプローチなので、着実にボスとの差がうまります
戦闘では、挑んでもやられると経験値は0で、積み上がりません。

レベルあげには一気に大量の経験値を得ようと強いキャラに挑むだけでなく、着実に倒せる弱いキャラを倒しまくることも必要です。時間対効率で見ると弱いキャラの方がよかったりします。

どのタイミングで誰と何を倒して、どう経験値を積むかの戦略と判断は重要です。

☆2:レベルアップはそのものが気持ちいいです。
ひたすら負け続けるのはストレスが溜まります。逆に倒すのは気持ちがいいです。
ちょっと遠回りでも経験値を積める、気持ちいい体験を増やしましょう。

それぞれの方法のポイントと注意点も書いておきます。

1. Lv5のモンスター探し

ここで大事なことは、「伸ばす能力を明確にする」「すぐ倒せる敵を選ぶ」ことです

「魔法」が弱点のボスが控えているのに「ちから」の物理を強化しても無駄です。ボスに効く能力から逆算して、経験値を積んでいきます。

ボスよりは弱くても勝てない敵と戦うのも無駄です。倒せる敵を選びましょう。

さきほどのよくあるシチュエーションに戻ると、私が不足していると考えたのは、
- 要約力
- 意見構築力
でした。
私はこの課題に対して、質とスピードを上げることで太刀打ちしていきたいと思いました。

突然ですが、私のTwitterを貼ります

これは通勤時間にしているツイートです。
タイムトライアルで記事の要約→感想を通勤時間内に3つ目標でやっています。

狙いはパラメータとして 要約力・意見構築力が毎日ちょっとずつあがっていくことです。
これが私にとってのLv5のモンスターです。
バトルを重ねていくと、レベルが上がり、徐々に与えるダメージが高くなっていくイメージです。

重要なのは、次のボス戦までに自分でLv5のモンスターにエンカウントしにいって、経験値を稼ぐことです。
地味ですが、レベルあげ感覚で積み重ねていくので楽しくやれています。

2. ボスは変えず強い仲間に倒してもらう

強い仲間に倒してもらいつつ、生き延びて経験値の一部を得る手法です。MMOがイメージにあうかもしれません。

ここでは「自分の役割を明確にして、貢献する」「貢献しつつ経験は得る」ことが大事です。
攻撃力が低いのあれば、強化魔法で味方のサポートに集中するなどです。

現実の実践に置き換えると、
「他のMTGに参加して議事録を取る」などがあてはまります。

難易度を下げ、自分にできることを探して、サポートできる役割をつくります。
結果的に、議論の視点や色々な人の考え方をインプットできる+チームメンバーからみても参加する意味がある状態をつくれれば、着実に経験値が稼げる状態になります。

いかに経験値を積めるかが重要なので、これらは二者択一ではなく、どちらも(これら以外も)とにかくやった方がいいと思います。

3. Lvそのままで1人で何回もボスに挑むの何がダメか

超低確率の「会心の一撃」でもでない限り経験値を得られないからです。これは運ゲーです。
また現実世界での相手はNPCではないので、無謀な挑戦を繰り返していると「またか...」感もでてくるでしょう。
運に頼らない/無謀な攻めに偏らない、はゲームでもリアルでも必要です。

うまくいかないときの原因と対処法

ここまで読んで、「そんなに簡単じゃないよ!」「例が特殊では?」と思う方もいるかもしれないので、
上記のアプローチがうまくいかない理由についても見解を述べておきます。

原因を3つに分類しています

1. ボスと認識していない
ボス戦を避けて通れるボーナスイベントだと思うと先へはいけません。うまくいかないことはマストイベントだと思って立ち向かいましょう。待ってても経験値はたまりません。これは精神論。

2. Lv5を探せない
発生する課題はシンプルでなく、例のように限られた能力を上げるだけでは解決できないかもしれません。 それでも分解すれば倒せるレベルにできると思います。

PMのキャリアでの必要スキルとスキル別の倒すべきLv5のモンスターは、この記事が読まれたら追って紹介しようと思います。

また、メンターやマネージャーに恵まれると倒しやすい敵を出してくれるのですが、他人依存で再現性がやや乏しいので、「Lv5探し力」はめちゃ大事だと思います。かなり大事だと思います。

3. 共闘する仲間がいない
これも長く書けるので別途書いてみようと思いますが、RPGはやはり優秀です。
- 村人に話しかけまくる、偉い王様でも初見の長老でも話しかける
- なんの義理もない困った人を助ける
などRPGの主人公がだいたいやっていることを現実でもやるといいと思います。

おわりに

RPGに置き換えると、課題があってもなんとなく楽しく、これをやったら解決できるんじゃない?というのが浮かびます。

ぜひ「私もこう考えたことある」「こういう視点でこれもみれるのでは!?」というのがあればコメントいただきたいです。

また、今回Twitterで予告ツイートをしたところ、思いのほか期待をかけていただいたことが、やる気につながりました。
ぜひ次回へもプレッシャーをかけていただきたいので、
- 読んでおもしろかった方
- 読んでもおもしろくなかった方
- 特に何も感じなかった方

どれかに当てはまった場合は、SNSで感想を書いていただけますと喜びます。なお私のTwitterはこちらです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
成長の話でけっこう序盤でPM関係なくなっちゃったので、次こそPMについて書こうと思います。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

56

Sakata Hirotoshi

メルカリのPMです。PM業務/仕事でおもったことなどを書いていきます。 twitter : https://twitter.com/hirotoshisakata

#スタートアップ 記事まとめ

スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。