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「怒り」原因の大半は自分自身?


お世話になっております。

ヘボ士業でございます。

最近はアンガーマネジメントという言葉が浸透しているみたいですね。

私は昔、やたら怒りを噴出させて沢山の人達に迷惑をお掛けし、不愉快な思いをさせてしまった前科があります。(本当に申し訳ございません)

五十年近く生きて、怒りについて向き合ってきたことをお話します。

舐められたり、臆病者と思われたくなかった10代〜30代前半


私は10代〜30代前半位まで即座に怒りを噴出する人間でした。

当時の私の感覚では「他人に舐められたり、臆病者と思われるのは、大変な恥だ!」という認識を持っていたのです。

10代の頃に熟読したヤンキー漫画によく登場する「すぐキレる恐ろしい奴」の影響もあったかもしれません。(影響が無かったことを願いたいのですが、少しはあったと思います・・・アホですね)

なので職場などでちょっと癖の強い先輩に注意をされたり、生意気な後輩に少しからかわれたりする度に、「ハアッ?何ですか!」「ふざけるな!」などと叫びドカン!ドカン!と癇癪ボールを破裂させて迷惑をかけていました。

こんな面倒臭い奴とまともに付き合いたいという人が、果たしてどれだけいるでしょうか?

警備会社を退職した直後のニート真っ最中の30代前半に、ようやく私は怒りを人に噴出する度に人間関係が閉じていく事に気が付きました。
(じっくり考える時間が出来る、ニートもたまになら悪くないですね)

「怒りを抑えることで臆病者と思われようが、人が自分から離れていくよりは全然マシだ」

そう自分に思い込ませて、私の怒りを抑える努力が始まったのです。

怒りの原因は大半が自分自身?

こうして怒りと向き合う生活を続けて、50歳に迫る年齢になりました。

怒りを我慢して生きてきましたが時折、「自分は本当に臆病者になったのでは?」

そう自問してしまうことがあります。

しかしその度に「よく我慢してきたね。偉いぞ、おバカさん!」と自分を褒めてあげるのです。(まあ、その夜の酒量は当然増えるのですが・・・)

怒りの原因ですが、大半は「上手く出来なかった自分」を怒りという感情に変え、他者に投影しているのでは?と私は感じるのですが、いかがでしょうか?

やっぱり怒りをさらしている姿はカッコ悪いです!

役所で職員さんにクレームを付けている人を、たまに見かけますが、その様は決して美しくはありませんよね?

どうせ超がつくほど、しょうもない事で職員さんに対し、わめき散らして醜態をさらしているのでしょう。

私はヘボ士業ですが、せめてカッコ良く生きようと意識しています。

若い頃と比べれば随分、怒りを抑えることができているとは思いますが、何がキッカケで怒りが噴出してしまうか分かりません。

特に!特に飲酒時は気を付けたいです。

怒りと向き合う作業は、悟りでも開かない限りは生涯続くでしょう。(悟りを開く予定もありませんし)

よろしくお願い致します。



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