(無料公開)あの人は本当に稼いでるの?がわかる方法

umiです。

本ページは以前有料で提供していた定期購読マガジンを再編集したものです。

※最終更新日2021年12月20日

実は2015年10月で会社を退職して丸6年になります。独立7年目に突入。早いもんですね。よくここまで生き残っているもんだな~と自分でも思います。丸6年も経てば会社で営業やっていた時代がはるか遠い昔のように感じますね。

今回は初回なのでライトめに。その前にまず大前提として情報発信する側の人が信頼出来ないと話になりませんよね。僕のことを何年も前から知っている方なら今更自分のことを話す必要もありませんが、今回は初回の無料バージョンなので、1つめは僕のことをあまり知らない方向けに、

「うみは本当にアフィリエイトで稼いでいるのか」

というのと同時に、

「誰も教えてくれない本当に稼いでいる人(ブロガー)の見分け方」

について書きます。

2021年現在アフィリエイトはほとんどやっていません・・・

それを含めて現在何をしているか、について解説します。

よろしくおねがいします。

稼いでいるブロガーの見分け方

「月収50万達成しました!」

「月50万達成したノウハウをnoteで販売します!」

というブロガー、アフィリエイターをよく目にします。これらのnote(及びBrain)は有料で提供されており、相場はだいたい3,000円、または5,000円前後くらい、もっと高いものだと数万円に及びます。

2万円以上が相場だったかつてのアフィリエイト情報商材に比べて3,000円や5,000円程度であれば損失は小さく気軽に買ってしまいやすいですよね。5,000円前後というのは大人の金銭感覚で言えば居酒屋で飲み食いする程度のもの。ブログやアフィリエイトに関する情報を無料で提供する人が少ない現状では(厳密にはただ見つかりにくいだけだが)、初心者にとって5,000円前後で買える情報はありがたいものであることに違いないかもしれません。

しかしそれは本物の情報に限ります。情報商材のような(noteは情報商材を禁止しているので有料noteは厳密には情報商材ではないですが)有料の情報コンテンツは購入するまで中身が見えません。

またその性質上、気に入らなかったら返品するといのも不可能。情報商材は情報そのものに価値をおいているため、情報を得て(消費して)気に入らなければ返すということはできないのです。

そのため購入前段階の情報で買う価値があるかどうか判断する必要があります。

その際に問われるのが販売している人、情報提供者の質です。

名選手は名監督に在らず、本当に稼いでいる人が提供しているnoteがすなわち良い情報とは限りませんが、少なくとも自身の手法を提供する立場の者が、

「実は稼げていない」

というのは問題ですよね。

有料noteが飛ぶように売れ、実際かつては「一晩で車が買えるほど稼げた」と販売者本人が言っている状態では、自身の収入額を偽って情報を有料で提供している人が出てきてもおかしくはありません。いやすでにたくさんいるでしょう。

その人が本当に稼いでいるのか?

たとえTwitterのフォロワーが多くても、ツイートでそれらしいことを言っていても、購入を検討する大多数の初心者に本物のかどうかを見分けるのは困難でしょう。

しかし有料note提供者が稼いでいるとするブログ(もしくはサイト)を公開さえしていてくれば、以下の調査で本当に稼いでいるかどうかはある程度わかります。

1.稼いでいると思われるページの順位をチェックする
2.キーワードプランナーで検索ボリュームと入札単価をチェック
3.試算する

これで少なくとも本当に月50万稼いでいるのか、100万稼いでいるのかはある程度わかってくる。

実際に僕が運営するブログ(https://freeter-life.com/)を例に手順を説明しましょう。

まず稼いでいると思われるページの順位をチェックしよう。稼いでいるページのチェック方法ですが、ある程度収益を上げられている人のブログであれば、サブコンテンツの中にある人気記事の一番上にあったり、記事下にリンクがあったり、ユーザーがアクセスしやすい位置にあるはずです。そのページにアフィリエイトリンクがあれば高確率で収益を支えているページです。

僕のブログの場合トップページにがっつりアフィリエイトリンクがあるのを見ての通り、収益のメインはトップページ、ついでサブコンテンツの人気記事の一番上にあるページです。

この2つのページからどういったキーワードを狙っているかを推測します。狙っているキーワードは通常タイトルタグ(記事タイトル)に入れるので、記事タイトルから推測して構いません。

このブログの場合、記事タイトルから、

・フリーター
・第二新卒
・既卒
・20代
・就職
・ジェイック

あたりのキーワードが見て取れますね。それらのキーワードを単一で、または二語を組み合わせて検索してみましょう。そこでそのサイト(ブログ)が引っかかったキーワードがあればそのブログのメインの収益ワードはそのキーワードの可能性が非常に高いです。

このブログの場合「フリーター 20代」で上位表示していることがわかる。

では次にそのキーワードで上位表示する価値はどらくらいなのか、をキーワードプランナーというツールを使って確認する。キーワードプランナーの使い方については下記ページを参考に。

※キーワードプランナーの使い方
https://keywordfinder.jp/blog/seo/kwplanner-effective-use/

キーワードプランナーで収益のメインと思われるキーワードの検索ボリューム(月間検索数)と入札単価をチェックしましょう。

現在キーワードプランナーは課金しないと月間検索ボリュームがおおよそ(1,000~10,000のような感じ)でしか見れませんがそれで十分。

フリーター20代は100程度となっています。

フリーター20代の入札単価は低価格帯が170円、高価格帯が417円となっています。

いずれもおおよそでしかわからないので概算を知るためにいずれも間をとって、検索ボリュームを100、入札単価は300円としましょう。

入札単価というのはおおよその広告費。あくまで概算ですが、Googleの検索結果の上下にある広告の1クリックの広告費のようなものであると考えて良いでしょう。厳密には実際の広告費と大きく乖離があることもありますが、今回「本当に稼げているか」がある程度わかれば良いのであくまで目安として、で捉えていただければ。

検索ボリュームが100で入札単価が300円であれば、上位表示すれば月間3万円稼ぐことができる計算になる(100×300=3万)、というのは早計で、実際は5000回検索されてもクリックされるのはそのうちの数%でしかありません。

クリックされる確率ですが、広告が多数出ているキーワードの場合、

1位表示:15~20%程度
2位表示:10%前後
3位表示:7~10%程度
4位~5位表示:5~6%程度

となっています。※複数の運営サイトの実績を基に算出。

フリーター20代というキーワードは現在4位表示だったため、クリック数は5程度と想定することができます。

これに入札単価300円を掛ければおおよその価値が出る。

300×5=1,500

フリーター20代で4位表示しているサイトのページの価値はおおよそ1500円となります。

この時点で少なくともこのブログは少なくとも1500円程度稼いでいる可能性があることが証明されます。ただしフリーター20代で上位表示していれば周辺の関連ワードでも上位表示していますし、別ページからの収益を考慮するとこの数倍程度の収益がある可能性は十分ある。あくまで概算でしか把握することはできません。

ただ、少なくともこの手順でページの価値をある程度図ることが可能です。メインで稼いでいると思われるキーワードの入札単価が数十円だったり、そもそも上位表示していると思われるページ、キーワードが見つからない場合、SEOによる収益ではない可能性が非常に高いです。

単純にそのブログの人気記事やおすすめ記事からアクセスのあるページを予測してそのページが上位表示されるキーワードで広告がどれだけ出稿されているかだけでも本当に稼いでいるブログかどうか分かるはずです。

※ちなみにこちらのブログ収益は2021年現在月間で3万前後。かつては30~40万円くらいはあったのですが(笑)

ただこのやり方で分かるのはあくまで公開されているブログでSEOで稼いでいるかどうかだけ。Twitterなどのソーシャルによる集客で稼いでいる分に関してはわかりません。

なので月間20万稼いでいるブログでも収益の大半がSNSからの流入であればブログを調査しても答えは出てこないでしょう。

ただ少なくとも本当にSEOがわかっている人なのか?

くらいはこれでわかります。


- ahrefsという強力なツールの活用 - 

他社サイトを分析するahrefsというツールを利用すれば上位表示しているキーワードを簡単に見ることができます。

ahrefsはライトプランで月額1万円ほどと決して安いものではないが、比較的精度が高く、そのサイトの流入キーワード、価値のあるキーワードを調査することができるため非常に強力です。

2021年12月現在、何をしているか

このnoteを最初に書いた頃はアフィリエイト収入でずっと生活していました。

月商で言えば平均200~250万くらい。2~3年くらいは200万を切ることはなかったです。

メインで稼いでいたサイトは2つで、2つともそのジャンルでかなり目立っていて、同ジャンルの競合サイトや広告主は知らない人がいないレベルでした。

ただ、個人的にどうしてもアフィリエイトに疲れてしまって、2020年4月頃にメインサイトの一つを売却。

同じ頃にもうひとつのメインだったサイトの売上が大きく下がったので、事実上アフィリエイトから撤退となりました。

そこからサイト制作やSEO対策、マーケティングと合わせて自社サービスも提供していて、今は不必要に多岐に渡って仕事をしています。

・自社サービス(アパレルのサブスク)
・ECサイト運営(アパレル、ジュエリー関連)
・受託で制作(サイト制作、ECサイト制作)
・SEO、マーケティングなど(受託)

という感じです。

SEOに関しては自社サービスのメディアで多少行っていて、現在月間6万PVくらいのメディアになっています。

それとあまり多くはないですが、受託コンサルタントも行っています。

これらを現在私ともう一人のスタッフですべて行っていて、とにかくやることが多い(けど儲からない・・・)。

という状況を続けています。

かなり大変ですが、自社のサブスクサービスも会員数がある程度増えてきて、なんとか生活できそうです(笑)

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