「整理整頓」×クリエイティブとは?

わたしたちJAMSTOREでは、お客様の広報物や販促物の制作をお手伝いする際、原則「整理整頓」をベースにお仕事をさせていただいています。

※以下、弊社aboutページより抜粋

「整理整頓」×クリエイティブ=JOY&MAKE(ワクワクするものづくり)

パンフレット、フライヤー、WEBサイト、動画。
ジャンルを問わず「整理整頓」を経て生まれたメディアは、 手にした時、なんだかとてもワクワクします。
誰に、何を、一番に、伝えたいのか。
 事業の強みも弱みも、整理整頓して、 【課題の見える化】をしてからつくったメディアは 見る人の心にグッとくるから。 うわべだけの美しさではなく、進むべき道が見えている、 そんな自信を帯びているからグッとくる。 だから心底ワクワクするのです、 メディアを作る側も、作られる側も、 もちろんメッセージを伝えたい、まだ見ぬ誰かも。
 整理整頓+クリエイティブで、企業様とともに 新たな一歩をワクワクしながら踏み出したい。 それがJAMSTORE流クリエイティブです。

こんな風に考えながらお仕事をしています。
最終的な「目的」を目指すフローを図解すると、こんな感じ。

今回はこの「整理整頓」から「プレ/プロデュース」、そして企業の思いがカタチになる「クリエイティブ(各種メディア制作)」までの、3段階のプロセスをわかりやすくご説明したいと思います
つまり、「具体的に何をどうしてくれるの?」という、お客様からよくいただくご質問にお答えしつつ、その重要性をお伝えできればと思っています。

1:整理整頓ーーーーー

・クライアント様の現状や思い、課題など、我々創り手が理解を深めさせていただく段階です。この最初のスタート地点で理解が浅かったり認識が違っていたりすると、最終的な着地点に大きくズレが生じます。
・基本は対面でヒアリングを。長年、インタビュアーとして様々な企業様、個人様と向き合ってきました松本が直接、じっくり膝突き合わせてお話を伺います。時間にすると平均約1時間〜1時間半ほどでしょうか。結果的に、2時間近くお話してくださるお客様も少なくありません。

・最近では、この「整理整頓」に使うインタビューテクニックを、一般の方が仕事やプライベートでご活用いただけるよう、シンプルな手法にまとめて「インタビュー活用術」として、企業研修やセミナーでお伝えさせていただいています。
※過去セミナー例↓

<ヒアリングを通じて見えてくること>
・現状と課題
私はコンサルではないので、企業様がこれから進むべき道を断言したり、指図したりすることまでは出来ません。
ただ願わくば、一緒に事業を生み出すチームの一員になるつもりでお仕事させていただきたい。だからこそ、当事者には気づきにくい課題も、客観視しづらい現実も、ヒアリングを通じて明るみにしていくことが私の任務だと考えています。

・企業の強み・魅力
ヒアリングすると、どの企業でもそれぞれに強みは絶対見えてきます。ヒアリングしてて一番私たちが嬉しいと感じるのは、この強みや魅力が見えてきたときかもしれません。なぜなら次の一手が見えてくるから。
ほら、占いでも自分のいいところ言われると嬉しかったりしませんか?いいとこ見つけてもらったら、自信が湧いてきたりしませんか?企業も同じかなと。
もちろん占いとか、確率論、一般論ではなく、インタビュー活用術を駆使したヒアリングで、確実に、御社のことを見つめていきます。
当然ながら、弱点や課題も浮き彫りになってきます。
強みも弱みも現状と未来も、一緒に言語化していくからこそ価値があると考えています。

<具体的な作業内容>

・打ち合わせ(訪問及びビデオチャット✕平均2回)
・ヒアリング後の課題・強み整理
 (情報のテキスト化。ケースによっては図解などでビジュアル化も)
・ペルソナ設定
 (誰にとってその企業は、商品は、なにが魅力的なのか?狙うべき顧客・ターゲットは誰なのか?を明確に)


2:プレ・プロデュースーーーーー

・最初の整理整頓が終わったら、今度は「すべきこと」を考えていきます。
・いわばひとつひとつ、個別の制作物を作り出す前の準備段階です。
・必要に応じて、商品企画・売り方へアイデア出し・ブレストも、一緒に行っていきます。「整理整頓」で良いも悪いも、互いに共有させていただく仲になるのです。「はい、あとは頑張ってね」と、冷酷に手放すことってなかなかできないのです‥(少なくとも私は)。
目指すべき未来も一緒に模索していけると、心底楽しいお仕事になりそうだなと考えています
つくるべきメディアの選定もここでしていきます。アウトプットすべき先がWEBなら、サイトのグローバルナビにも汎用できる情報発信の構成を考えたり、項目名やカテゴライズを考えたり。パンフならページ展開や優先順位を考えたり、情報の取捨選択をしたり。メディアミックスなら、各媒体で担う領域・目的を整理したり。
・これもすべて「整理整頓」を経ていれば、たくさんの人が関わっても、思いのほか時間が経っても、常に軸がブレることなく進められます

<具体的な作業内容>
・キーワード選定(全員の認識・ベクトルを一致させるため。軸のブレを防ぐため。)
 ※キーワードが抽象的であれば、関係者全員で頭の中を一致させるため具現化も必要。例えば、「可愛い」という雰囲気にする、と決めたとして。それはどう可愛いのか?色は?テイストは?支持される世代は‥?などなどビジュアルも使いつつ具体化。
・メディア選定(紙媒体?WEB?動画?イベント?それとも‥?どの手法使う?)
・各メディアの構成企画(どんな順番で伝える?何に重きをおいて伝える?雰囲気は?
・(必要に応じて)商品企画・売り方へアイデア出し・ブレスト


3:クリエイティブ(各種メディア制作)ーーーーー

・ここまできてやっと、実際の制作に着手します。
・クリエイティブ作業は大きく分けて以下2つです

1:クリエイティブ・ディレクション
2:実制作

<具体的な作業内容>
1:クリエイティブ・ディレクション

松本がプロデューサーとして担当する領域です。案件の規模に応じて、関わる期間は1ヶ月〜1年まで大きく異なります。
 ・最適な布陣構築(メンバーのアサイン)
 ・「目的」までブレることなき誘導
 ・制作物の品質担保  
などを行います。
プレ・プロデュースで明確にしたキーワードが、ちゃんと選定したメディアでカタチになっているか、それはワクワクする代物か、納品するまで追いかけ続けます。

2:実制作
デザイナーやライターなど、弊社クリエイター陣が担当する領域です
・タグラインやキャッチコピーの作成。
・ロゴ制作などのCI
・パンフレットなど紙媒体の企画ディレクション・デザイン・ライティング
・WEBメディアの制作(企画・ディレクション・デザイン・ライティング)
・WEBメディアの記事運用(企画・ディレクション・ライティング)
 などを行います。

※以下外部との協業になりますが、以下も対応しています
WEBコンサル:キーワードの抽出や、執筆する記事提案など


●まとめ

単にデザインをおこしたり、文章を書いたりするだけではなく、
「整理整頓」ありきで、誠実に、ものづくりと向き合いたい。
本来の目的を見失い、パンフやWEBサイトなど、制作物をつくること自体が目的にならないように。
ご発注いただいた、その根底にある企業様の思い・願いが埋もれてしまわないように。

長文お読みくださりありがとうございました。

※参考>以下弊社サイトです
http://jamstore-web.com/about/

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