ベースは、オンラインオフィス

みなさんのオフィスってどこにありますか？弊社は登記上、大阪市北区梅田に構えてはいますが（もちろん架空じゃないですよｗ）、いつもの業務はオンライン・オフィスが基本。みんなが「おはよーございまーす」と、言いながら出社してくるのは、ビデオチャットの中です。

日により、時間により、人数は違えどだいたいこんな感じ。でも、どの会社もそうですよね、オフィスって。朝はみんなワサワサいるけど、日中のフロアはみんな出払っててガランとしていたり。オンラインになってもそれは一緒です。

松本はこの時、出張行く途中の新幹線の中から出社してました。（車中ではイヤホンで音を聞き、声は発さないよう乗車マナーには配慮しております）

仕事中、カタカタと他人が叩くキーボード音が聞こえたり、AさんとBさんが仕事のやりとりしてるのが聞こえたり、集中して会議したい時は、別の部屋（別のチャット）に移動したり。

このスタイルを採用してから、テキストベースのチャットだけよりも、いつも誰かが隣で仕事しているような…、そんな空気の中で働けています。

幹部会議は、オフラインで

でも、まったく誰ともリアルに会うことがないってワケでもなく。幹部会議は隔週で、一箇所に集まってやっています。

こんな感じ。

場所は本町のうちがお願いしている会計事務所さんのワークスペース。顧問先なら無料で利用させていただけるんです。（これ…ほんと素晴らしいサービスですよね…！この顧客囲い込み…イヤほんと素晴らしい発想…。）

写真に映っているのは弊社マネージャー陣（女性メンバー）と、昨年秋からアライアンス組ませていただいている、株式会社美販の尾寅社長様（男性、弊社執行役員としてコンサルティングに入ってくださっています）。

毎回、会議前に議題をあげといて各々目通し。2時間の会議が終わるまでに、各答えを模索していきます。

壁一面のホワイトボードに思いついたことを、あーでもないこーでもないといいつつ図解していったり、ボディランゲージ加えつつ、意見出し合ったり。

「これはなんでこうなの？」「これは●●だから、こうだよね」「いやでもそれはつまり、こゆことでしょ（ボードに図解を描きなぐり）」
「え、でもそうしたら○○にならへん？」「いや、松本さん、それはちゃうで！」「いやでも、これは●○じゃないですか？！」「うん、でも●○だけど、◎◎すべきでもあるんちゃう？」「そうっすね、いやそーっすね、、、ーうーむ・・・」（略）

てな具合に。会議時間は2時間できっちり終了。時間決めておくと、結構答えって出るもんで。毎回、比較的次のtodoが見えて終わっています。

ちなみに、尾寅さんが幹部MTGに入ってくださるようになってから、以前よりも自分たちのベクトルが明確になって、経営も会議自体も面白くなってきました。ただのコンサルじゃなく、ご自身も経営者として努力・成功されていらっしゃる方の生きたご意見って、とても貴重で。もちろん、どんな意見をもらっても正解にするかしないかは、自分たち次第なんですけどね。
客観的な大先輩の意見を、自社経営に咀嚼しつつ取り入れられることで、多角的な判断ができるし、なにより勇気も自信も湧いてきます。
（尾寅さんいつもありがとうございます！）

大事なのは、場所つくりじゃなくて、
「空気つくり」なんじゃないかと思う

オフラインオフィスでも、オンラインオフィスでも、その場所がどこにあるか、はたまた場所があるのかないのか、そこはもうどっちでもよくて。

本来の仕事が捗るための「空気」があるかないか、そこが大事なんじゃないかと思っています。

オンラインオフィスで、子育てしたり、Wワークしてる仲間と繋がる。孤独・孤立しないで働く。仕事の合間に交わす、何気ない会話。チャット内で誰かがしている会話に「ナニソレ！？」って首つっこめる。一緒に笑う。切り替えて集中する。

オフラインオフィスで、円卓に座って、壁に一緒に殴り書きしながら話す。（ま、オンラインでも画面共有しながらできるけど）。ミュートに出来ない息遣い、表情、感情、勢いが伝わる。
自分が今日1日、ここで過ごしたい！と思えるオサレな空間で、会議したり仕事したり出来る。（オフラインはこれ大事ちゃうかと。しつこいですが会計事務所さんのワークスペース、ほんとオススメ）
仕事仲間に会うのが楽しみになる。（リモートワークで会わないのが基本なので、会えるとなると仕事も会議も、結構楽しみになる）

場所があっても居心地や雰囲気がわるかったり、メンバーの私生活に無理が生じるくらいなら、要らない。結果的に、仕事の効率落ちるから。
仕事の中身やメンバーの構成に応じて、柔軟に変化できるといい。

オフィス＝場所だ、とハコありきで考えるからややこしい。
オフィスには、仕事がしたくなる空気、仕事が楽しくなる空気があればいい。有形無形は関係ないな、と。

その空気を創るために、自分の組織ではなにが必要なのか。組織によって、その答えはきっと違うはずで。うちの場合はオンラインオフィスとオフラインの素敵なワークスペース（かつ子連れOK）、これが必要だった、というだけ。

今月の月１の共有会は、結構たくさんのメンバーがオフラインで集まる予定。いまから会えるのが楽しみです。