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時間が醸し出すもの

忙しいわけでもなく、日々の雑用にバタバタした1月でした。

昨秋仕込んだ柿酢を絞りました。
取ってきた(買ってきた)柿を、ヘタを取って瓶に詰めて、柔らかくなったら適当にかき回すだけです。
そのかき回すをの年初からさぼってました。白いゴム状のもの、消しゴムのような、餅のようなものが2センチほどできていました。調べてみると、酢酸菌のかたまり。柿酢が出来上がったということなんだそうです。
4リットルの保存瓶3本で、絞れたのは、4リットル。ちゃんと毎日かき混ぜて、年末くらいに絞っていたら、もっと多く絞れらかもしれませんね。反省。
とはいうものの、4リットルで市販されている価格は2万円!それがほぼタダで出来たわけです。美味しい柿酢になるには、あと1年寝かさないといけません。このてまひまが、市場に出るとお金に換算されるわけですね。こういうということが、田舎暮らしの醍醐味で、ホントの贅沢な時間、ということでもありますね。
柿酢の隣は、秋に漬け込んだ「マタタビ」酒。これも山に取りにいかないといけませんし、普通は流通してないですよね。たまたま通った直売所で見つけました。滋養強壮に良いそうで、もうちょっとしたら実を取り出して、味噌に漬けると美味しいそうです。

昨冬は、大量に切り干し大根を作りました。まだ昨年のストックがあるので、今年は作らず、何か違うことをしようと、近くの直売所を回るのが、楽しいです。あと1ヶ月待つと、浜にワカメが流れてきます。茎わかめの醤油漬けは、ご飯にも酒の肴にも好評です。高菜もそろそろ漬ける準備もしないと。
せっかくの田舎暮らしですので、こういうことをたくさん楽しみたいものです。

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