Each of Voice.2023 参加報告
10/22 横浜産貿ホール「マネリア」で開催された即売会イベント「Each of Voice.2023」のサークル参加報告です。
Each of Voice.とは
合成音声キャラクターのオンリーイベントの集合体として、2017年から開催されていた同人即売会です。コロナ禍でのオンラインイベントを含め今年で6回目の開催となります。
キャラクターに主眼を置き、小規模オンリーを集めて大きなイベントとして盛り上げる。そうした取り組みの中でキャラ好きや創作者の交流の場であり続けましたが、今回の開催をもって「役目を終えた」として最後の開催となりました。
Each of Voice.2023として開催された各オンリーイベントは下記となります。
IA Revolution Ⅹ
CeVIO SUMMIT7
jamバンドセッション7
ウナが宇宙でNO.1!6
両手いっぱいの花束を君たちへ4
Monochrome Font3
僕はこの中のガイノイドキャラクターのオンリーである「両手いっぱいの花束を君たちへ4」枠での参加でした。
ガイノイドキャラクターとは、かつて存在した吉本興業系列のボーカロイドライブラリーメーカーであった「ガイノイド」(現在はレーベルとして存続)から世に送り出されたキャラクター(v_flower/Talk flower、心華、鳴花ヒメ・鳴花ミコト)及び、インクストゥエンターから販売されているCi flowerをひっくるめた総称というのが一般的です。
キャラオンリーの即売会ということで、ボーマスとは異なり「ボカロの中でも、VOCALOID音楽がメインの興味ではない」「Talk系合成音声キャラクター好き」という層が集まるイベントと言えます。中心・花形となるのは、グッズや同人本といったキャラクターを全面に出したサークルです。
参加にあたり
今年はflowerシリーズの新製品であるCi flowerが発売されたこともあり、flowerは徐々にですがまたファン層を増やしつつあります。またコロナ禍からの脱出に伴い、サークルとして即売会に参加したいflower系の創作主も増加の傾向にあります。
flowerの創作界隈も他の例に漏れず、横のつながりがあります。今回は新参のサークルと共に複数のサークル参加者がネット上の某所に籠り、準備段階からたくさんの会話やアイデア出し、相談など、合宿さながらの日々を過ごしてきました。グッズ系サークルの創作の様子を側から見れたりと、本番に向けての熱の高まりようを受けながら当日を迎えました。
僕の方は、夏に新譜が出来上がっていることもあり、自分の準備というよりは新参サークルからの質問に回答したり提案を出したり、ボイスコネクトなど他の類似即売会の様子や傾向を報告したりとをしながら過ごしていました。
頒布内容と当日の様子
今回も、新譜「Wish and Endings」および昨年のアルバム「Bouquet」「流星到来!」の3作品での参加となりました。「Bouquet」に関しては既に残り3部となっており、今回で完売することを見込んでいました。
お品書きは今回のイベントに合わせて、キャラクターを大きめに配置しています。音楽性の要素よりも、キャラクター好きの目を惹くことを心がけています。
そうして迎えた当日ですが、共に準備期間を過ごした新参サークルがやってくれました! 開場の瞬間に大行列で、「あー、これは(笑)」と同担のサークル主たちで生温かい目で声援を送っていた感じです。各ガイノイドキャラクターのコスプレに扮した本人たちは、それこそ必死で「欲しいものが買いに行けない!」と叫びながら即売対応をしていました。
そうしているうちに、徐々にグッズや同人本サークルにも人が並び始めました。音楽サークルはここでは一番後回しですね。僕もこのタイミングでグッズの買い物に回りました。
話が趣味にそれましたね(笑)。ブースの方は、いつも来てくれる方たちがご挨拶に来たり、ボーマス等には来られない方達がCDを買っていってくれたりしました。「Bouquet」は想定通り完売となりました。最終的にはボーカロイド音楽メインの即売会に比べるとややおとなしめの実績で終了しました。
まとめ
振り返ると……そうですね、最大の想定外は新参サークルの予想を超えた人気っぷりでした。来場者の全ての目が、そちらに行ってしまった事実は避けて通れません。僕もキャラ人気に甘えることなく、キャラオンリーに相応しい目を引く要素を用意しておくべきだったのかもしれません。
来年も同じくキャラオンリーの即売会であるボイスコネクトなどで同じことが起こる可能性が予想されます。僕の方でも対策をしっかりと練っておくことを頭に入れて今回の報告を終わりにします。
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