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部屋の壁紙についたにおいを取る方法(注:実験レベル)

部屋の壁紙についたにおいを取る方法:実験レベルで試してみる

におい、香りを扱う技術のひとつ「溶かす技術」

ご相談があったので、「私だったらこうする」と思う手段をふたつご紹介します。
チャレンジする前に、必ず最後までこの記事を読んでから始めてくださいね。色々注意点もあるので・・・・・・。

まずはじめに注意事項です。
ご紹介する方法は、確実に不具合なく、という保証できません。
私自身がいつもそうです。自分で実験するからには、自己責任で色々トライしています。
ご紹介する方法も、私ならこれを試してみるという方法です。
そのため、何か不具合が起こっても責任持てません。
試すのであれば、あくまでも自己責任でお願いいたします。
それを踏まえて、試してみようと思う方は、あまり無理せず、もし、不具合が起きたときはすぐに中断してくださいね。まずは目立たないところで試してから続けてください。

ではまずはじめに、今回は壁紙と言うことなのでハードルが上がっています。
壁紙の前提として壁紙は紙である。
壁紙がこすれて汚くなる、はげるなどの可能性があります。見えないところで試してから進めてください。

まず、香料を含むフレグランスをこぼしたなど、液体をこぼしたときを想定して続けます。

におい、香りをコントロールする技術のひとつに「溶かし込む」があります。
におい、香りは一度何かに溶かし込んでから扱えば、扱いやすくなります。

私のイメージとしては、汚いところを除菌する方法に似ています。

1つ目にご紹介する方法
ウエットティッシュでアルコールを高濃度で含有しているもの、しかも無香料のものを用意します。
キッチンペーパーを用意します。
キッチンペーパー又は、厚手で水分を吸収できる紙でも構いません。色つきは避けてください。
方法はアルコール含有ウエットティッシュで拭き取るというもの。
アルコールは、フレグランスの希釈剤に使われているように香料を溶かし込みます。その原理を使って、アルコール含有のウエットティッシュで拭き、アルコールに一瞬香料を溶かし込みそのまま拭き取るというもの。擦らず押さえるように、軽く叩くように、吸い取るようにをイメージして、キッチンペーパーで拭き取ります。私は普段こんな感じで、自宅では香りを拭き取っています。
アルコールウエットティッシュ(グーグル検索)

デメリットとして、光沢のあるワックスなどかけたものは、光沢がなくなることがあるので気をつけてください。アルコールは、油分を溶かしてしまいますので、それがメリットであり、デメリットとなります。印刷してある面などは印刷が取れてしまうこともありますので注意してください。
無理せず、自己責任でまずは、目立たない見えない部分から試してください。

2つ目の方法です。こちらの方が適しているかもしれません。
アルカリ電解水を使って、拭き取るという方法。
まずは、ネットでアルカリ電解水と検索すると製品が出てきますので調べてみてください。
アルカリ電解水(グーグル検索)
基本的には主成分は水です。水がアルカリに偏っている水です。塩分などが入っていますが、洗剤と違って泡立つたり、洗剤の成分が残らないのが利点です。

ただ、素手で扱うと手の油分をとってしまいます。また、アルカリに偏っているため、指がヌルヌルする事があります。これは、アルカリ性温泉に入ったときと一緒です。美人の湯と言われているアルカリ性の温泉もわずかに皮膚を溶かすので角質が取れてツルツルになります。気になる方はゴム手袋など使って保護してくださいね。

ガスコンロの油やコンロまわりの壁などアルカリ電解水を拭きかけると油分が溶けるようにきれいになります。
キッチンペーパーなどの厚手の紙や、きれいなぞうきんなどに吹きかけて汚れを拭くように拭いてみると汚れと一緒ににおいも取れます。
壁紙というように、紙に吹きかけて擦りすぎるとボロボロ剥がれるときがあるので注意してください。

壁紙についたにおいの場合、壁紙全体となると範囲が広いので、どこまで改善できるかわかりませんが役に立つと思います。

これに似た原理で香料を作る方法があります。ジャスミン香料などのアブソリュートという溶剤抽出で作る香料です。ジャスミンの花を脂の上に乗せて置いておくと香りが脂に移ります。そしてその香りを溶剤に溶かして、溶剤を飛ばして、香りだけをとるという方法。
アルコールも香り成分を溶かし込むので似たような原理です。

アルカリ電解水は、油分や汚れを溶かします。
におい成分や香料は基本、油性成分が多いので溶かします。溶かしたところで拭き取ると取り除けるという原理です。
ご相談内容である、「壁紙についたにおい」をどこまで取ることができるかわかりませんが、私ならこれらを試してみます。

無理せず、試してくださいね。あまり役に立たないときは、即中止してくださいね。壁紙を汚してしまうだけになるかもしれないので。

アルカリ電解水について他者意見を・・・
参考サイトのURL
http://sesuki.com/2017/05/17/post-511/

その他アルカリ電解水についてネットで調べて、納得の上、試してみることをオススメします。

ちょっとご相談があったので、ご紹介しました。

ちなみにアルカリ電解水、汚れがきれいに取れる分、あまりによごれた汚い壁などでは、きれいになったところが線状にきれいになります。汚いところと、きれいになったところの境界がわかるようになるときがあります。
きれいなところ、汚いところがくっきり分かれるので目立ってしまいます。注意してください。

「私ならこうする」新しい実験シリーズみたいになりましたが、普段やっていることをそのまま文字にしました。

におい香りの実験シリーズ「試してみた、私ならこうする」いかがでしょうか?
アリですかね?アリでしたら「いいね」でもつけてくださいね(^^)

以上、ご参考になれば。
長文おつきあいありがとうございました。

#におい取り #悪臭 #香り実験室 #嗅覚実験室 #コラム

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