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調香師とアロマテラピーと嗅ぎトレ

個人的印象ですが、製品の香りを創る調香師や香料業界は、アロマテラピー業界と大きく交わる部分がないと思っていました。

出版をしてから、私の方が医療関連の業界に寄っていき、最近では「アロマテラピー業界にいる人にも役立つ内容なのかもしれない」と思い始めています。

アロマテラピー的考え方は、天然精油の香りと効果効能に重点を置いていると思います。

香料業界は、基本的に嗅覚で感じるにおいや香り重視です。
効果効能よりも、どんなにおいに感じてもらうかに重点を置いています。

そこが大きな違い。

「違いをお互い足りないところ」と捉えると、においや香りの効果に重点を置いた「嗅ぎトレ」は、お互いの橋渡しをするものではないか、と思い始めました。

天然精油にフォーカスしたアロマテラピー。
天然精油に含まれるにおい成分にも注目した「嗅ぎトレ」。

ようはアロマテラピーではあまり踏み込まれていない領域を、アロマテラピーに通ずる視点で捉えた内容というところ。

出版前は、アロマテラピー関連の書籍と違う、という意識を持っていました。
しかし、感想をいただく方は少なからずアロマテラピーに興味のある方が多い。

においや香りの効果に興味を持ち始めると、はじめに通る道の途中にアロマテラピーが必ずある、という印象を持ちました。

体の健康、メンタルを考えるとき、アロマテラピーというおおきな枠の前に、「○○の香りで・・・・」という考えが世の中にすでに根付いてます。
ミントの香りですっきり、ラベンダーの香りでリラックス、など。天然精油の香りでなんとかしようというモチベーションが自然にあるのではないか?

そんな肌感覚を得ましたので、その流れを受け入れよう!という考えが芽生えました。

アロマテラピーに興味のある方にもわかる視点で情報を集めていけたらと思っています。

においや香りの調香師視点+アロマテラピー視点

何か新しいものができそうです。

ご興味がありましたらフォローいただけるとうれしいです。

#コラム #嗅ぎトレ #アロマテラピー #健康  


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