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嫌なニオイをとる方法

嫌なニオイを取りたいと思う状況には、大きく分けてふたつあると思います。

1.嫌なニオイが不幸なことに、物や自分に付いてしまった場合
2.嫌なニオイの発生源があり、発生源をどうにかしない限り嫌なニオイが消えない場合

それぞれニオイの消し方が違うので、具体的にみていきましょう。

1.嫌なニオイがついてしまった場合

基本は、拭き取りです。
拭き取る方法にはいくつかあります。

ほとんどがあたりまえのことかもしれませんが、お付き合いください。

・手などの場合は、基本的ですが石鹸などで洗います。
・濡れたふきん、布などで拭き取ります。これはこぼした場合などに有効です。
・アルコールを使って拭き取ります。アルコールがあれば、吹きかけて布などで拭き取る。アルコールを持っていない場合、アルコール含有の濡れティッシュを常備しておくと便利です。ニオイの元になる成分は、大抵アルコールに溶け込みます。アルコールに溶かして拭き取るとニオイは少なくなります。
・アルカリ性のアルカリ電解水を使って拭き取ります。アルカリ電解水は色々売っています。具体的にひとつ商品名を挙げてみます。レックという会社の水の激落ちくんという商品です。油分を溶かしてくれます。ニオイの物質は油系のものがあるので、溶かしてくれます。これを吹きかけ、そして拭き取ります。
・そのほか、洗剤もあるのですが、最後に水拭きしないといけないものが多いので3つの方法をオススメします。

注意点として、アルコールの場合、床や机などワックスがかけてあるものは、ワックス、コーティングまで剥がしてしまうので気をつけてください。その場合は、水系のアルカリ電解水をオススメします。

香料は、アルコールに希釈して使用することがあるので、アルコールがオススメなのですが、使う素材によってはNGなので気をつけてください。
私は仕事柄、小さなスプレーボトルにアルコールを入れて、フレグランスのように持ち歩いています。

2.嫌なニオイの発生源があり、発生源をどうにかしない限り嫌なニオイが消えない場合

2番目の方法は、確実に除菌するという方法です。

まず発生源を突き止めましょう。
具体例としては、生ゴミのニオイなどがあります。
実体験では、明らかに何かが腐ったニオイがするのですが、どこからするのかわからない事がありました。突き止めると小さな玉ねぎが、引き出しの後ろに落ちていて腐っていました・・・。
まずは、その発生源を取り去ります。
そして、アルコールでまわりを拭き取ります。除菌のためです。
このような場合は、何かが腐る=微生物やカビなどが発生しているので、取り除いただけでは、収まりません。きちんと除菌をすることが大切です。

別の例としては、排水溝のニオイ。これもきれいにするのが鉄則ですが、やはり微生物やカビなどが見た目ではみえなくてもなくならないので、きっちり除菌します。
次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めて除菌します。
知らない人には、次亜塩素酸ナトリウムといってもわかりにくいですね。商品例を挙げるとハイターなどです。
ここでは、キッチン漂白剤と呼びます。

ふきんなどもニオイが取れないことがあります。ふきんやタオルで手を拭いたら手がクサくなったなんてことありませんか?
これも、ふきんについた微生物やカビが原因です。微生物やカビがいるといろんなものをえさとして分解し、その結果、嫌なニオイを出すのです。
これも、除菌して、ニオイの原因を取り除くことで無臭になります。
ただし、ふきんやタオルに色柄があるときは気をつけてください。色落ちすることがあります。薄めて使うと色落ちしにくいです。私は、キッチン漂白剤をプラスチックのボウルに入れて水で薄めて、ふきんをつけ置きします。そして、最後に水でしっかり濯ぎます。

同じようなことは、次のものにも言えます。
コップで水を飲もうとしたらなんか水がまずい。そんな経験ありませんか?
こんな時もコップをキッチン漂白剤を使って、除菌するとニオイがなくなります。同様にカップや食器洗い用のスポンジなどにも使えます。
この方法は、台所をよく使う方には、知ってます。当たり前です。という方法ですね。

台所まわりのニオイは、キッチン漂白剤を使ってニオイを原因から取り除く

ただし、キッチン漂白剤は、アルカリ性なので指や皮膚ついた場合、ヌルヌルと溶かしていきます。美人の湯といわれるアルカリ性の温泉も同様の原理です。
使用する製品の注意書きをよく読んでから使ってくださいね。原液は濃いので危険です。

普段の生活で気になるニオイは大抵この2つの方法で解決できると思います。

これからの嫌なニオイが気になる時期、役に立つことがあると思います。

知っている方には当たり前のことでしたね・・・・。

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#エッセイ #コラム



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