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勉強する気になれない時、簡単にやる気が出てくる、たったひとつのシンプルな方法

「平日は仕事で疲れて、勉強する気がどうも起きない」
「休日はついついダラダラしてしまって、気づいたら夜になっている」
「いつまでたってもやる気になれない」
「今日は仕方がない、明日から頑張ろう」


仕事をしながら勉強もするのは大変ですよね。僕が運営している勉強カフェの利用者の大半は会社員の方でして、平日夜間や土日の稼働がもっとも高くなります。

1日8時間お仕事して、さらに数時間勉強しようと勉強カフェにいらっしゃる姿をみる度に、頑張る皆さんのそれぞれの目標にぜひとも到達して欲しいと思います。勉強を続けることは、本当に素晴らしいことだから。

ですが、現実として、冒頭に書いたように思うことってあると思うんです。人間は弱い生き物ですから。さて、こと勉強となるとやる気を出して頑張る、気合でやるなどと精神論に傾きがちです。僕も「やる気がでないんですよねー」という相談?愚痴?を受けることもあるんですが、やる気を出す効果的な方法、あります。


やる気がでないときは、始めてみる

勉強しなければなのに、なかなかスイッチが入らない時。簡単に勉強が始められる方法は、「実際に勉強を始める」ことです。

「なんだよそんなことかよ」って感じかと思いますが、脳科学的から説明ができます。人間の大脳辺縁系の大脳の中心部に側坐核という箇所があります。行動(勉強)することで、側坐核が活性化し、やる気のもととなるドーパミンが分泌されます。そして、このドーパミンは待っていても分泌されないんですね。

部屋の掃除をしていたら、だんだん乗ってきて気づいたら1時間も掃除してたという経験、ありますよね?あれと同じです。そもそも歩き出そうとして、小さな決意でもって1歩を歩きだして、1歩で足を止めるほうが面倒ですよね。そのまま2,3歩と歩き続けますよね。

勉強も同様です。どうしてもやる気がでないときは、1分だけやろうと決めて、始めてみましょう。きっと1分よりも少し続くはずです。始めてすぐに止めるのも面倒に思うはずです。僕も毎日本を読むという目標を持っていますが、仕事が詰まっている時や、帰宅時間が遅くなり決めている就寝時間すら過ぎている時は、正直とてもそこから読書する気になりません。でも本を読むという習慣目標を設定しているので、そんな日でもクリアしなければならない。しないと自分に負けてしまう。

で、実は僕の目標の達成基準は、たった「1日2ページ」です。最低2ページならクリアできます。もちろん毎日2ページだけ読むわけじゃなくて、そのまま集中して100ページとか1冊とか読むこともあります。そうできればもちろんそれがいいし、できないときでも、2ページさえ読めれば、僕は我が家のリビングに貼ってある「がんばったことチェック表」にごほうびのシールを堂々と貼ることができるのです笑。ちなみになぜ、どんな時間が無いときでも読書をすることにしているかというと、睡眠前に本を読むことは脳科学的に効率的な行動だからです。(これは長くなるのでまた後日書きます)

参考までにこの「1日2ページ」というのは、この本に書いてあったことをそのまま真似てやっています。いわゆる三日坊主になりがちであまり習慣化に自身が無い方におすすめな本ですね。

話を戻すと、勉強したくないなーってとき、あると思います。疲れたときはあんまり勉強したくならないですよね。でも、とりあえず1分だけやってみましょう。本のページを開いてみましょう。単語1個だけ覚えてみましょう。1問だけ解いてみましょう。1個でいいんです。1問解いてみたら、2問、3問いけそうであればすればいいんです。1問解いてみたけどやっぱり微妙と感じたら、辞めたらいいんです。そして続けたことを記録しましょう。今日も立派に勉強を続けられたのですから。

そしてこの1分でも毎日続けたという事実が、習慣化へと繋がっていきます。