3:04、徹夜は思考を不味くする
俺以前も夢で一本書かなかったか?
あと相当どうでもいいんだが開かないで見れる記事はどこまで見えてるんだ。
夢を見ている自分を認識できない。それは少しばかり恐ろしいことで、そうはいっても諦めのつくことだ。
夢の中では嗅覚が働かない。いや、そもそも存在しない。だから起きれば分かる。現実に手が届く。
人間を越えることはない。多分それは私が自分自身に求める能力の限界値なんだろう。そういえば命を奪うこともない。所詮はそこら辺に転がる石ころのようなもの、どこにでもいるコモン。
ああ、突然時空が滅茶苦茶になることはある。だがそれは夢が勝手にやっていることで俺の能力ではない。
筋肉痛は夢に侵食してくる。ふくらはぎが痛む夜は苦無で刺された。アキレス腱が痛む夜は鋏で切られた。痛みを伴う夢は一生慣れないだろう。平和だし。
ありがたいことに、空しい夢は見ない。
最近は悪夢が多い。被害妄想激しい人間なので自分が傷つく夢になる。
夢で人生が壊れることはないと信じきっている。
そうとも。みんなそんじょそこらにいるただのガキ。夢の中で翼を広げ現実で羽ばたく。なら僕は?夢でさえ翼を持てないなら現実ではどうなる?なんて、な。
夢は一本のトレーラーのようだとつくづく思う。あるいは、VR。トレーラーならばせめて続編待ちのやつを見せてはくれないか?こっちは10年近く待ってるんだ。
そろそろ寝た方がいい。夢はいつかそこにある。
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