他の芸人はオール吉本勢。

  だから雛壇の席は、いつもの如くテレビにあまり写らない端っこと思っていた。そしたら司会席に一番近くで、オール阪神巨人師匠の真後ろとは。巨人師匠がお偉いさんに、ランジャタイは僕らの後ろでと言ってくれたのかな？だとしたらありがとうございます。テレビにめちゃくちゃ映ってた。うれしい。

   国崎さんは冒頭から坊主頭で登場。最後まで。今日はカツラぼけはしないってことかな。数えきれないくらいしてるから手数がなくなったのかも。ていうか、もう飽きた？あれ？よくよく考えると坊主頭でどうして出るの？カツラがある方が自然だと思うけど。勝手な予想をすると、カツラで登場→カツラを取る→笑いが起こらず。坊主頭でいたら少しは笑いが起こるかもと、そのまま収録を続けた？なんで坊主やねん、とかミキのお兄ちゃんが冒頭に言いそうなのにそれがなかったってことは、カツラ被っていたことは闇に葬られてるのかな（１２日１５日放送のランジャタイによるとでは、国崎さんは冒頭から坊主頭でした。これからもっと寒くなるのに、どうしてそういう選択をするのよ。寒いのうんぬんよりも笑いを取るんだ。カツラぼけは封印やな。ほんとに風邪ひくで）。それから、他の出演者のかたへの『（全員）元スマップ？』のボケが驚くくらいすべってた。他の芸人さんたちが、はははって軽く笑う感じ。国崎さんがすべるなんてびっくりしたし、初めて見た。すべっても平気～～って国崎さんは言ってるけど、あれはさすがに冷や汗かいたと思う。

   VTRの NHK上方漫才コンテストの優勝コンビに降りかかる紙吹雪を見ていたら、吉本ってすごいなと思った。山のようにいる芸人のなかで揉まれまくって成長して頭ひとつ抜きんで、でも才能がないことに気がついて辞める芸人もいるだろうし、続けることを決めた芸人はブラッシュアップして、賞レースで優勝できる。才能があっても努力しても優勝できないコンビもいる。ランジャタイに足りないことはこれだと思う。ロケに行って、スタジオで先輩芸人に手厳しいことを言われるとか、営業先でお客さんにおもしろくねえぞとかヤジをさんざん飛ばされるとか。揉まれなくてもサンドイッチマンはＭ１で優勝できたけど。

  ユーチューブ『粗品のロケ』で粗品さんは、ザ・セカンドのことを聞かれて口を濁していた。（結成して）１５年以内に成功してないコンビ（の漫才は）あんま（り）やったし、微妙だったと。オールザッツ漫才を１９歳で、Ｍ１を２５歳でそしてＲ１を２６歳（Ｍ１もＲ１も最年少）で優勝したエリートの粗品さんからすると、努力が足らないとかやり方が間違っている、そもそも才能がないと思っていると思う。ちなみにＲ１で優勝後のユーチューブで、この先は若さではもう勝負できない。３０代で売れんのは当たり前と言っていたらしい。らしいというのは、断言できる資料が見つからなかったので。優勝した頃、霜降り明星のパパユパユパユという番組をしていたらしいので、そこで言ったのかも。みなが皆、あなたみたいに優秀じゃない。あなたは屍を踏んで、さらっとのしあがって来たかもしれないけど、その屍たちは苦しんでもがいて踏ん張って日の当たる場所へ行こうと努力しているんだよ。ザ・セカンド初代チャンピオンのギャロップのおふたりとのやり取りがNHK大阪のＸに載っていて、伊藤さんはチャンピオンになりたいと言っていた。そういえば、どうしたらチャンピオンになれるのとＸに泣き言を書いてたっけ。国崎さんは、どうしたら優勝できるんですか～？と軽い感じで聞いていたけど、やりたいことをやるとも口にしていた。今日の漫才は、初NHKでやるもの？というくらいのびのびしたものだった。ステージをめちゃくちゃ駆け回ってたな。伊藤さん、ぶつからないように必死や。どっかで見たなと探したらユーチューブにある『TNゴンNの秘密』でした。そんな風に、伊藤さんの気持ちを無視して突っ走るんだろうな。１回戦でたとえ負けても、楽しかった～としか思わずに。そして伊藤さんはまた泣き言を書くんだろうな。今年もまた、インポッシブルさんが使った内蔵を模した小ネタを使ったり、タモンズさんの写真が貼ってある小さなパネルでふざけたような漫才を。

    巨人師匠いわく、『ランジャタイです』は「おもろない」とのこと。あの優しい巨人師匠がそう言うんだから本当に「おもろない」と思う。封印かなあ。繰り返し繰り返し繰り返しの漫☆画太郎イズムを継承している国崎さんはショックだろうな。でもたぶんやめない、例えNHKで冠番組を持ったとしても。

 ❇️読んでいただいてありがとうございます。
 すごい時代になりましたね。自分が住んでいる地域以外のローカル番組がみることができるなんて。夜遅くまで起きてることもなく、眠い目をこすって起きることもなくなりましたね。