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国崎さんとパカラとユーチューブのコメント欄と

国崎さんの相方の伊藤さんの38才のお誕生日おめでとうございますを記念して特筆


   国崎さんの辞書には収益化という文字はないらしい。



   噺家(はなしか)名、馬車楽亭馬太郎。題目パカラ。1つ目のは41分、2つ目のは37分のユーチューブの話し。8分以下のユーチューブにはその前後に広告をつけられて、それを越えると中間にも。なのに国崎さんはどっちにも付けてない。41分と37分だよ!!馬鹿じゃないの!!広告つけたらだいぶん稼げたよ。登録している他の芸人さんたちのを見たら、前後も中間にも広告があった。いままで疑問に思わなかったけど、これ普通じゃないのか。これはわたしの勝手な想像。国崎さんは広告収入よりも、CMに邪魔されず通しでこれを見て欲しくてそれを入れなかったと思う。確かにテレビもそうだけど、間にCMが入るととても邪魔くさい。ユーチューブのスキップできないCMほんとうにいやだ。


  『パカラ』のコメント欄を読んだら、いつもカラスを持っていたのでカラスが味方になってくれたと書いてあった。どういうことかと言うと、前者のカラスはいつも持っている小道具のカラスのこと。本物よりもだいぶん大きめのカラスの足元に針金かなんかで輪っかを作って、そこに腕を入れてぐるぐる回すっていうギャグ。後者のは、撮影した時間が朝早くだったらしく、朝を告げるカラスの鳴き声がしてオチたということ。恩返しなのかな、きっとそう。鳴き声で締めるって。偶然の産物か、それともカラスからのささやかなプレゼントかな。グッジョブ!!


   ランジャタイのDVD「ランジャタイのキャハハのハ」では、先輩を拘束してこの40分強のこれを6回披露したとのこと。DVDを見たいけど、家のテレビは録画機能もだから再生機能もついてないので買うのをやめました。何度も同じことを繰り返すってのは(ここでは6回披露したということ)、ここにも漫☆画太郎イズムが浸透してるのね。


  どこかに、ピンでやったほうがいいと書いてあった。比類ない漫才に今回の新たな一面。そりゃ、ピンのほうがいいって書かれるよ。ピンの仕事でも給料は折半らしいし。


    彼の着ていた着物は亡きお祖父様に頂いたもの(昔、着ていたオレンジのチェックのポロシャツもどちらかのお祖父様に頂いたものらしい。お祖父ちゃん子だな、国崎さんって)で、宣材写真で使われているもの。確かオフィス北野事務所にいたころ、何度も撮ってもしっくり来なくてなにげに羽織ったものだっけな。そう考えると、この落語にお祖父様が乗り移っているような気がするなあ。


    そのときの彼は、馬の被り物をして表情を封印している。喜怒哀楽を最も表現しやすい表情を。残りの武器は足と手の動きと声。動きも座っているから制限される。国崎さんといえば、舞台を縦横無尽に動く人。その動きを制限している。とすると声、手の動きが最後の武器。声色。子どもの声、大人の男性の声、大人の女性の声、また別の大人の女性の声。それを瞬時に切り換える。41分通しで話をし続ける。唾を飲む音聞こえたっけ?人間って、こんなに長いあいだ話し続けることができる?37分バージョンは言い回しが違ってるってことはこれはこれで吹きこんだってこと?動きに合わせての吹き替えってこんなに上手いことできる?紙を見ながらか、暗記してしたのか聞きたいな。いや、被り物の中で声を張ったのかも。いやいや、被り物の中だったら声くぐもるでしょ。



   これだけ苦労をしてるのに収益化を望まず。宝くじ当てて、仕事なんぞさっさと辞めたるぞと言い続けているわたしは道の端っこを永遠に歩きます。



✴️読んでいただいてありがとうございます。知らない間にふっとう茶☆そそぐ子ちゃんのアイコン変わってました。前はナンチャンだったな。ヘッダーもカッコいいのに変わってる。見てるとなんか泣きそうになる夕日。夕日は人の涙を誘うのかも。ふざけた写真しかフォルダーになさそうなのに、こういう雰囲気のある写真も撮るのね。意外。人は意外であればあるほどモテるのよ。