見出し画像

確定申告のすすめ+α

確定申告は個人で行うもの、源泉徴収は会社がしてくれるもの。そんなことすら知らなかった。FP3級の資格を取ろうと思ったのは、確定申告会場で私の書いた申告書を見た税理士さんから、これは違う、こっちも違う、あれもそれもと✕をたくさんいただいたから。あ~~、腹立つわあ!!来年からは自分で書いてやる!!人間ってそういうことが原動力になる。

ココのことを下の資料の↓に書きます
                        ↓
                        ↓

控除というのは、支払ったAというお金からBというお金を引けますよってこと。

これは補足の資料。今回は使いません


社会保険料控除→対象は国民健康保険(こっちは都道府県や市区町村が窓口)、
健康保険(こっちは会社が窓口)、
任意継続保険(これは会社を辞めた人の保険。長くなるので後述します)
それから国民年金(これも後述します)、
厚生年金、
介護保険。
控除対象たくさんありますね。控除してくれるってことは、それだけお金を払ってるってこと。

この控除をするなら、確定申告書には、国民年金だけ払ってる人は市区町村から来ている葉書の金額を。厚生年金を払ってる人はこれに加えて源泉徴収票にかいてある金額を書きましょう。


生命保険料控除→一般の生命保険料控除、
介護医療保険料控除、
個人年金保険料控除がありますが、単なる数字の羅列でおもしろくないので詳しいことは書きません。

この控除をするなら生命保険会社に入っている人は生命保険料控除証明書、県民共済などに入っている人なら共済掛金払い込み証明書の金額を。


地震保険控除→これはとても意地の悪いもの。なぜかというと、
『あ、地震保険って控除されるんだ。やったあ。よし、入ろっと。え?火災保険とセットじゃないとダメなの?だったら火災保険も控除されるよね?え?できない?なんなんだよ。この詐欺みたいなやりかたは~~~~』だからです。地震保険のCMをよく見るけれど、上に書いた落とし穴に注意。よく考えて入りましょう。地震保険高いし。どんどん高くなっているから、入るなら早めに。

この控除は地震保険料証明書の金額を記入。


 障害者保険控除→メディアに出てくる専門家はほとんど言わないけど、御本人や配偶者、ご家族のかたが障害者のときは必ず控除しましょう。控除額、そこそこあります。権利は行使しましょう。申請書の障害者控除の欄に金額書いても、チェック係りの人は気にも止めません。そもそも税理士には守秘義務があります。バレたら首になります。こんなこと、と言っては失礼だけど、こんな些細なことで誰も職を失いたくないでしょう。


障害者の認定を受けている人は証明書は要りません。金額を書くだけです。認定望むという人は手続きをしましょう。精神科にかかってる方は病院に、そうでない方は市区町村役場に相談を。認定への架け橋になるかもしれません。



 医療費控除→自分だけでなく家族の分も控除の対象になります。同居、別居は関係ありません。源泉徴収では控除できないので、かならず確定申告で。医療費控除は、稼ぎの良い人が確定申告するとキャッシュバックが多くなるので家族のなかで収入のいちばん多い人にしてもらいましょう。


昔は領収書をすべて添付していたけど、いつからか要りませんということになりました。税務署の人も逐一見るのがめんどくさくなったのかな。なので、嘘を書いてもばれませんが、公序良俗に反したことはおすすめしません。

なじみのない控除をいくつか省略しました。残りはいつか書くかもしれないな。


ここからは、マイナーなシステムについてとか、もらえるお金についてなどを。


まずは、先述した任意継続保険→会社を辞めた人の持てる保険(証)の1つ。健康保険は会社が保険料を全額負担してくれましたが、退職したらその保険証はもう使えません。そうっと黙って使ってばれたら、全額払ってねっていう通知が来ます。


退職後の保険(証)は3つ。
①家族の扶養に入る
②国民健康保険に変更
③任意継続保険に変更。
扶養に入ると負担はなし。わたしのように扶養してくれる人がいなければ、
②国民健康保険
もしくは
③任意継続保険。
国民健康保険は家族の人数分払わないといけなくて、5人家族なら5人分。
任意継続保険は5人家族でも1人分。扶養している人がいる方は、任意継続保険がいいかなと思います。
1人暮らしの方は市役所や区役所、年金事務所に電話などして、国民健康保険か任意継続保険か負担額が少ないほうを選びましょう。数百円の差でも、長い目で見るとかなり大きいです。

 傷病手当金→これは、怪我や病気などで会社を休むときにもらえるお金。連続して3日間はもらえませんが4日目からもらえます。その3日間は無給です。それは困るので、その3日間は有給休暇を使いましょう。半年働いたら会社が、ご褒美だよっ旅行にでも行っといでとくれるアレです。
わたしの読んだテキストに『傷病手当金をもらい終わったあとに障害年金に替わる』と書いてあったのですが、はてな??と思います。障害年金をもらうためには、病気にかかってから1年半以降に診断書をもらう→年金事務所でもらう申請書にどんな理由で病気になった、そのあと何をした、今なにをしているかと山のように書く→申請する→提出する→認定or否認。否認されたら再申請しても100%はねられるのに。誤解されること書かないで欲しい。


国民年金→払わないと払えないは全く違います。払う意思があるかないか。どうせ払っても、もらえないから払わない。その分貯金するという人がいるようですが、その考えはやめましょう。もらえる年金は、自分が払った(正確に書くと、自分よりも前の世代の方に払って頂いた)お金+国負担の金額。払わない人は、その両方を放棄してるってこと。手続きをしたら自分の負担分を払えなくても、国負担の金額はもらえます。

<わたし>『ごめ~ん。今さあ、お金なくて払えないんだ』
<年金事務所のひと>『だいじょぶだいじょぶ。手続きしたら半分はもらえるよ。でも遡れるのは2年だからね。覚えた?お金払えるようになったら、また来てねっ』

て感じ。昔は25年払わないと年金をもらえませんでしたが、2017年から10年に短縮されました。でも、もらえるのは吹けば飛ぶような金額です。無理してでも払ったほうがよろしいです。


年金受給繰り上げと繰り下げの話し。
年金がもらえる基本の年齢は65才。これは60才にも、65才以上にもできます。デメリットメリットがあるからです。
デメリット→60才からの受給。5年ダウンで30%減ります。でもできるだけ早くもらいたい人はこちらを。
メリット→受給を70才からにすると42%アップでもらえます。
✕✕才にもらおうと考えているうちに死んでしまったら泣くに泣けないので、いつからもらうかは賭けです。


国民年金に関係することで、障害者年金というものがあります。これは、字の如く障害者になったときに年金がもらえるもの。60歳以上のかたがもらえる年金とは異なり、開始年齢に制限なし。でも国民年金を払っていないともらう権利はありません。ついでに書くと遺族年金(国民年金を払っていた家族が亡くなったときに遺族がもらえるもの)ももらえません。
いつどんなときに障害者となるか分かりません。一級二級三級と、国民年金と厚生年金との諸々の兼ね合いでもらえる金額は異なりますが、申請(これがだいぶん大変。前述)さえ通れば障害者の方の金銭的な不安の軽減になると思います。


❇️読んでいただいてありがとうございました。アマゾン版・激ヤバ書いた感想(諸事情で非公開)とか、ガキの使い・七変化見た感想とか、ホラー小説なのに、恋愛小説だよ~とか、ふざけたことを多々書いてきましたが、私だって賢いんだ!!と、頭の中にあるありとあらゆる知識をすべて吐き出しました。お笑いに舵を切り直します。粗品さんのに集中しようっと。その前に塩漬けになっている恋愛小説(やっぱりホラー小説)書かないと。

12月に入ったら、経理部に自分で確定申告をしますと言いましょう。すると源泉徴収票をもらえます。電卓叩いたり、なんやかんやと打ち込んで多少のストレスはたまりますが、戻ってくるお金のために頑張りましょう。スマホやパソコンでささっとできるし。先に書いた証明書は先方さんから勝手に送ってくれます。
国に搾取されるお金を少しでも減らしましょう。国というのは税金払えや~とは言っても、補助金あげますよとか控除できますよってことは教えてくれないからね。


この記事が参加している募集

確定申告やってみた