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グレート・ギャッツビーをイメージしたお酒を飲んだので語る


映画をイメージしたお酒を作ってくれる渋谷にあるバー、八月の鯨が最高に楽しかったので語ります

渋谷でインターンしているお友達が仕事終わりに連れて行ってくれました
場所はセンター街をまっすぐ行くとあります。マックの近く
Googleマップに従えば無事着きました

この看板を目印に

地下が喫煙、2階は禁煙でした
私たちは2階へ
店内はリーズナブルなお値段だからか、大学生から若い人が多かった

店内に入ると案内された席に座り、その時点で500円のチャージがかかります
メニューにもお酒や映画をイメージしたお酒の名前が書いてあります
メニューに書いてなくても、映画名をウェイターさんに伝えると作ってもらえました

いざ、グレート・ギャッツビー

グレート・ギャッツビー

1杯目はグレート・ギャッツビーを注文しました。

今回はお友達と来たのもあってテーブルで飲んでいたので作っている様子を見ることも、作ってくれた方とも話すこともできず、以下は私の想像と妄想になりますのでご注意を。

私にとっての「華麗なるギャッツビー(2013年)」(以下グレート・ギャッツビー)のイメージはやっぱり狂乱の20年代って言われた日本のバブル期みたいな状態のアメリカ!!

でそのアメリカで密造酒を作って巨万の富を得ちゃったギャッツビーが主役なんだけど


まずグラスがカクテルごとに違うところが素敵!!


グレート・ギャッツビーのグラスは、カットガラスでキラキラしてて、持つ部分の装飾も華やかだけど、カクテルが入る部分の形はどっしりしてて、お金持ちの華やかさと傲慢さを感じる!!

1920年代のアメリカってめちゃくちゃ華やかだった反面、そのあと世界恐慌でお金持ちもみんな落ちぶれちゃうから、上がどっしりしてるのに持つ部分が細めなのも、薄氷の上の華やかさって感じで最高でしたわ。

こから映画のネタバレしていきます

金箔と花びらが素敵

上に金箔とお花の花びらがかかってて、
これはギャッツビーのお金持ちさとか、
ギャッツビーが恋しちゃってるデイジーとのお茶会で大量の花を飾るシーンをイメージしたのかな、と飲んでるときは思ったんだけど、

大好きなデイジーのために
お花を用意するギャッツビー

多分これ、ラストシーンをイメージしてるんだわって後から見返して気がついた

ギャッツビーは最後、プールで泳いでる時に銃で撃ち殺されちゃう。で、カクテルの水色はプール、金箔はギャッツビー、花はギャッツビーから流れ出た血っていうのが正解な気がする


このシーンに関しては色々思うところがあるんだけど、

そもそも私は村上春樹訳の小説(以下原作と呼ばせていただきます)から読んじゃった人で

原作ではこのシーンの描写が急に雑になるの。
それまで、馬鹿みたいに細かい描写がされてるのに、プールのシーンだけは、語りが本当に必要最低限になって、ギャッツビーが「死んだ」とは一度も書かれないの。ここに信頼できない語り手感を感じるのは私だけでしょうか...

プールに流れてる血が円を描く描写は最高ですありがとう村上春樹訳

映画は、このシーンを結構ドラマチックに引き伸ばし気味で撮られてて、
まあ映画だから、全部視覚化しなきゃだから仕方ないんだけど...
それにそのシーンだけ無音っぽくて、原作も意識されてなくはないよ、って感じだったし...


めっちゃ話が逸れましたね


肝心のお味は、私があんまりお酒飲み慣れてないのであんまり詳しくは書けないのですが...

味はソーダみたいで、やっぱりプールをイメージしたのかな素敵!と思ったり、
こんな感じの甘ったるいカクテルがギャッツビー宅でも振る舞われたのかなとか妄想したり

ギャッツビーの華やかなパーティ

あと、少しスパイスっぽい味もしたから、ただ甘いだけじゃない刺激的なイメージよね、うんうん、とか1人で納得したり

お値段は1000円くらいでリーズナブル


2杯目以降のお話はちょっと時間がなくてできないのが残念だけど、どのドリンクも素敵だった。

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