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ときメモGS4プレイ日記~風真玲太ルート3年目~

 先日noteに上げたプレイ日記の続きになります。1年目と2年目の記事は下記のリンクから読めます。

 今回はいよいよ学園生活も大詰めの3年目です。まさか学校を卒業する寂しさと感動を、ゲームを通して味わえるとは思いませんでした。


3年目4月

○仲良しランチタイム

 2年目に引き続いて一紀くんのことが好きな先輩2人の話。公園に出かけたとき一紀くんが颯砂くんへ興味深そうに陸上の話聞いてたのもそうだけど、「お互いに遠い競技だからこそ素直に話を聞ける」っていう颯砂くんと一紀くんの話を聞いてなるほどね~!?と思いました。スポーツに関してマジで縁の遠い人生を送ってきたので2人の話がためになる。
 それにしても颯砂くん、ホタルの住処で話してた周りから妬まれてたっぽい話とか、一紀くんと楽しく話せることについて「同じ部活の後輩だったらこうはいかなかった」って話とか、やっぱ陸上で人間関係拗れたことが……あるんですかね……これは深読み妄言オタクの勝手な幻覚です……。

 風真くん不在の間に「それで結局2人ってどこまで順調なの?」とマリィが探りを入れられる回もあった。これ誰が本命状態かによって会話内容変わるだろうところがマジで凄いな。颯砂くんも一紀くんも風真くんの対マリィ限定浮かれぽんちを面白がりつつ見守っている節があるのでノリノリなのが可愛い。こうして普段3人でいる時と風真くんが居ない時の反応を見比べると、颯砂くんは勿論として一紀くんも高1とか高2と思うとだいぶ精神年齢高いよな……と思います。

○また家に行くんですか!?!?

 またしても風真くんに家へ誘われる。これ1回限定のイベントとかじゃないんだ!?!?という驚きとやっぱ風真くんの中でマリィとの幸せ家族計画だいぶ進行してるって!!!!の気持ちが渦巻く。
 こ、今度こそ選択肢間違えたくない……!!と思って風真くんの幸せ家族計画に乗っかる感じの「お茶入れるね」を選んだら案の定テレッ……となっていたのでわ、分かりやすい男……となりました。そういう絶妙に分かりやすいところ、可愛いと思う。

○起きなさい

 運動パラメーターが程よく上がってきた頃に発生する颯砂くんと一緒に走るイベント。毎回爽やかに褒めてくれるので嬉しくなるね……としみじみしてたら「これで午後は気持ち良く眠れそうだ!」ってめっちゃ良い笑顔で言ってて笑っちゃったし、あまりにも爽やかに昼寝宣言するものだから一瞬見間違いかと思った。マリィの「寝ちゃ駄目だよ……」っていう内心のツッコミであっやっぱり堂々と昼寝宣言してたよね!?となった。
 いやでも実際高校の頃の授業ってクソほど眠いからな……颯砂くんの気持ちも分かる……。ときメモやってると自分の高校生活をほんのり思い出して懐かしい気持ちになれるから良いですね。

3年目5月

○一紀くんは可愛いというこの世の真理

 一紀くんからちょこちょこお出かけに誘われる時期。一紀くんの口から「遊園地、行こう」って言われる字面、破壊力が大変じゃないですか!? 他人を遊園地に誘うような感性を持ち合わせているんだ!?!? ええ!?!? 好きだが!?!? 一紀くん、懐くと“氷室”の諸々で捻くれた性格の根本にある良い子な部分が分かりやすく滲み出るので本当に可愛い。絶対数多の人間の性癖歪ませてる。
 一紀くん絶対観覧車とかコーヒーカップみたいなチンタラした乗り物好きじゃないよな……いっそバンジー飛ばせてみるか……?と思って飛ばしたらめっちゃ良い笑顔だったので笑っちゃった。遊びの好み自体は割と大人びてたりアグレッシブなのが好きだけど、それを楽しむときの反応が年相応になりがちな一紀くんが愛おしい。あと何でかインド映画好きなところも良い。突然踊りだすとか意味わかんない!って笑うの、可愛げじゃんもう~……。


○可愛げの暴力

 友好七ツ森くんと喫茶店で定期的にへらへら駄弁る回。この椅子揺らしてるスチルが出る度に椅子と床傷むからやめた方がいいよとなるし、個別ルートで頻繁に会うともっとゆらゆらしてた。はばチャの取材でNanaが食リポしてやろっか?って冗談で言ったら真面目に受け取られて照れちゃうの、可愛げだね……。
 友好七ツ森くん、マリィをからかって面白~ってけらけら笑ってることが多くてこの距離感が好感度好き以上の時とはまた違う味わいでめちゃ好きだし、仲良くなるにつれたまにマリィからカウンター食らってテレッ……ってなることがあって可愛い。見た目イケイケのNanaの恰好で照れられるとは、破壊力……!!となる。1周目での友好七ツ森の反応諸々が好きで2周目に彼を攻略したところがかなりあります。

○颯砂くんの人間性が好き(n回目)

 個人的にホタルの住処で聞ける話の中でもかなり好きな話の一つです。この辺からやっぱ颯砂くん陸上周りの人間関係で嫌な思いしたことあったんじゃないの!?の幻覚が強まっていく。
 「いつも人気があるのは二番目に早い奴で、自分を負かそうと皆が敵視してきた」っていうの、実際に体育祭で颯砂くんと風真くんが走った時に「風真くんが負けちゃう!」って反応してたモブがいたから実感があるし、小学生にして「皆が敵視してくるならわざと負けようかな」って思わせられたという事実がもう…………そんな小学校は爆破しろ…………(颯砂くんの人間性過激派) そのうえで「それでも勝負なら絶対に勝ちたい」ってわざと負けてやらなかった颯砂くんの精神性がもう眩しくて大好きですね。
 颯砂くん、実際超高校級と言って差し支えないレベルの才能の持ち主だと思うんですが、陸上に対して物凄く真摯なのがずっと伝わってくるから妬む隙も無いというか、これだけ才能も努力も十二分にしてるなら良い成績を収めるのも納得だと素直に思えるし応援したいと強く感じさせられる人なので、貴方の上に降ったかなしみを全てはらいのけてあげたいだけ(花の唄)となる。


3年目6月

○浮かれぽんちカップル

 二人三脚の足を結ぶ紐を見て「赤い紐で物理的に結ばれてるのも悪くないな」って相変わらず浮かれぽんち発言を繰り返す風真くん。またこいつ浮かれてんな~!!って笑ってたらマリィの方も「ふふっ、それを言うなら赤い糸だよ?」って浮かれぽんち発言を返したので両思いじゃん!!!!!!とSwitchを投げる。赤い紐にはツッコむけど風真くんと結ばれてること自体は満更でもないマリィじゃん……風真くんの浮かれぽんちにはいつも笑ってるけどマリィもマリィでちゃんと風真くんのこと好きだからプレイヤーが二人の両思いに置き去りにされる。
 他の女子からの誘いを人当たり良く断って「俺、もう決まってるんだ」って言うのも浮かれてて好き。誘いたい人がいるとかじゃなくて俺と組むだろ(確信)なのが強い。

○真っ当な撃退

 ナンパ撃退イベントって二種類あるんだけど、初めに見た方のイベントが風真くんとマリィの二人だけの世界を作って声かけてきた不審者を完無視して追い払うという撃退方法で新手の撃退来たな……となった。風真くんはマリィが好きでマリィは風真くんが好きじゃん!!!!
 もう片方のイベントは超王道の撃退イベントだった。風真くん、対マリィの声、店員やってる時とかの仕事モードの声、友達への声でちょっとずつ声色違うのが好きだな~と思ってたんだけど不審者に対する声がめっちゃキレててああ~~~こんな声も出せるんだ~~~!?!?ってまた一つ愛してしまうポイントが増えましたね。あとちゃんとまともに不審者追い払えるんだ……ってなった。二種類とも~二人だけの世界~で追い払う方式だったらどうしようかと思った。いやそれはそれで風真くんとマリィらしくて良いと思いますが……。

3年目7月

○せいかく:さみしがり

 仲良しランチタイム。この仲良しグループ、風真くんからマリィへの好き好きアピールを一紀くんがいちいち細やかに解説してくれるのが面白過ぎる。マリィの前でかっこつけてる風真くんも好きだけど周りにいじられて調子崩されてる風真くんも好きなのでやっぱり仲良しグループは良い文明ですね。
 そんなに一人暮らし寂しいなら風真くんの家に皆で行こうぜ!ってなる仲良しグループ本当に好きだし、実際皆で風真くんちに行く光景は……見たいだろ……!! 皆でスマブラする4人は無限に見たいしゲーム得意な一紀くんに風真くんが執拗に狙われて「俺以外にも敵いるだろ何でこっちばっか狙うんだよ!」ってなってるのを隣で面白がりながらファルコンパンチ打ち合ってるファルコン(颯砂くん)とカービィ(颯砂くんのファルコンをコピーしたマリィ)の図を見ていたい。たまに二人のファルコンパンチが風真くんに当たって風真くんのヨッシーはまた空の彼方へ飛んでいく。

○玲太……!?!?

 何やら不穏な気配がしているイベント。改めて見返すと結構イギリスへの一時帰国匂わせてる話いっぱい出てるのに(3年目のヒカルの一言メモとか)1周目このイベントを見るまで全く一時帰国の可能性に思い至りませんでしたね……。
 オークションイベントといい風真くん、お父さんと上手くいってないのか……!?と心配してたんですが、エンディング後のアルバムを見る時の一言コメントで「安心しろって。父さんもお前も、俺にとっては大切な人だからさ」って言っててアフターケアがばっちりの男~!!!!となった。アルバムの一言コメント、卒業後の二人がアルバムを見て懐かしんでる想定のコメントだと思うんだけど、ずっと「風真くんとお父さん大丈夫かな」って心配してたであろうマリィが好きだな。

 マリィの心配を察してイギリス飯も作ってくれる。こいつ本当に何でもできる良い男だな……。帰り際に話してくれる「イギリスのご飯と蕎麦なら俺はやっぱり蕎麦が好きだな(ちゃんと日本に帰ってくるよ)」っていう、絶妙に味わいがあるんだか無いんだか分からん喩えが好きです。

3年目8月

○最後の花火大会

 これから周回で何度も色んな人と花火大会へ行くことになりますが、風真くんと行く花火大会はずっと忘れられないな……とつくづく思います。風真くんの四季の楽しみ方が本当に好きだ……。
 毎年マリィを屋台に誘って食いしん坊認定してくる風真くんですが、実際マリィは花見デートの時に「桜餅食べたいなあ」みたいな選択肢もあり、七ツ森くんとのイベントで期間限定新作スイーツ食べに行く話があったりで、風真くんの言う通り食べ物の屋台も好きなんだろうなと思える子だから、風真くんは本当にマリィをよく見ている。風真くんの「俺はおまえのこといつも考えてるぜ(照れ)」に対するマリィのよく分かってない反応も2人のお約束で好きです。
 ここの選択肢かなり悩んで、「来年も一緒に見られたらいいね(イギリス一時帰国を匂わせるイベントが直前にあったのでちゃんと来年の約束がしたい)」「若様専用スペシャルシートだね♡(去年の屋台のおじちゃんからの冷やかしに乗っかる)」か相当悩んだんですが、風真くん自身帰国についてかなり悩んでるっぽかったからここで触れるのも野暮か……!?と思いスペシャルシートを選んだんですね。そしたら「てことは、このスペシャルシートはお前がずっと予約ってことな(照れ)」って浮かれぽんち全開発言をするしマリィもマリィで「ふふっ、分かった」って浮かれぽんちになるからいやもう……ここの2人好きですね……(n回目)。入学式で周りから若様って呼ばれるの嫌がってた風真くんがこの時点でマリィに若様って呼ばれるのを嫌がらないの、この人は自分を過度に持ち上げてそう呼んでるんじゃないっていう風真くんからマリィへの信頼だもんなあ……。

 それで更に心臓を刺されたのがこの浮かれぽんち会話の後にマリィがこっそり内心でだけ(来年も一緒に見られたらいいな)って思うんですよ~~~!?!? うわこれやっぱり口にしたら駄目な選択肢だったのか!!ってひっくり返ったし、たとえ選択肢を選ばずとも「来年も風真くんと一緒にいたい」と思ってるマリィにわやわやになっちゃった。風真くんとマリィの相手を好きだと思う気持ちに毎秒打ちのめされています。

○実際犬っぽいか猫っぽいかと言われれば犬

 アルバイトでワンチャンを散歩させている颯砂くんに出会う。元気いっぱいのワンチャンは……可愛い……!! アルバイトがてらトレーニングするというどこまでも陸上に対して真面目な颯砂くんの姿勢も好きです。
 ここで颯砂くんが「十種競技で一位をとるのを目指してる」って話をしてるのに記事では「八種競技の選手」って書いてあるのが初見時謎だったんですが、後々颯砂くんの誕生日直前下校の話しにて年齢制限的な意味でまだ八種目しか出られないと知る。いややっぱりこのゲーム、周回前提でキャラクターの情報や一面を拾い集めていく形式なのが一本道かつ本編だけで最低限の内容を伝える必要があるRPGと違ってて新鮮だな……。

 少し経つと記事の感想を言ってくれるのも好きポイント。「記事の内容盛り過ぎじゃない?」って照れながら言うけど、実際のところ知れば知るほど颯砂くんの才能がいやこれ将来普通に世界狙えるレベルだろって感じなので寧ろ今が騒がれなさ過ぎてるんだよ! 記録会の度に取り囲まれててもおかしくないよ! と肩を揺さぶりたくなりました。そしてその後大地くんを攻略した時インハイで取材陣に囲まれていたと知る。だよね~~~!? やっぱり颯砂くんは最高だよね~~~!?って取材に突撃したくなりました。

○大正論パンチが不審者を襲う

 風真くんがどうも泳ぐの苦手っぽいから海とかプールとか行けないな~折角買った水着無駄になったな~と思ってたら一紀くんに「海、行こう。夏だし」とシンプルな誘いを受ける。行く~!!!!!!!(クソデカボイス)
 一紀くんが他人の水着褒めるところ想像つかんな……何言うんだろう……と思いながら海に行ったらファッションチェックはものの見事に不審者襲来で潰されました。それにつけても対不審者の一紀くん淡々と容赦無いし大正論ぶちかますし冷静に守ってくれるしでマジで頼りになるな……。「フードとサングラスで顔隠して、人をたぶらかすようなヤツは『これ』で十分。嫌なら堂々としなよ」、マジで正論過ぎて笑う。皆の不審者撃退見てると、ただ怒って脅して退かせる人よりも冷静に毅然と対応して退散させたり上手く躱して退散させる人が多くて、スマートでいいなー!!と思います。はば学生の不審者撃退は全員見たけど特に好きなのは本多くんの撃退です。流石に優勝過ぎる。

3年目9月

○>>>性格歪んでそう<<<

 動物園のグッズショップに風真くんを連れ込んで気づいたけど背景に見覚えのあるぬいぐるみが居るし何ならタッチすると皆のコメントが聞ける。このぬいぐるみ可愛いな~!! 一紀くんのラッコが特に可愛い。でっかい抱き枕みたいなの欲しい。馬が颯砂くんなのは走るのが速いからで、本多くんがインコなのは賢くていっぱい喋るからで、七ツ森くんがライオンなのはNanaのワイルドイメージで、夜ノ介くんが狐なのは化けるのが上手い(他の人になりきる役者イメージ)からで、一紀くんのラッコは海が好きだからだと思うんだけど、風真くん似の動物がクマなのなんか……可愛いな……確かに風真くんテディベアに囲まれてほしい顔してるもんな(?) あと先生のこれは何だ……? 犬……?
 ちなみに明らかに前髪が長いクマをタッチした時の風真くんの反応がこちらです。

 >>>性格歪んでそう<<<

○幼馴染と同学年

 風真くんとマリィ、登場キャラたちの中で唯一クラスメート同士なのでちょこちょこ「次の授業なんだっけ」とか「さっきの授業こうだったよね」って会話を差し挟んでくるの可愛いな~!!となったランチ会話。颯砂くんが全然覚えてないけど自分たちも幼馴染だよねって明るく笑ってくれるところもすごく好きだし、私は体育祭のフォークダンスで颯砂くんの好感度が好き以上の時の反応が大好きですね……。同時にはばたき学園がマリィとの初対面だったし何なら初手で壁ドンぶちかまして本人もそのことを割とずっと気にしてる一紀くんの同い年だったらな、とかもっと早く知り合えてたらな、みたいな悩みが摂取できるのも好きで、ここの仲良しグループ好きなんだよなあ~!! 風真くんと颯砂くんが一紀くんに対してずっと良い先輩してるのが好き過ぎる。

 そしてこの食堂会話の直後に下校でぬるっと出てくる一紀くんに笑ってしまった。下校会話で出てくる人、完全ランダムだけどランダムで出てきたことに物語を感じちゃうことが偶にあって良いですね。

○ヒカルとデート

 唐突な「ヒカルとデートしよ♡」という電話に爆速で「行く"""!!」と返事をする。女友達からのデートの誘い、本当に嬉しくないですか……!?
 ここのカラオケでの会話本当に好きで、マリィと遊ぶのが楽しいって再認識した後「マリィはどうだった? ヒカルだけ楽しんでない?」ってさりげなく聞くヒカルに気配りの塊~!!となるし、それに対してマリィが普通に楽しかったよって答えるんじゃなくて「どう見える?」って聞いてヒカルに「すっごくハッピーな顔してる!」って答えてもらうのが、ええ~仲良しじゃん!?って感じで大好きです。わざわざどう見える?って質問を質問で返すの、私が楽しい顔をしてるってヒカルなら分かるよねっていう友達への信頼だし、その信頼を受けたからこそヒカルも自信満々に「ハッピーな顔してる!」って答えられるのがすごく良い。
 ときメモGS4、女友達が愛おしいのも遊んでて幸せポイントの1つです。元々どのゲームでもキャラクターには基本好意的に接してるけど、この子たちを大切にしたいな、仲良くありたいなって自然に思える子たちなのが、ミチヒカが本当に好きだ……って何度も思わせられます。

3年目10月

○心の底から四季を楽しんでいる男

 風真くんがプールや海なんかの泳ぐ場所は苦手っぽい+反対に颯砂くんに見込まれるくらい足速かったり釣りは好きって言ってるから陸のスポーツは得意っぽいと察してこの辺から風真くんを頻繁に山方面に誘う。秋になって涼しくなったしキャンプ場行こうぜ!と引っ張っていったらニッコニコで焼き芋焼き始めてめっちゃ笑いました。この男……心の底から四季の移り変わりを楽しんでいる……!!
 この時は焼き芋好きなマリィ可愛いなっていうのと風真くんからの焼き芋サプライズのお返しに「私もサプライズしようかな。何か好きなものある?」てマリィの質問に「まあ俺の好きなもんは、いつも目の前にあるからさ」とかいう浮かれぽんち回答する風真くんにブレないなこの人……となりながら二人の会話を見てたんですが、後に最後の告白で発狂することになります。やっぱあの告白ズルだよ……。

 その後恒例の河川敷呼び出しでキャンプデートに触れられて会話の種類細かいなあ!と思ってたら制服に焼き芋を隠し持っている風真くんに出くわして爆笑もしました。ポケットパンパンになるし制服もっちゃもちゃになるよ。

○そのままの君が好き

 ちょうどヒカルとデートしたばかりの時期に発生したのもあってヒカルへの愛おしさが更に爆発したイベント。ヒカルが案外意地悪そうな顔したり私服が落ち着いた色合いの服多めだったりなところが本当に好きなんですが、七ツ森くんについて「ヒカルにはあんな多重な生き方ムリ」って言ってる通りキャラ作りに疲れることもあるのかな……としみじみさせられました。実際モデルの仕事あれだけやって学校にも行って新体操部orバイトもやって……って生活を思うと、忙しい中本当によく頑張ってるんですよねミチルもヒカルも……。
 オフの姿をマリィに見られてそのまま見させてくれたのも、ちょっと八つ当たりっぽいこと言っちゃうのも、その後すぐに謝れるのもヒカルからの親しみが伝わってきて狂おしいほど好きです。

○顔面が良過ぎる

 下校帰りに突然七ツ森くんから「今日これから時間ある?」って誘われてかなりびっくりしたけど、それに対してマリィが「うん、大丈夫。お茶でもする?」って自然に返してたのが好きです。あれだけ喫茶店でかち合ってたら七ツ森=お茶するのイメージつくよな……という意味でも、そうやってさらっとお茶する?って返せるくらい仲良しなんだな……を感じられる意味でも好き。そして進めていったらまさかのスチルイベントでひっくり返りました。顔面が良過ぎないか!?
 このイベント、後に七ツ森くんを攻略した時にも発生したんだけど、1周目のずっと友好状態だった七ツ森くんに連れてかれると「友達にちょっといいとこ見せてやりたかった」感があって、本命状態で連れてかれると「好きな子にいいとこ見せたい」感があるの、どれ1つとして同じ3年間は存在しないときメモのゲームシステムならではの味わいがあって好き。モブの撮影スタッフが「俺ファンになっちゃいそうです!」ってNanaに言ってるのを見てアタシも"""""!!!!!!!!!!!って力強く同調してしまった。

3年目11月

○人間性が好き過ぎる(n+1回目)

 颯砂くんの3年目文化祭直前の下校会話。文化祭前の下校会話だけでも1~2年目と3年目で違いがあるの、めっちゃ細かくないですか!?
 この時の颯砂くん、文化祭に限らず本番直前で緊張することについて「準備してない人は失敗しても当然って思えて、準備した人ほど緊張するから、なんかずるいよな」って話をするんですが、転じて颯砂くんは才能も勿論ありながら大会前にちゃんと緊張するくらい努力してる人でもあるんだよなあと改めて痛感させられて本当に好きでした。こういう颯砂くんの会話の端々から感じ取れる人柄がいちいち好きで困る。
 この話の後マリィにメンタルコントロールのやり方を教えてくれるのも好きです。何度も”本番”を経験してきた人だ~と思えるし、スポーツ選手なんだ~って思える。陸上部に入って颯砂くんを見るのと陸上部に入らず颯砂くんを見るのとではイメージが全然違っていて、仲良しグループで楽しく仲良くしていた時と一途に追いかけた時でのこちらに見せてくれる側面の違いに一番興奮したキャラクターかもしれません。

○この台詞めっちゃ私情入ってる

 風真くんの演目がシンデレラなの、王道の童話でいいよねっていうのもそうだけど何より「鐘の音を一緒に聞いた直後にいなくなってしまったあなたへ、あなたの持つ本当の価値を見出してもう一度会いに行く」話なのが風真くんと物凄く親和性が高くてひっくり返りました。学園演劇の演目一通り見てどれもキャラとの重ね方が良くて好きなんですが、高校の演劇の演目としてあり得そう+話の内容とキャラクターの持つテーマが噛み合ってるのポイントだと風真くんのシンデレラ、七ツ森くんの美女と野獣、一紀くんの七夕伝説がかなり好き。風真くんのシンデレラは途中でうっかりマリィに履かせる靴を間違えるのがお茶目の表れであると同時に「たとえガラスの靴のサイズが合わなくても(=出会った時から何かが変わっていたとしても)あなたが好き」の比喩だといいなあとふわっと思いましたがこれは完全に深読みです。
 風真くん渾身の「結婚しよう」が熱演であると同時にめっちゃ私情入ってんなって笑ってたら劇の後に「それじゃ、さっきの返事待ってるから」って良い笑顔で去っていってやっぱめっちゃ私情入ってるじゃん!!!!ってなりました。風真くん、最初から最後までウキウキ家族計画立て続けてるの本当に好きだな。

 ミチヒカから太鼓判貰えたのもあってローズクイーンにも無事になれました。この時風真くんが「時代が追いついてきたな」「俺は十年前からお前の価値分かってた」って言うの、古参アピールみたいで面白かったんだけど、実際にローズクイーンになれるだけの実力をマリィはシステム上持っているから、幼稚園の時からこの才能を見抜いてた風真くんはマジで慧眼だよな……と思います。ときメモGS4、プレイヤーの努力次第でいくらでも主人公を高ステータスお化けにできるシステムと、風真くんの審美眼設定の噛み合いが好き。更にその後「価値ある物はその価値を正しく理解できる人と一緒にいないと意味がない(自分の価値を正しく理解してくれるあなたと一緒にいたいし、あなたの価値を十年前から理解していた自分と一緒にいてほしい)」って言うのが、フリマイベントやオークションイベントを通過してるとより染みる言葉で改めて風真くんを好きになったし、ローズクイーン獲れて良かったなーって思えました。

 ローズクイーンを獲った後の土手会話もすごく好きです。「勝者なら堂々としてろ。じゃないと負けたやつが浮かばれない」っていう風真くんの価値観が本当に好きなんですよね……。勝者が”自分なんて”って謙虚だったり負い目を感じたりする発想よく見かけるけど、こうしてフィクション作品で「勝者なら胸を張れ」ってメッセージが贈られると何だかすごく安心します。風真くんがあくまでも勝者側ではなく、颯砂くんにかけっこで負けて2番になって悔しかったって思い出を持っている人だからこそ余計に効く言葉だと感じる。

○クソバカ浮かれぽんち先輩

 基本的に仲良しグループメンバーから誘われたお出かけは断らない方式で進めてたら一紀くんに高頻度でどっか行こうと言われる回。秋の公園にお出かけして「読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋……いろんな秋があるけど君にとっての秋は?」と聞かれてこんなん一紀くんはスポーツの秋一択だろ!!と余裕の構えで選択肢に進んだら選択肢が読書の秋or食欲の秋or一紀くんの秋♡とかいう下手すると風真くんより浮かれぽんちな選択肢になっててめっちゃ笑いました。絶対ぶっ飛ばされるだろこんなんと思いながら興味本位で「一紀くんの秋♡」を選んだらド真顔で「は? 意味わかんない」と大正論を食らった上「誘った場所が悪かったのかな…..」としょんぼりさせてしまったのでマジで申し訳無かった。仲良しの先輩3人のうち2人が浮かれぽんちで本当にごめん。

3年目12月

○多趣味な男たち

 校内で七ツ森くんと一紀くんに遭遇してマリィと七ツ森くんの「七ツ森くん、何見てるの?」「氷室君」「ええと……ヒムロイノリくんの方?」「氷室教頭ガン見するわけないでしょ」っていう緩いやり取りにほっこりしてたら突然七ツ森くんと一紀くんがネトゲの話を始めて爆笑したイベント。このイベントで七ツ森くんたまに陰の者の波動ある喋り方するよな~と思ってたのがやっぱ陰の者じゃん!!の確信に変わり、一紀くんってゲーム好きなの!?!?という驚きが生まれる。この会話を先に見てなかったら一紀くんを攻略する時ゲームセンターに連れて行こうって思えなかったと思うから、本当にこのゲームは周回で情報を拾い集めるのが楽しい。
 仲良くなると遊びに来る?って誘われる七ツ森くんの部屋にゲーミングチェアとよさげなヘッドホンとボイスチャット用っぽいマイクが置いてあるのいいよねと思うし、七ツ森くんと一紀くんが通話しながらネトゲやってるだけの話は無限に見たいですね……。

○一生仲良しでいてほしい

 ときメモGS4、何度はばたき学園の3年間を経験してもミチルとヒカルへの愛おしさが3年目には必ず高まるのが好きで、中でも何気ないやり取りだから好きなものの1つがこの年末にミチルと下校した時の会話です。
 プレイヤーはマリィを通してランチに誘ってくれるし相談に乗ってくれるし一緒に遊んでくれるミチルとヒカルが勿論大好きだけど、多忙だろう高校生活を通してそれでもマリィたちと一緒に過ごした日々を「充実していた」と心から言ってくれるし、友達との交流をどれだけ親しくても得難いものとして「今年も一年お友だちでいてくれてありがとう」と言ってくれるミチルがマジで好きですね……。どうしてミチヒカはこんなにも愛おしい女の子なんだ……!?
 
教会の鐘がモチーフなのもあって誰かのエンディングを迎えるとモノローグや告白内容で結婚を匂わせるけど、絶対マリィの結婚式の友人代表スピーチはミチルとヒカルにしてほしい……一生仲良しでいてくれ……。

○守りたい、この笑顔

 3年目のクリスマス、絶対何かしら気合い入れたイベントがくるだろうと予想はしてたけど風真玲太の笑顔に予想はしてても回避できないダメージを負ってべろべろになりました。土手での会話からしてマリィと店持ちたいなって思ってるのは勘づいてたけど、こんな嬉しそうな顔されたら……夢を叶えてやらざるをえないだろ……!!
 もうここまで来ると風真くんとマリィがかなり実質両思いなので、しんみりして何かを打ち明けたりこっそり秘密を教えたりする他のキャラクターのクリスマスと比べて安定感がかなりある内容なのも流石の貫禄だなと皆のクリスマスイベントを見た後だと感じます。そして吸引力の変わらないただ一つのマリィの額に吸い寄せられて風真くんはデコチューをかます。


 3年目の12月25日が日曜日(確実にデートを入れられる曜日)なのも狙ってるよね~!!と思いながら予定を突っ込んだらちゃんとイルミネーションデートしてくれたので、こういうプレイヤーの察しとゲームシステムが噛み合う演出が凄く好きですね。7月にお父さんとの電話を聞いたあたりからマリィがずっと風真くんの一時帰国について心配してるのでこっちもじわじわ心配になってくる。風真くんも幼少期のイギリス行き相当ショックだっただろうけど、マリィもまた風真くんと離れるのすごく不安なんだろうなっていうのが伝わってくるのが染みるな……。

3年目1月

○両思いパワーがすごい

 風真くんの運命発言を事あるごとに「偶然」で片づけようとするマリィがすごく好きなんですが、3年目1月の初詣ともなると終盤だからかもう完全にマリィが風真くんのことを好きで、いつもの風真くんの「イギリスにいた頃は毎年おまえと二人で参拝するのを想像してた」に対してめちゃくちゃ素直に「これからも毎年一緒だといいね」って返すから両思いじゃん!!!!!と何度目か分からない叫びが出る。これを聞いた当の風真くんでさえ当然だよなみたいな態度ではなく「なんか変わったなおまえ……」って嬉しそうに言うのでやっぱ風真くんもマリィに対してなんか自分の好意いまいち伝わってないなって思ってたっぽいのが笑いました。マリィ、風真くんがイギリスにまた行っちゃうかもって分かってからかなり風真くんと一緒にいたい思いが強まってる感じがある。改めて風真くんルート、一本の長い初恋のお話を追いかけている感覚があって、メイン枠のルートとして大好きですね……。どのルートも間違い無く唯一無二だけど、やっぱり彼は作品における特別枠なんだなあとしみじみしてしまう良さがある。

○個人的な作中ベスト3に入る会話

 前回のお出かけでクソバカ浮かれぽんち選択肢でしょんぼりさせてしまったのがマジで申し訳なさ過ぎたので一紀くんを水族館に誘う。一紀くんの懐いた時に見せてくれるニコ!の顔が生来の性根の良さみたいなのが滲み出ていて大好きです。
 この時寄り道で聞いたマリィと一紀くんの会話が作中で1、2を争うレベルで好きなんですが、どのグループに属していてもマリィが感じている「私1人だけ女の子で浮いてないかな」って悩みに対する答えとして一番好きなのがこの風真・颯砂・一紀のグループで聞ける一紀くんの答えです。

「わたしって、一紀くんたちの中で浮いてるかな?」
「なんで?」
「だって……ひとりだけ女の子だし」
「性別で区別するのってナンセンス。もちろん、男同士だからできる話もあるけど。そんなの、男女関係無く個人間でもあるだろ。僕と君の間でしかしない話だってあるんだし」
「そうかな……?」
「そう。現状、仲良くやれてるなら、それでいいし。何か問題ある?」
「ううん、ないよ」
「なら、余計なことは考えないで」
「うん。ありがとう」

 回答がスマート過ぎないか!?!?
 自分が「氷室」で括られるのが好きじゃないからこそ性別で括るような考えも無意味だと思っていて、性別とか家柄とか関係無く個人と個人の築いた関係性を大切に思っている一紀くんの価値観が分かること、それを言い方こそ少しぶっきらぼうだけどこちらを慮ってくれている話し方で伝えてくれていることが何もかも好きで、この先ずっと噛みしめたい言葉の1つです。特にこの仲良しグループで好きなところが、家柄でやたら持ち上げられることを嫌がってる風真くんと一紀くんがお互いやいのやいの言ってるのを颯砂くんがおおらかに取りまとめるところだったので、改めて家柄とか性別とか関係無く4人仲良しでお互い好ましく思い合ってるから一緒にいるんでしょって一紀くんの口から聞けたのが本当に嬉しかった。ときメモGS4、収録されている台詞量が非常に多くて会話も全部回収できる気がしないんですが、すべての会話を見た後でも多分この会話は物凄く好きなものの一つに挙げられると思います。

3年目2月

○マジで心の底から四季を楽しんでいる男

 夏の花火大会と秋のキャンプ場でスチルが出たのを元に、陸上で活動できる場所+季節感を重視した場所に行けばまたスチル出るんじゃないか!?と思い、試しに冬のスケートに誘ったらビンゴだったので心の底から四季を楽しんでいる男~!!!!とペンライトを振る。風真くんはたまたま彼の得意な場所・好きな場所がスチルの出る場所になってたけど、他のキャラクターのスチル条件を全員1度攻略した後に見てみるとなかなか予想しにくい場所でスチル解放される人も結構いて、真告白にスチルがいくつか必要だから風真くんは特にスチル出そうな場所を分かりやすくしてるのかもなあと感じました。
 スケート場の風真くん、スケートなら自分が得意でマリィに教えられるし自然に手も繋げる!っていうピュアピュアな考えでウキウキスケートしてるのが好きだし、その結果スケートに四苦八苦してるマリィを見て罪悪感で押し潰されるまでの流れがマジで良い子で好き。あと素直にスチルの冬服めっちゃ似合ってるのが好きです。一番好きなのは春のジェラピケ風真くんだけど、どれが一番似合ってるかと言われると冬服各種を選びたくなる。

○帰ってこい!!!! 玲太!!!!

 「またあの坂道で待ってる」に情緒をやられる会話。ここで入学式の日に待ってた時と重ね合わせてくるのは…..ズルだろうがよ……! ここの会話、他のルートではLINEでメッセージが来るだけでちゃんと屋上で話すのは多分風真くんを攻略してる時だけっぽいと後で他の人を攻略している時に気付いて余計だばだばになりました。ここから怒濤の卒業シーズンイベントでメコメコになり始めて、学生生活3年間を疑似体験できるときメモってすげえなあ……!!と恐らくずっと言われ続けているだろう事実を噛みしめていました。

○こんなの泣いちゃう

 卒業前に颯砂くんと下校。下校イベントで出てくる人はランダムなんだけど、偶然序盤から仲良くしててグループでも仲良くしてた颯砂くんから「一緒に帰ろう」と誘われた上に感謝を伝えられてべちょべちょになる。ときメモの卒業式、なんなら現実の卒業式より感動したかもしれないですね……。現実では必要な人とは連絡先さえ知っていればまた会えると思えるけど、ときメモのキャラクターとは本当にこの3年間でゲームのクリアという形でお別れするんだよなあという実感が卒業というイベントと合わさって本当に染みます。
 毎秒颯砂くんの人間性に惚れていた1周目だったので、感謝を伝えられた瞬間こちらこそありがとう""""!!!!!!の気持ちでいっぱいになりました。照れる気持ちが無いわけじゃないけどそれ以上に真っ直ぐ好意を伝えられるところ、大好きだ……。

○こんなの泣いちゃう!!!!

 一番不意打ちを食らったかもしれないイベント。花火大会とかクリスマスとかバレンタインとかは分かりやすく特別な行事だからそれなりの姿勢で臨めたけど、いきなりの出会いとの対比!!!!後輩キャラクター特有の年の差による別れの辛さ!!!!を全力で叩きつけられて、ある意味王道で予想できた展開の筈なのに心臓を揺さぶられました。初手壁ドンが印象的だったからこその卒業間際の対比がよく効いている。1周で既に満足感が凄く、次の攻略対象に移れるかなと心配までしていた中でこれを見せられて、絶対に一紀くんをちゃんと攻略しようと思わせられたイベントです。ときメモ、攻略対象以外のキャラも同じ学校で生活していて、その日常風景が垣間見られるので、この人を知りたいと自然に思わせてもう1周遊ぼうと思わせるのが上手いと思うし、その取っ掛かりとして仲良しグループシステムが本当に上手いことできているなと思います。皆のことを大好きになってしまう。
 1周目、ずっと書いてきた通り途中で風真くん・颯砂くん・一紀くんで仲良しグループを組み、その後もちょこちょこグループのメンバーとお出かけしたりランダムイベントでよくかち合ったりしてたから、風真くんの帰国と颯砂くんの下校会話と一紀くんの卒業間際イベントのフルコンボで完全にやられた節があります。何周遊んでも彼らと駆け抜けた1周目を忘れられないでいる。

3年目3月

 感動こそすれ、まさか泣くとは思わなかった告白シーンで物の見事に大泣きしました。風真くんの「坂道で待ってる」を頼りに再会した坂道までやってきたマリィが”りょうたくん”に連れられて教会までやってくる時点で冒頭との重ね合わせに呻いてたんですが、教会で待っていた風真くんが芋掘りのことやかけっこのことを話し始めて、うわあああああのイベントそういうことか!!!!!!の波に揉まれて大変なことになりました。よくよく見直したらキャンプ場で焼き芋食べてるマリィを見てる時も、体育祭でマリィが追いかけてきてくれた時も、一人でこっそり幸せそうにしてるんですよね風真くん……。プレイヤーにとっても、マリィにとってもきっと何でもない思い出が風真くんにとっては大切な思い出だったこと、それらのイベントを発生させたのは間違い無くマリィを通したプレイヤーだったことを明かされて3年間風真くんと過ごした日々の結実に想像の10000倍情緒をやられてしまった……。
 風真くんの告白、思い出語りは勿論マリィの返事も大好きで「いつも、想っててくれてありがとう。忘れてることばかりで、玲太くんをたくさんがっかりさせて、ごめんね」を見て、風真くんの浮かれぽんちにこっちはずっと笑ってたけどマリィはちゃんとあれが風真くんからの真摯な好意だと分かってたんだよなあとか、それに対して「想ってくれてありがとう」って言えるんだよなあとか、颯砂くんと一緒に幼稚園のこと色々忘れてたけどそれを申し訳無いって思ってたんだなあとか、マリィに対する思いまで湧き上がってきてこの辺からずるずるになってた気がする。そこからの幼少期の風真くんの声と今の風真くんの声が重なる演出はもう完全にズルじゃないですか!? 梶さんが幼少期の風真くんの声も一緒に担当されている"意味”をこれでもかというほど思い知らされました。幼少期からずっと変わらない想いでたこ殴りにされた。
 人間は時が経てば変わっていくもので、実際にマリィも幼稚園の時と全く同じままってわけではないだろうし、だから風真くんも今のマリィを見て「セールが好きなんだな(実際夜ノ介くんの真告白に必要なイベントでマリィがセールに釣られてショッピングモールに行くくだりがある)」とか「食べ物の屋台とか好きなんだな(実際ミチヒカとのランチや御影先生にお茶を淹れてもらうイベントで腹ぺこになってたり、七ツ森くんとの出歩きイベントでパンケーキのテイクアウトに釣られるくだりがある)」って判断してるところもあるんだろうけど、その上で昔から変わらないあなたの眩しい笑顔や優しさが大好きっていう告白がじんときました。人は変わっていくものだけど、笑顔や優しさが変わらずにいると嬉しいものだし、実際に全編通してマリィはよく笑い他人に優しくできる子だと感じたので、風真くんの言葉ひとつひとつに昔から今までずっと他でもないマリィが好きなんだなあと当たり前のことを再認識させられて嬉しかったです。二人がそれぞれマリィは風車の模様のペンを持って、風真くんは風車に似たヘアピンを持って高校に入学していたとここで分かるのも、マリィの見た目がヘアピンつけてる髪型だった意味がここにきて分かるのもね、いいよね……。なんかもう全部凄かった……。

 ボロカスに泣いてクリア後に見ようと決めていたエンディングリストを見てこんなに種類あるの!?!?という気持ちと真告白ってそんな真エンドみたいなシステムあるの!?!?という驚きにひっくり返りました。クリア早々にもう1回遊べるドン!された。


最後に

 そんな感じで最後までのめり込みながらときメモGS4風真くん真告白EDをクリアしました。長々とプレイ日記を書いている時点でお察しかと思いますが、とにかく面白かった~!! 乙女ゲームを自分の手で遊ぶのは初めてでしたが、自分の手で自由に高校生活を楽しむシステムとそれを彩るキャラクターの魅力に引き込まれて気付いたらあっという間に3年間が過ぎている、という感覚が新鮮で凄く楽しかったです。明確な一本のシナリオに思いを馳せ、じっくり考えながら進めていくような普段遊んでいるタイプのゲームとはまた違う良さがありました。
 乙女ゲームを遊ぶのは初めて、というものの、難しいこと考えなくてもジャンル問わず面白いゲームは面白いんだなという当たり前のことをときメモGS4からまた一つ教わった気がします。この記事を書いているうちに隠しキャラクターと女友達以外の全員を攻略してきたのですが、皆本当に素敵で、3年間この人と一緒に過ごせて良かったと思える人たちで楽しかったです。そしてこのゲームを遊べば遊ぶほど、初めに攻略したのが風真くんで良かったと思い返すくらいには風真くんを好きになりました。
 改めて、このゲームを遊んで良かったと心から思います。ときめきをありがとう!!


 


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