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【行政DX】「書かない窓口」で稼ぐまちへ。北見市役所の収入が1千万円超に!

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。

私、ひるた浩一郎は、行政DX(デジタル・トランスフォーメーション)をもっと推進し、市民一人ひとりの貴重な時間が奪われてしまっている、もったいない状態を変えていきたいと考えています。

以前に書いたnoteがコチラです。

北見市(北海道)の「書かない窓口」が単に市民の利便性を高めるだけではなく、他自治体からの使用料で1千万円超の収入が見込まれることが明らかになりました。

良い仕組みはコストがかかるのではなく、稼ぐことができるんです。


◯ 北見市の収入が1千万円超!

北見市(北海道)が、「書かない窓口」を他自治体につかってもらうことで著作権利用料としての収入が1千万円を超えることがニュースになっています!

北海道新聞のニュースで、無料会員登録で全文を読むことができます。

北見市にあるIT企業である北見コンピューター・ビジネスさんと北見市が共同開発した仕組みです。

北見市の「書かない行政窓口」の詳細は、2022年10月19日の日経新聞の記事がわかりやすいです。

◯ 書かない窓口とは

総務省『自治体DX推進参考事例集【3.内部DX】』(令和5年4月28日)において、北見市の仕組みが取り上げられています。北見市以外にも様々な事例が参考になるので、ぜひ、ご覧ください。

デジタル田園都市国家構想のデジ田メニューブックにも掲載されています。


現在、デジタル庁も「書かないワンストップ窓口」としてページを公開しており、全国に広がりつつあります。

そもそも手続きをするだけで、「市役所まで行かなければならない「何度も同じ項目を書かされる」、「都度、窓口で待たされる」、「複数の窓口に回される」など、市民一人ひとりの貴重な時間が奪われてしまっています。

一方で自治体職員としても紙ベースでの対応にはミスがおこりやすい環境です。「記入内容の確認作業が多岐に渡る」、「業務の複雑化に伴い、業務が属人化する」などです。

市民も、公務員も貴重な時間をもっと有効活用できる取り組みであり、「書かない窓口」から「行かない(行かなくていい)市役所」につながっていきます。

◯ 「誰ひとり取り残さない」ためのDX

「デジタルを使えない人はどうするんだ!」「スマホとかよくわからんって人はどうするんだ!」と言われる方もいます。

しかし、できるところから実施していくことが何よりも重要です。

最初から100人100人に対応できなかったとしても、まず80人に対応できれば、残り20人をしっかりとサポートすることができる。80人は手間なく、めんどくささをなくすことにつながり時間をつくれる。20人は80人分待つ必要がなくなる。

誰一人取り残さないために、少しずつでも変化を促していく。

全員に同じ負荷をかけるのではなく、ラクができる人にはラクをしてもらう。そして、難しい人にはサポートを充実させる。これこそが、誰一人取り残さない、DXの本質です。

◯ 何のためのDXかを問い続ける

DXの目的は、住民一人ひとりの可処分時間を増やすためです
自由に使える時間を増やす、つまり、しあわせな時間を増やす。

「D」デジタルをすすめるのではなく、「X」トランスフォーメーションをすすめる。住民の一人ひとりが便利に、簡単に、めんどくさくなくす。結果として、時間をつくることができる。

できた時間を活かす。自分がつかいたいこと、やりたいことに時間を使えるようになる。

これも、立派なDX。トランスフォーメーションしている。5時間が1時間で4時間創出できるって、めちゃくちゃ良い!

トランスフォーメーションを促していく。これを北見市のようにシステム化したものや仕組みを他自治体に輸出することで稼ぐこともできる

税収だけではないお金の稼ぎ方です。「稼ぐまち」へと生まれ変わっていく。

デジタル化を進めるなかで、ITツールをはじめお金がかかることに懸念を覚えている方も多いです。

最近、ニュースになっている「新紙幣に変わることで券売機更新」といった「現金至上主義」だったとしても、いつかはお金がかかってしまう現実があります。(新紙幣の是非や更新に関して良い、悪いを言いたいわけではありません)

しかし、北見市のようにやり方によっては自治体も稼ぐことができる。住民満足度も上げつつ、市外の方に対してシティプロモーションにもつながり、お金以外の価値も向上できていくはずです。

デジタル活用やDX促進のためには、自治体だけではなく、民間企業、NPO、市民団体や市民の方々との連携・共創があってこそ成り立ちます。

さぁ、共創だ!



◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。
過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。

サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!