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【まちづくり】「スマート技術活用のヒント」セミナー。スマートシティ・スーパーシティの基礎知識

夜でもヒルタです。私は「しあわせな+1時間を 岡崎市」を目指して活動しています。自分の使いたいように、自由に使える時間があることが「しあわせ」につながると信じています、家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等。そうした時間を住民が毎日+1時間得られるまちをつくる。

私、晝田 浩一郎は、自治体と企業とをつなげ連携・共創の促進を民間の立場で実施しています。以前noteで書いた「交流会」もその一環です。

埼玉県の「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」にも携わっており、2023年7月19日(水)16時から、「スマート技術活用のヒント」のセミナーを実施しました。

埼玉版スーパー・シティプロジェクト促進企画
スマート技術活用のヒント

「スマート技術活用のヒント【埼玉版スーパー・シティプロジェクト促進企画】」セミナーについて

74名もの方に申し込みをいただき、オンラインで開催しました。
イベントページは以下です。アーカイブ動画も後日、公開しますので見逃した方や何度も観たい方はぜひそちらもご覧ください(アップされたら追記します)

「スーパーシティ」や「スマートシティ」が重要だとか「都市OS」や「アーキテクチャ」といわれるなかで、そもそもどういうことなのか、どういったことなのか。テクノロジーを活用するとはどういったことかを有識者として一般社団法人スマートシティ社会実装コンソーシアム 土屋俊博さんに語っていただきました。貴重な機会をありがとうございます!

土屋さんはPodcastもしており、当日の『講演のひとり反省会』として早速アップされていました。

「ちっちゃくはじめること」の重要性

スーパーシティやスマートシティというと「テクノロジーを活用したまち!」「最先端テクノロジーで!!」といった考え方になると思います。それも間違ってはいない。しかし、重要なことは「どんなまちをつくりたいのか」を明確にして、それに向けた手段としてテクノロジーを活用すること。テクノロジーは単なる便利な道具でしかない。

いきなり大きなプロジェクトを進めていこうとするとお金も時間も人の協力の大きさもとてつもないことになってしまう。

だからこそ、『ちっちゃくはじめること』が大事。

土屋さんの資料においても、内閣府の「スマートシティリファレンスアーキテクチャにつかい方」の資料を基にして語っていただきました。

テクノロジーの活用といったときに、右側の「スマートシティアセット」としてのデータマネジメントやサービス連携といったことだけではなく。左側の「体験デザイン」や「プレーヤー管理」といったこともテクノロジーであることを説明されていたことがとても印象的でした。


内閣府「スマートシティリファレンスアーキテクチャのつかい方」

様々なプレーヤーがいるからこそ、「こうしていこうぜ!!」な合意を得るためにも小さくはじめて、いろんなトライ・試みをしていくことが重要だということを感じました。

様々な参考事例

スマートシティやスーパーシティの理解を深める上で、どういった計画や取り組み事例があるかを一部紹介してもらいました。紹介してもらったことが以下です。

▼国交省 スマートシティサービスの連携ユースケース

▼富山市センサーネットワーク

▼セブンイレブン・ジャパン セブンVIEW

▼三井住友銀行 decile

▼中部電力 MINLY x 豊田市

「都市OS」「エリア・データ連携基盤」とは

都市OSは、「PCのOSというよりも都市間など相互連携を可能に」するためのものだとのこと。統合させるというよりはつなぐための役割。

私の理解だとAPIのような、同一規格に変換できることなんだろうなと認識しました。

ざっくり……それぞれのデータベースやプログラムをすべて統一させるのではなく、それぞれは個別最適化した状態で運用されるが、一方でデータ連携としては別のシステムでも利用できるように変換されるための仕組みが都市OSやエリアデータ連携基盤といったもの。

【エリア・データ連携基盤】については以下の資料もご参考に

デジタル庁「デジタル田園都市国家が目指す将来像について

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内閣府「デジタル田園都市国家構想推進交付金」

「まずは、サービスから」創出することから。連携を見据えたサービス創出も大事だけど、連携ありきというよりも、まずは、つくっちゃうことも大事だなと感じました。結果として、連携がある。

参加者からの感想

「難しかった」「略語ばかり」といったどうしても概念的なものであるため難しく感じてしまうこともあったのかなとおもいます。一方で。「小さな一歩が大切」「スマートシティも目的のためのツール」「都市OSの意味がわかった」と嬉しい感想もありました。

参加者の感想「印象に残ったこと・いまの気持ちなど」by Mentimeter

未来とありたい姿を突き詰める

土屋さんが以下のことを投稿されていたので引用させてもらいますが、まさにだなーーーーっておもったのでシェアです。

一人一人が「ジブンゴト」として捉えられる問題について「ありたい姿」を真摯に突き詰めることに尽きるなと思っております。課題設定はそのあとの話である、と。

土屋俊博さんの投稿から

ありたい未来に向かって、便利なツールとしてテクノロジーやシステムを利用して、それに合致するように従来から業務のあり方や仕組みまで変えていくこととなる。ありたい未来に合わせた働き方や仕組みづくりも同時に行われていくことが重要でもあると感じました。

毎回noteの冒頭でも書いていますが、私がつくりたい未来、つくりたいまちは「しあわせな+1時間を」過ごせるまちです。

私は「しあわせな+1時間を 岡崎市」を目指して活動しています。自分の使いたいように、自由に使える時間があることが「しあわせ」につながると信じています、家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等。そうした時間を住民が毎日+1時間得られるまちをつくる。

ひるた浩一郎のつくりたいまち・世界

自治体だけ、民間企業だけ、住民自治だけではたどり着けないところにある未来。スマートシティもスーパーシティも、もちろん、埼玉版スーパー・シティプロジェクトも多様な力の連携と共創があってこそ、つくりたい未来に近づける。

さぁ、共創だ!

土屋さん、ありがとうございます!!

ーーー8月10日追記ーーー
登壇動画がコチラ!


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