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白ワインのように軽やかな「日本酒」を、つくります!

はじめまして、Blanc(ブラン)です。
まだ名前しかありません。

「あなた誰?」とお思いでしょうので、簡単に自己紹介をさせていただきます。名前にありますBlancは、フランス語で「白」を意味します。ではなぜ「白」なのかですが、いろいろかいつまんでお話しますと、「白ワインのような軽やかな飲み口の、日本酒」をつくろうという思いが込められているからです。どこのどなたが?なんのために?どうやって?いつ?といった、いまかいつまんだところに興味を持たれた方、それ美味しいの?とお酒好きセンサーが発動された方は、どうぞどうぞこの先へと読み進めてください。あたらしい日本酒づくり、ご一緒しましょう!

はじまりは、「日本酒って美味しいけど、そんなに飲まないよね」という声でした。

世の中には、ワインにビール、焼酎にウイスキー、そして日本酒などなどと、本当にさまざまな種類のお酒があり、なんと素晴らしい!と空に向かって叫びたくなるここ日本です。みなさんもそのテーブルの雰囲気や食事との相性を考えて、主に夜、なにを飲もうかなと日々悩まれているだろうこととお察します。喉がカラカラに乾いた日には、ビール。イタリアンに入ったらワイン、肉なら赤、魚なら白。焼き鳥には絶対焼酎!和食には断然日本酒!!などとさまざまなセオリーとマイルールが脳内を駆け巡る、夜の7時を。

そんな至福の迷える時間に、とある酒場で、こんな会話が交わされていました。「日本酒って美味しいけど、ちょっとしか飲めないのよね、だからワインにする」「そうだね」。「ちょっと待って!そんなこといわないで!」と割って入ろうとした時に、わたくしBlancはオギャーといわずに生まれました。思春期をむかえる前にフラれるというイバラの道を抜けて。ほぼほぼロダンの考える人のポーズで。

美味しいのにそんなに飲まない理由は、アルコール度数?食べ合わせ?キャラクター?

ひとりでどんよりしていても仕方がないので、生まれ出づる悩みを胸に、親しい人からそうでもない人まで、たくさんの人に相談を持ちかけました。みなさま、貴重な時間といたわりのお心遣いありがとうございました。おかげさまでBlancは立ち上がることができました、いくつかの発見と、もしかするとという光明ともに。

発見①:アルコール度数が高い?                   日本酒のアルコール度数の平均値はおおよそ15〜16度。40〜55度のウイスキーなどを例外的なものとして除くと、日本酒はその他のお酒に比べてアルコール度数は高めの印象。水で割るというわけにもいきませんしね。
発見②:食べ合わせは和食限定?                   意外と多く聞かれたのが「日本酒が合いそうな和食を食べる機会があまりなくて・・・」というご意見。だって日本ってついているでしょうと。いや、そんなことないんですよ。
発見③:大酒飲みイメージですって?                「発見①:アルコール度数が高い?」とも関連してくるのですが、「ワシはお酒大好き、大酒飲みじゃ!ワッハッハ!!」というイメージがあると。ラベルなどもそれを後押しするかのように、ど迫力方向が多い気がする。

おおっ・・・思い出すも胸に刺さるお言葉の数々。「ピンチはチャンス」という至言は、聞いたことがないという人はいない程に普及しているからには、真実に違いないといい聞かせつつ、どうしようかなと考えながら、うすらぼんやりとながらつくりたいものが、見えてきました。

「ほどよいアルコール度数で、洋食にもよく合う、やさしい日本酒」は、いかかでしょうか?

ありそうでなかった感じがします。もしかしたら飲んでみたいと思ってもらえるかもしれません、とも思いました。ちょっと白ワインに似ているのかもしれません。でももっと美味しくします(決意)。まだ名前しかありませんが、なんとかつくってみます。ひとつひとつのハードルを乗り越えながら。できればみなさんとご一緒に、です。よろしくどうぞお付き合いください。



[次回予告]

まずは、見た目から。

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