WEB制作しているHISASHIです。

SWELLで、カスタムフィールドの値を一覧ページの各記事に表示させる方法を解説いたします。

「投稿リスト」ブロックにも対応しているので、どの固定ページにも表示させることが可能です。

HTMLやPHPの基礎知識があれば、簡単にアレンジできるようになっていますので、ぜひ読み進めてご検討ください。

実装のポイント

今回の実装方法は、フックでカスタマイズするため、テンプレートファイルは編集しません。

そのため、メンテナンスしやすくアップデートに強いのがメリットとなります。

※今回の実装は記事一覧に対応するもので、個別ページに出力させる方法は別のアプローチが必要となります。準備が出来次第、別途記事にします。

実装例

デモページ
https://cafe.hisanobu-design.com/goods/

不動産であれば間取りや場所、車両販売店であれば価格やグレードなどを表示させている例をよく見かけます。

ちょっとしたことですが、この表示があるだけで情報の比較がぐっと容易になりますね。

構築環境

バージョン情報

SWELL: 2.8.1（2023.11.14日時点最新）

利用確認ができているバージョンです。
不定期的に更新していきます。

プラグイン

カスタムフィールドは、プラグインのACF（Advanced Custom Fields）で作成しています。

出力させるためのコードは、functions.phpに記述しますが、プラグインの「Code Snippets」を利用してもOKです。

ACFでカスタムフィールドの作成

フィールドグループ「商品詳細」を作成し、以下のフィールド項目を追加しました。

1. 販売状況(status)

2. 価格(price)

3. コメント(comment)

各フィールド項目の作成

販売状況にはラジオボタンを設置し、販売中か売り切れのどちらかを選ぶ形にしています。

価格には、フィールドタイプ「番号」を選択し、数字を入力する形に設定。

コメントは、今回使いませんので割愛します。

適用するページの設定

設定のルールから、今回カスタム投稿で作成した「商品一覧」に表示するようにしました。

必要に応じて、カスタムフィールドを適用するページを選択してください。

カスタムフィールドの値を入力

カスタム投稿の商品一覧に、記事をいくつか作成します。

記事の中を見ると、カスタムフィールドが追加されているのが分かります。

とりあえず適当に入力しておきます。

記事一覧ページに出力させる