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粒あん派の私が派閥を抜けた、たった1つの理由

「あなたの答案を採点させていただきました。

採点の結果、誠に残念ながら、日本あんこ協会ではあんバサダーとしての認定を今回は見送らせていただきます」

1通のメールが届いた。

口福堂の粒あんのおはぎを
食べ終わった後にだ。

いや、正確に言うと、
食べ終わって、
検定試験を受け終わってすぐにだ。

合格しなかったのは、
あんこ好きを公言しているのにショックだ。

思えばあんこ好き、粒あん派、
を言い始めたのもこの数ヶ月前からだし、
仕方ないのかもしれない。

きっかけは、
母が持ってきた2つのあんこの入った瓶。

「おいしくてもう無くなったのよ~」
と言いながら出してくれた。

それが、
あんこ屋がつくった塗るあんこ『北海道小豆粒あん』https://shop.kanegoseian.com

これがめっぽうハマったのだ。

あんバタートーストに、
「追いあんこ」をして食べる。

好きなだけ載せられるが、
無くなるのも惜しいので、
食べられるだけにする。

あまりの美味しさに、
FBに投稿しておすそ分け。

オンラインミーティングの
コンサルタント仲間にも話す。

すると、
仲間もあんこを買ってくれたらしい。

まるでアイドルを推すアイ活みたいだ。

ここまで好きだから検定試験も楽勝と
どこか高をくくっていた。

しかし、ここまでくると
どうしても合格したくて、
日本あんこ協会のホームページを
もう一度見る。

あんこの歴史、コラム、記事を見る。

どこで間違えたのか、
ジブンの回答と解説を照らし合わせて
対策を考える。

すかさず再受験。

問い1、2、3とタップ。

間違えたのは問い8。
ここは慎重にタップ。

もう一度、好きなあんこのお菓子と
あんこに対する想いを書く。

回答を見直して送信。
祈るようにして押す。

直ぐに回答がメールボックスに届く。
ドキドキしながら開く。

結果は、

「あなたの答案を採点させていただきました。

日本あんこ協会ではあなたをあんバサダー(認定あんこ男子)として認定いたします。
ようこそ日本あんこ協会へ!

今後のあんバサダーとしてのご活躍を期待しております」

よしっ、やったぞ!
認定された。

雨が降り続ける中、車の中でガッツポーズだ。

あんこ男子だ!
というよりあんこオヤジな年齢だがね。

こうして自分は晴れてあんバサダーになった。

そういえば、問い10の選択肢に

「あんこに派閥なんてない!
あんこは無条件かつ無限の愛であり、
互いを尊重できる食べ物である」とあった。

そうなのだ。
あんこは素晴らしき食べ物だ。

粒あん派だのこしあん派だの
派閥にこだわる必要はなかった。

あんこは世界平和の実現を目指す。

これが日本あんこ協会あんバサダーに
求められた理念なのだから。

日本あんこ協会
https://anko.love/






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