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秋の忘れ物

立春が過ぎて、
まもなく春が本格的になる。
まだまだ寒いけど。

そんな中、昨日公園に散歩に行った。

1歳10ヶ月の息子は、
歩きながら
落ちている石や枝を拾っている。

落とす先は水路だ。
蓋の上から下に落とす。

ポチャンと音がするのが面白いのか、
波紋が広がるのが面白いのか、
こちらが「もう行こう」
と言うまでやっている。

ふと目をやると、
どんぐりが落ちている。

帽子だけのもあれば、
単体で転がっているし、
あちらを見れば
おびただしいほど
側溝に寒さを凌ぐように
集まっている。

季節は変わっても、
すぐには葉や枝、
実はなくならない。

ゆっくり時間をかけて
菌や微生物が分解するのだろう。

全て分解する頃には
春は来ているし、
夏が来ているかもしれない。

さんぽしながら、
気軽に見続けてみよう。



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