漁業のはなし

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ノート

雨の日の教訓

今日はひたすら雨。
雨の中でも、今日も海の上にいました。
上着を着てれば多少の雨でも問題ないからいつもどおり作業を進めてたけど、海水よりも雨水のほうが格段にいかだの木材がすべるわけ。 (午後はどしゃ降りになったから、やめて陸上にいた)

自分なりに気をつけてたつもりだけど、突然思いっきり滑って左足の大部分が海に落ちた。

左足が海に落ちた瞬間、長靴の中にどんどん水が入ってきて足が冷たくなってきて

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夏はお風呂の時期

本日、温湯駆除2日目。
昨日このnoteでちらっと書いたけど、牡蠣をお風呂に入れる作業をしています。

https://note.mu/hisako/n/n0fe9dce77e09

そもそも、なんでこんな暑い時期に牡蠣にお風呂?という感じなんだけど、主にふたつの理由から。

① 牡蠣の周りについたムール貝などの付着物を取り除いて、牡蠣のエサとなるプランクトンを取り入れやすくするため

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明日からはじまります

先週半ばのnoteの最後に、機械類のメンテナンスの話を書いてたんだけど、部品が届いて今日直りました。

https://note.mu/hisako/n/nf2160fcda19d

なので、明日からうちの職場でも温湯駆除がはじまります。
先週灼熱すぎる気温だったから、今週からスタートでよかったかもしれない。
(今日も暑かったけど、先週よりは少し気温も下がってましな気がする。)



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新しいいかだが設置できて一安心

ここ2ヶ月くらい、ときどきいかだづくりや浮き樽を入れたnoteを出してました。

今日は無事に設置が終わったnoteです。

今年のいかだ製作後に海に着水したのが7月前半頃くらい。
少し時間を置いて、新しいいかだと補修用のいかだの交換も終わりました〜。



6月に入ってから牡蠣の作業の合間に少しずついかだを作ってたんだけど、例年に比べると思ったよりもスローペース気味。

青年会議所さ

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おニューいかだをそろそろ運ぼうかなと

2週間くらい前にこんなnoteを書きました。

陸上から海に着水させたあと、しばらく海水に浸かるように置いてたのだけど。
今日はこのおニューいかだたちを浮かすために必要な浮き樽を一気に入れて、ロープで固定してました。

実のところ、このいかだにコケが生えてきてて、水面に浸かってた部分がヌルヌル。
滑って落ちたら、完全に海にどぼんなやつです。

いかだに入れた浮き樽の上に乗って、しゃがんで手を

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着水がおわったら、少し間をおく

昨日こういうnoteを書きました。

陸上でのいかだづくりを終えて、今度は着水作業。

フォークリフトを使ってどんどん海におろして、いかだに結んだロープの片側を船外機に結んで、ひっぱっていく。

これは文章で読むよりも、写真で見たほうがわかりやすいかもしれない。

ロープで何台もつなげて、仮固定する場所へさらに移動。

でも、すぐにいかだを設置しにいくわけではないのです。

数日間、海水に

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ふやけた手で食べる豊かさよ

私が普段いる"浦浜"と呼ばれる内湾側の海では、養殖漁師さんがたくさんいる。

養殖物で生計を立ててる漁師さんが多いというのもあって、太平洋側に面した表側の海と比べると、浦浜ではウニを獲ったり磯物獲りは日数が少なめ。
(ウニを売って生計を立ててるわけではなく、自家消費程度の量しか獲らないため。)

そんなわけで、今日は数少ないウニの開口日でした。
やっとだよ…待ちわびてたよ…!

むき身のじーち

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すべては手作業で

7月に入って、今年もあと半分。
いまやってる作業はまだまだ続きます。

牡蠣の稚貝の仕込み作業は陸上でやることと海上でやること、合計するとざっくり3ステップあるんだけど、今日はそういう話。



まず陸上ですることはふたつ。

① 牡蠣の稚貝を間引きする

陸前高田の牡蠣(三陸地域)は、他の産地との差別化をはかるために大きな牡蠣を養殖する特徴があります。
大きく育てるためには、仕込みの

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夏に向けて、伸びていくもの

今月末で地方市場への出荷が1ヶ所終わるのですが(正確にいうと昨日まで)、夏に向けて少しずつ出荷量が伸びてきました。

そして、今日も"スポット"と呼ばれるまとまった注文が市場からきたことで、ひたすら牡蠣を箱詰め。

去年も夏あたりに書いたけど、他の産地や市内の漁師さんたちがどんどん出荷を終えてることで競合が居らず、少しずつ集中してきているようです。

もちろん売れるのは良いことなんだけど、許

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特異だからこその、いまがある

1年くらい前にこういうnoteを書いたんだけど、今日は微妙に違う話。

私のような女性が海で働いているというのは特異な事例らしく、「どうやって牡蠣の仕事に就いたんですかー?」と聞かれることがあるんだけど、毎回「めっちゃ運がよかったから」と答えている。
てか、正直それしか答えられない。

私は最初から「漁師になりたい」という願望を持ち合わせてたわけじゃないし、雇い先の漁師さんを見つける、というもの

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