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衛生管理とアレルギーは別の話

弟子仲間のひとり、あかおくんから連絡がきた。
その話をちらっと書いたnoteはこちら。

あかおくんは石巻で復興庁インターンの学生の受け入れと寮母さん的な役割をしているらしく、学生さんたちと年齢が近い私に牡蠣のお話をしてほしいとのこと。

インターンに来て数日らしいから牡蠣の基礎知識を入れてほしかったらしく、話しやすさ重視で選んでくれたみたい。
話しやすいだなんて、ありがたいことだわねえ。

Skypeで学生さんたちと、牡蠣とノロウイルスと細菌検査についてのお話。

ノロウイルスについて、大半の人が「牡蠣が悪い」みたいなイメージがついているのだけど、実はそんなことはなく人間同士の感染が主な感染経路。

毎週やっているノロウイルス/細菌検査で偽陽性が出た時点で出荷停止になるので、市場や飲食店さんには出回りません。

「牡蠣=ノロウイルス」みたいなネガティブなイメージが定着してしまったことが問題。
そこが少しずつでも、ポジティブな方向に向かっていけばいいなあ。

そんなノロウイルスについてもう少し詳しく書いたnoteはこちら。

ただ、ノロや食中毒系細菌については適切な検査や処理をしているから、生産者側としてはきちんとした衛生管理をした状態で出荷をしているんだけど。

疲労してるときや体調不良で体の免疫力が下がっている状態のときに食べるのは、私的にはおすすめしてません。

アレルギーの原因物質を持つ食材はどれも可能性があると思うけど、免疫力が下がっていると体のアレルギー反応が出てくる場合もあるので、疲労時や体調不良時は避けた方がいいです。

生食、加熱の両方で何回食べても、1〜2時間程度で腹痛や吐き気、じんましん等の経験をしたことがある場合は、アレルギーを疑った方がいいかも。

体調悪くても何回もトライしてたら、よっぽど牡蠣を愛でてる人ってことですごいけど。体にとって大変なことだから、食べるのやめてアレルギー検査してみようね。

そういう話やら2種類の養殖法の話をつらつらとしたのだけど、学生さんたちの役に立ててたらいいなあ。
月末までに完成してないといけないことがうまい具合に進んでたら、週末会いに行ってみようかな。


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