『あの頃』かんそう
ね
た
ば
れ
『あの頃』上演終了前日に観てきました。
『やっぱハロプロだな〜~~从*・ 。.・)』
の気持ちでルンルン帰るんだろうなぁと思いながら行ったけど、
思ったより人間臭くて、色々考えながら帰ってきてしまいました。
主人公は松坂桃李演じるツルギ、
ぼんやり生きていた若い男があややに出会い、オタク仲間に出会い、生きていくなかで色々あって、みたいな話みたいな感じでした。あらすじを書くのは苦手なので調べてください。
映画を観た人ほぼ全員思っただろうけど、意外と【あやや】【ハロプロ】要素は少ない。
少ないというかそこに重きが置かれていない。
あくまで松坂桃李演じるツルギにとって【ハロプロ】というのは、人生を駆け抜けていくうえでの一個のきっかけだったんだろうなと思いました。
自分もアイドルオタクをしていて、
おなじようにオタクをしていたひとの中でも
・アイドルが好きすぎて自分もアイドルになる人
・アイドルオタク飽きてオタクと飲みに行くのだけ好きな人
・アイドル好きすぎて貯金尽きてもライブ来る人
・ライブ中に札束ばらまく人
いろんなひとに出会ったなと思い起こしました。
でもどれであってもオタクというのは生々しくてキモくて、
それでいて一生懸命で素晴らしい生き物だなと改めて思える映画でした。
そしてこんな人がいつまでもオタクしつづけられる場所を
我々は守りつづければいけないなとも思いました。
大人になって芸能界を退いたあややの代わりに【松浦亜弥】を演じた、BEYOOOOONDSの山﨑夢羽ちゃんが素晴らしかった。
久しぶりにハロプロの動画を見ていたときに(この子すごいな)と思った子がゆはねちんで、
2000年代風のメイクを施したゆはねちんがほんとに当時のハロプロだった。
でも今の自分くらいの年齢で、当時のあややをリアルタイムで観てみたかったなとは思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?