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MLBと打ち合わせをしまくっている僕が肌で感じるMLBの凄さ

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

年末に久々にnoteを書きまして「読んだよー」とか「元気?」などのご連絡を頂きまして大変有り難い限りです。今年は昨年以上に発信を増やして行こうと思っており、年明け早々にこちらを書いております。

先日こういうツイートをしたのですが、おそらくいま日本でMLB関係者の皆さんとお話させて頂いている頻度であればかなり高い自信があり、我々が海外に挑戦していることの発信もそうですが、海外に挑戦したいと思っている皆さんに少しでも情報共有が出来ればと思い、筆を走らせております。

ちなみにこの2年ぐらいでMLBのほとんどのチームとお話をさせて頂いております。かなり仲良くさせて頂いているチームもあり、アメリカから日本に来た際にジムに遊びに来てもらうという関係のチームも複数あります。

そんな僕が肌で感じるMLBの凄さについて今回はお話できればと思います。マーケットサイズが大きいみたいな定量的な話は調べれば出てくると思うので今回はもっと定性的な側面についてお話します。

なお、僕がお話している方々はどちらかと言えばBO(Baseball Operations)が多いですが、スカウトやアナリストなどの方々ともお話させて頂いております。


人材の層の厚さ

上記のツイートにも関連することなのですがまず何よりもチームにいる人材のレベルが半端ないです。

20代はアイビーリーグなどのトップ大学卒、30代はMBA卒、40代は元プロみたいな構成が多い印象ですが、元プロでもMBA取って戻ってきたりしています。

次に驚くのがメンバーの数。これは各チームのスタッフ部門のページに行って頂ければわかるのですが人数が半端ないです。「そんな専門の人まで?」といったこともたくさんありますし、みんなそれぞれのプロフェッショナルなので打ち合わせの際の議論のレベルもかなり高いです。

弊社のサービスに対しての質問でも「野球チームからここまでの技術の質問が出てくるのか…」ということが多々あります。そのおかげでテクノロジーに対する理解が非常に高いのでやりやすいという側面もありますが。

データの浸透度合

これはおそらくよく言われることなのでみなさんもイメージしやすいかもしれませんが何よりもデータの浸透度合がとてつもなく高いです。

具体的には「データを根拠に意思決定する」という文化が根づいており、どの部門のどのレイヤーの人と話してもこの文化を感じることができます。

もちろんスカウティング部門などではメンタリティなど人を見る側面もあるので完全にはデータに振り切れていない面もありますが、その中でもいかにデータを駆使するかの努力は徹底されているように思います。

個人的にはそこにもデータを活用しようとするかという話や我々もやってみたいなーと思っているところまでに踏み込んでいるチームなどもあり、目を見張るばかりです。データが全てではないのですがやはりデータを使うことで可視化や振り返りがしやすくなる側面はあるので非常に良いなと思っています。

勝つことへの気持ちが半端ない

おそらくこれが最も僕が感動&感心していることなのですが、どのチームのどのレイヤーの方も勝つことへの気持ちが半端ないです。

例えばですが、シーズン中に打ち合わせ時間の候補を提案した際に、
「その時間は試合があって見ないと行けないから無理なんだ」
*それ以降はなるべく外すようにしています

ということやプレーオフ直前のMTGで、
「次回会うときはチャンピオンリングをつけてるから楽しみにしておいて」
などなど。
*実際には取れなかったので次こそは!

このチャンピオンリングの話とか純粋にめちゃくちゃかっこいいですよね笑

こういった勝つことへの意識がどのレイヤーにも本当に浸透していると思います。どのチームのどのレイヤーの方と話しても勝つことへのこだわり、モチベーションは凄く感じますし、時にはその裏返しでライバルチームへの辛辣なコメントを聞くことなども…。

このマインドはスポーツのみならず会社を経営する僕自身も見習うべきところだと思っています。自身がとにかく勝つという気持ちを持つ、さらにはそれをチームに浸透させるということは全く簡単ではありません。

MLBのみなさんと打ち合わせする度にここを強く感じさせてもらえるのはとっても貴重な経験をさせてもらっていると思います。

と、まだまだ書きたいことはたくさんありますがひとまず本日はここまで。こんなこと知りたいとか、聞いてみたいとかあれば遠慮なくTwitterなどでリプライください。書ける&知っている範囲で書いていきたいと思います。

そして最後にうちのCTOが技術ブログを書いているので宣伝です。

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