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18皿目:川崎初のダルバート@DUNA TAPARI 川崎


久しぶりの川崎

 以前勤めていた会社は大田区にあり、当時親しい上司や同僚が川崎近辺に住んでいたため、飲み会後の2次会や3次会でよく川崎に足を伸ばしていたが、転職後はほとんど行く機会がなく、20年以上もご無沙汰してしまっていた。
 ところが最近、所用のため久しぶりに京急川崎駅に降り立ち、そのあまりの変わりように驚いた。お洒落なショッピングモール(ラゾーナ川崎)に、駅前も再開発されたのだろう、小奇麗になり、以前のような怖くて汚いイメージ(ゴメンナサイ)が随分薄らいでいるようだ。
 すっかり変わってしまった川崎だが、ダルバートを出してくれるお店がいくつかあるようだ。三連休(8/11~13)の初日は川崎でダルバートにチャレンジすることに決めた。お店の名前は「DUNA TAPARI」さんだ。

いざ、入店

お店の場所は、駅から少し離れたところにある。京急川崎駅前の銀柳街を抜けて少し歩くと小土呂橋交差点があり、そこからかに道楽川崎店のあの看板が見えるのでそちら方向に進む。

この交差点に立つと、かに道楽のあの看板が見える
かに道楽さんは休業中のようだ

 通りを歩いていくと、ネパール国旗が描かれた看板が見える。2階が「DUNA TAPARI」さんの店舗だ。

ちなみに1階は「無料案内所」だ
看板はわかりくいのでこちらを目印にした方が良い
階段にぎっしりメニューの写真が

 店内は、思ったより広く、奥には小上がり席もある。先客は日本人2名。
空いているテーブル席に座る。

オブジェが所々に飾られていておしゃれだ

 ランチメニューはなく、グランドメニューからタカリセット(850円)、カレーはチキンをオーダー。

スペシャルセットが美味しそうだ
モモの盛り合わせの見た目がすごい、おすすめらしい

いざ、実食

ほどなくして、タカリセットが届いた。チキンカレーの左横は野菜カレーとのこと。

盛り付けがとても上品だ

 まずは、ダルスープから。生姜の風味がガツンと来る、美味しい。さらさら系で、ねっとりとしたご飯とよく合う。

生姜が効いて自分好みの味

 チキンカレーは、骨付きチキンがゴロゴロ入っていて食べ応えがある。辛すぎない程度のスパイシーさで後を引く。

チキンがゴロゴロ入っている

 野菜カレーはできたて熱々でとても美味しい。ジャガイモと豆がホカホカしていてご飯が進む味だ。

ホカホカで心が落ち着く味だ

 特筆すべきは、アチャール。見た目は量も少なく少しがっかりしたが、一口食べて驚いた。いわゆる「古漬け」だ。フレッシュなアチャールも美味しいが、古漬けの醸し出す酸味は奥深く、思わず「おおっ」と声が出てしまった。これは記憶に残る味だ。これは量を食べるものではない、計算されて出されているとしたらすごい。

一番印象に残った味

 ご飯の量は適量で、最後はサグとアチャールを混ぜて食べてフィニッシュ。とても丁寧に作られていて、その分最初はおとなしい印象を受けたのだが、アチャールにやられた。最近、フレッシュなアチャールが続いていたこともあり、古漬けのインパクトにやられてしまった。
 これだからダルバート巡りはやめられない。久しぶりの川崎で思わぬ出会いがありとてもうれしく思う。

 三連休の初日は当たりだった。さあ、明日の土曜日はどこに行こう。。。

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