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自社の今までの軌跡と、事業戦略の見直しについて

こんにちは!
いよいよGWも終わっちゃいますね。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?
GW最終日のUターンラッシュに巻き込まれていたりしますでしょうか?

今回は、今まで自社でやってきた軌跡と、事業戦略の見直しについて、またまた自分勝手に語ります。

GW最終日で、たまたま拙筆に出会った方は、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです笑

今までの軌跡

創業期(2017~)

自分は、2017年1月に起業しました。当初は、

  • 越境ECサポート

  • 多言語化Webサイト作成

を事業の柱にしました。

なぜ、越境ECや多言語を事業の柱にしたか?というと、単純に海外移住を実現したかったからです。

何しろ、コネなし、金なし、メンバー不在で始めたので、
全然スケールしませんでした笑

海外移住は実現したものの、仕事の発生源は現地ではなく日本。マネタイズもうまくいかず、上記2つの柱とは関係のない市場調査や、受託案件で食いつなぐことになります。

所謂、起業失敗の部類に入ると思います。

迷走期(2018~2020)

翌2018年から2020年は、いわゆる迷走期でした。

当初掲げた越境ECと多言語といった、2つの事業の柱が全然強みとしてスケールせず、どちらかというとAWSの環境構築やインフラ構築が徐々にスケールし始めます。

AWSの環境構築に加え、開発や保守案件が徐々に発生していったことで、実質ピボット(事業変換)している状態でした。

当時は、オンプレミスのインフラ構築とAWSが両方できるエンジニアが稀といったこともあり、再現性はないものの収益性はそこそこ高い状態でした。
所謂1人社長、1人親方状態が続きます。

混乱期(2021~2023)

2020年、コロナのパンデミックで社会が大きく混乱する中、次の事業の柱を模索します。
当時、緊急事態宣言が出ていたこともあり、行動が大きく制限されていました。そこで、目を付けたのが教育事業でした。

当時は、まだ日本国内の教育のIT化、DX化が遅れていたこともあり、そこにビジネスチャンスがあると踏んで、教育×ITを事業の1つの柱にしようとオンライン教育事業の合弁会社を立ち上げます。

その結果、、、派手に失敗しました笑

失敗の要因は、後日詳細を説明いたしますが、コロナが収束し始めたと同時にオフライン回帰が進んでいったことと、オンラインありきで事業設計をしてしまったことで、オンライン教育事業は頭打ちになっていました。

結局、自分も事業体も、何を目指しているのかよくわからず、
「とりあえず自分が飯食えればいいや」という状態が続きます。

転換・成長期(2024~)

2024年に入って、今までの軌跡を見直した結果、事業の柱を再構築します。

  • 多言語化Webサイト作成・保守

  • ToB向け業務システム開発・保守

  • 企業のDX化サポート

    • データウェアハウス(DWH)、データレイク、AI基盤構築

    • ダッシュボード構築

今まで収益性が低かったり再現性の低い事業を切り捨て、企業のDX化サポートをやり始めた結果、ToB向け業務システム開発・保守も連鎖的に案件が発生しており、人員が極度に不足し始めました。

現在は、採用活動を強化したり、自社のパートナーの助けを借りて人員を確保する施策を実施しています。

事業戦略の見直し

原点に戻る

自社の強みは何か?再現性の高い事業は何か?を改めて考えたところ、事業会社と一緒にシステムを開発・保守する、という点に帰結しました。

ただ、SIerと同じように、事業会社をクライアントにして受託開発するビジネスモデルは、大手資本に有利であり、将来的には大手SIerに負けてしまうリスクが高いです。

どちらかというと、事業コンサル(人)×SIer(仕組み)との掛け合わせによるシナジー効果を狙っていった方が、模倣性が低く再現性も確保しやすいのではないかと考えました。

企業のDX化サポートが生み出す相乗効果

企業のDXサポートは、事業コンサル(人)×SIer(仕組み)で提供可能なサービスの1つです。

特に、経営者向けダッシュボード構築や保守は、難易度が非常に高いです。
なぜかというと、ダッシュボードに表示するデータを抽出する際に高度なSQLを実装する機会が多く、ある程度経験があるエンジニアがいないと実装できないからです。

さらに、AWSのRedshiftやBigQueryの様なデータ基盤と、LookerStudioSisenseといったダッシュボード基盤を連携するためには、SQLの実装スキルとダッシュボードの機能を両方抑えておく必要があります。

しかしながら、クライアントの事業理解や業務理解が乏しいと、ただの数字やグラフの羅列になってしまいます。

その点、

  • 事業コンサル(人)で事業理解や業務理解を進める

  • SIer(仕組み)でDWHやダッシュボード構築を構築する

というトータルサポートで、課題をカバーすることができます。

再現性はやや低いですが、

  • 自分ではなくても環境さえあれば実装できる

  • SQLが実装できるエンジニアが必要

  • ダッシュボード構築時に業務理解やビジネス理解が不可欠

上記に加え、収益性も高く案件数も徐々に増えてきていることから、事業の柱に組み込むことにしました。

DX人材が不可欠

企業のDXサポートを事業コンサル(人)×SIer(仕組み)で実現するにあたり、DX化を進められる人材が不可欠です。

特に、

  • ダッシュボードのイメージを要件定義可能なPM

  • 企業のデータから、どのようにDWHやダッシュボードを構築するかを構想できるSE

が不可欠です。

今後も、上記PMやSEの人員拡充に注力していく予定です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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