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岩佐美咲のライヴでの写真撮影を認めてほしい

写真は岩佐美咲オフィシャル・ブログより

(5 min read)

日本人歌手のご多分に洩れず、岩佐美咲の歌唱イベントやコンサートやディナー・ショーなどでも開演中の写真撮影は固く固く禁止されているわけですけれど、考えてみたら、自由に撮れるようにしたほうがいいんじゃないか、そのほうが本人や事務所(長良プロ)やレコード会社(徳間ジャパン)にとっても実は利益になるはずです。

どうしてか?というと、ファンやその他来場者がどんどん撮影してInstagramやTwitterなどソーシャル・メディアに上げれば、それを偶然目にしたひとが「あぁ、これはかわいいな、だれ?」「きれいじゃないか」「楽しそうだ」と思う可能性がじゅうぶんあります。そうか岩佐美咲っていうのか、じゃあ今度自分も現場に行ってみようかな?CD買ってみようか?となって、ファン拡大につながります。

それにですね、中澤卓也など一部歌手と違い美咲のイベントやコンサートにはオフィシャルのカメラ・パーソンが入っていないんですよ。だから当日の歌唱風景がまったく出まわりません。スタッフ(マネージャー?)がちょこっと一枚・二枚撮るだけで、それも歌唱中のものはまったくなし。ちょっとねえ。

だから来場したファンやみんなに自由に写真撮らせて、もちろん動画とか歌の録音が不可っていうのは理解できるんですけど、スティル写真くらい認めてくれたらいいのになと思うんですよね。ネット、特にソーシャル・メディアは投稿が拡散して不特定多数の目に触れていく世界ですから。岩佐美咲の歌唱風景を写真で見る人が増えるのは、ファン増加につながるとしか思えませんよ。

こういうことって美咲だけでなくほとんどの日本人歌手のばあい禁止されているというのがねえ、個人的にはちょっと不思議だな、理解できないなと感じることだってあります。なぜならば、同じ音楽の世界でも外国の、たとえばポール・マッカートニーとかローリング・ストーンズとかU2とかブルース・スプリングスティーンとかそういった大物ですら、開演中の写真撮影は自由開放なんですよ。

写真撮影どころか、1960年代末からのグレイトフル・デッドをルーツとする90年代以後のいわゆるジャム・バンド系のライヴなんかだと、録音すら自由。むしろそれが推奨すらされていて、ファンが会場で録音したライヴ・テープ等を自由にトレードしていいということになっています。そもそもライヴ会場にそのためのエリアが「公式に」設けられているくらいですから。

ジャム・バンド系のそういった文化はちょっと特殊というか例外かもしれませんが、ブートレグ対策の一環という面もあります。取り締まりを厳しくした結果ブートレガーが地下にもぐって、ワケのわからない音源が秘密裡に出まわるくらいなら、いっそ開放して自由にやりとりさせたほうがよっぽど健全だし、バンドや会社にとってもメリットありいう判断です。

そんなこともありますのでね、日本人歌手だって(録音がムリでも)せめて写真の一枚、二枚くらいは認めてほしいです。本人にとっても事務所や会社にとっても不利益はないはず。来場者もうれしいし、本人や会社はファンが増えて売り上げ増というわけで、みんながハッピー、だれもイヤな思いをしない、悪いことなんてなにひとつないはずですよ。

もちろん美咲だと(元AKB系アイドルだけあって)握手&2ショット撮影タイムが設定されていることが多く、そこで撮影された写真を記念として保持したりネットに上げたりできますけれども、きょうぼくが言っているのはステージで歌唱中のその姿を撮りたい、上げたいということ。だれしも懸命に仕事に取り組んでいるときがいちばん輝いているんですからね。いい絵が撮れるはず。

そして、そうかこういう楽しそうなイベントやコンサートなのであれば、自分も行きたい!買いたい!と思わせるように仕向けることが肝心なんですよ。現状、マネージャーはじめ美咲のスタッフはそれをやっていませんから、だったらファンがやろうじゃありませんか。

(written 2021.12.1)


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