プロセス共有前の現状報告~体験活動に特化した放課後子ども教室~

こんにちは。放課後おじさんこと竹内です。
福井市北部で民設民営の放課後児童クラブ「アソビトマナビ学童保育センター」を運営しています。

さて。
「学童保育」とは、保護者が就労などで日中家庭にいない小学生のための「生活の場」でありますが。
当施設は、子どもたちの「活動の場」である「放課後子ども教室」の機能も持ち合わせています。

全国的に今、子どもたちが心豊かで健やかに育っていくためには「放課後こども教室」が必要であると言われています。
放課後業界では今力を注がなければいけないサービスの一つなのです。

ただ、僕の拠点である福井県では「放課後子ども教室」といってもさっぱり伝わりません…
(そのため、一般向けに当サービスをお話するときは「児童館」と言ってます。)

ということで今回は「放課後子ども教室の現在」についてお話します。

◆子どもの好奇心に火を灯す放課後こども教室 ジュニアスタジオLIT
━━━━━━━━━━━━━━━━
という名前で運営しています。
#長い
ここではLITと表記しますね。

アソビトマナビ学童保育センターでも体験活動(あそび)は日々行っております。
月2~3回、みんなでおやつを手作りしたり。ヨガしたり。
こどもたちが自分たちで考えたあそびの大会が行われたり。
外部講師を招くこともありますが、基本的には子どもたちとスタッフでわちゃわちゃと、「楽しい」にフォーカスを当てた活動といえます。

LITの体験活動は、それぞれの体験活動に専門家(講師)をつけ、「より深い学び」につながるようなものにしています。

◆コンセプトは「体験活動に特化した放課後子ども教室」
━━━━━━━━━━━━━━━━
LITでは主に、3つの体験活動をメインとして運営しています。

◇ピタゴラ風工作体験
某教育番組に登場する、あれです。あの装置を作ります。

◇プログラミング体験
キーボードで文字を打ち込みゲームを作成します。

◇クッキング体験
味噌汁、ポテトサラダ、肉じゃがなど、Theキホンといった料理を作ります。その場で友だちと食べたり、持って帰って家族に振舞ったり。

メイン体験のほかにもこんなイベントを月替わりで企画しています。

◇自然体験
キャンプ場で秘密基地を作ったり、竹を拾って工作したり。自然の不自由さをあそびに取り入れ、生きる力を育みます。

◇起業体験
お祭りに出店。ただ店番するだけではありません。収支計算から学び、すべて子どもたちが企画します。集客もします。

毎月延べ20〜40人ほどの利用者がいます。延べ、と書いたとおり月に何度も来てくれる子もいます。

現在はテストマーケティング中の段階です。
・人気の体験はどれか。
・人気がある(ない)理由は何か。
▶体験の内容?価格?打ち出し方(チラシのデザイン)?日時?みんなが通いやすい曜日や時間があるのか??などなど。
#試行錯誤する放課後おじさん

◆体験活動がなぜ大切か
━━━━━━━━━━━━━━━━
他の人たちがアップしてると思うのでお任せしておいて、ここでは日本教育のトップ「文科省」が「体験活動はこんな効果があるぞ」と謳っていますのでご紹介します。

1現実の世界や生活などへの興味・関心、意欲の向上
2問題発見や問題解決能力の育成
3思考や理解の基盤づくり
4教科等の「知」の総合化と実践化
5自己との出会いと成就感や自尊感情の獲得
6社会性や共に生きる力の育成
7豊かな人間性や価値観の形成
8基礎的な体力や心身の健康の子どものうちからしたほうが良い

◆今、LITが抱える課題とは
━━━━━━━━━━━━━━━━
課題①顧客は増えているがファンになりきれていない

「次いつあるの?また来たい!」と言われるものの次の予約をその場で受け付けるなどの仕掛けを作りきれておらず、まだまだ単発の参加が多い。

課題②肝になるアシスタントが不足している

ほぼ講師がワンマンで回しているのが現状。
「デキる」アシスタントを育成し、体験活動日数を増やし、回転率アップしたいです。

課題解決する過程もアップしていきます。
#切磋琢磨する放課後おじさん

◆こんなこともアップしていきます!
━━━━━━━━━━━━━━━━
・こどもの「楽しい!」を引き出す「あそびと体験活動を重視した保育内容」
・こどもの自主性を育む「効果的な声掛け」とは
・日々の活動の様子→会社としての課題をどう解決していくか
・「あそびを学びへ」ものづくりスクール
・僕の強みを活かした「別事業」について

以上、放課後おじさんでした。
今からアソビトマナビの監修元である岡山のAMIセンターに行ってまいります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?