3月6日。 多湖輝「動けば必ず何かが変わります。動けば必ず何かがわかります。動けば必ず何かが身につきます。動くことによってあなたは強くなってきます」

多湖 輝(たご あきら、1926年2月25日 - 2016年3月6日)は、日本の心理学者。

千葉大学助教授時代の1966年に出した『頭の体操』シリーズはベストセラーとなり、それ以来この本はいまだに売れ続けている。その結果、「頭の体操」という言葉は、今では普通名詞のように使われている。

多湖輝は専門の心理学を応用した単著、共著、翻訳で、150冊以上を、40歳以降、間断なく上梓している。高度成長期以降の時代に心理学の面白さを啓蒙し、新しいことを考えようという流れをつくった人だ。私も若いビジネスマン時代によく読んだ。

著書の1冊を久しぶりにぱらぱらとめくってみると、いいキーワードが襲ってくる。「現場の分析」「話したり表現する」「環境を変える」「ギブ・アンド・テイク」「自分の言葉に言い換える」「ノーマンの意見を尊重」「アマの謙虚さ」「前例は善例にあらず」「論より直感」「体験のワナ」「形式と機能」「極端の状況」「タブーに挑戦」「アイデア世界は下克上」「アンチテーゼ」、、、、。

多湖輝は、動けばいい考えが浮かび、考えることができるようになってくるという。確かに友人のアイデアマンたちは常に動き続けている。SNSでそういった姿を見ることができるようになり、その確信が深まっている。健脚が優れた発想を生むのだ。頭は足でできている。人間は考える葦ではなく、人間は考える足なのである。


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