10月17日。 田島治子「打たれ強くなって大きくなる」

田島 治子(たじま はるこ、1941年10月29日 - 2013年10月17日)は、日本の実業家。サカイ引越センター創業者。

泉北ニュータウン開発に伴う引越需要にのってすき間産業である引っ越し業として発展する。1979年、引越専門の「アーイ引越センター」を設立し社長。1981年、世話になった堺市への感謝を込めて、堺引っ越しセンターと改名。1990年にはサカイ引越センターと改名。1996年引越専業初の大証二部上場、現在は東証1部上場。

学生が就職する企業でもあり、関心を持っていたが、今回内容を理解した。企業のモットーは「まごころこめておつきあい」。社長の田島治子は「和46年に創業した当社は、引越一筋39年。車両の充実配備をはじめ各種専門技術の開拓、さらに人材教育や経営の合理化などに積極的に取り組み、独自のノウハウを開発してきました。これからもさらなる実績を重ね、業界のトップクラスであることが「まごころこめておつきあい」の実践であると確信しております。業界トップクラスを常に目指す、向上心の強いあなたをお待ちしています」と挨拶している。

2010年には売上高は483億円、経常利益は42億円。従業員は3103名。その後、創業40周年を期して2011年に譲った後任の息子の田島哲康社長の努力によって経営は順調に伸びている。2018年には売上高は8838億円、経常利益は106億円にまで成長しており、経常利益率は12.4%と過去10年で最も高い利益率だ。ネットワーク網は全国154拠点、188支社。法人引越しが中心だが、インターネットというチャンネルは個人引越しを大きく上回っており、法人の72%もの売り上げがある。

ライバル企業であるアートコーポレーションの寺田千代乃と並び、引っ越し専業者の二大女性社長といわれた。現在では業績はサカイがアートを大きくしのいでいる。

成長の過程でいくつかの困難に直面しているるが、それを糧にして大きくなっていったのだろう。

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