3月12日。桂文枝(五代目) 「無知であることは恥ずかしくない。無知に甘えることこそが恥ずかしいのだ」

5代目桂 文枝(かつら ぶんし、1930年4月12日 - 2005年3月12日)は上方噺家(上方の落語家)。

6代目笑福亭松鶴、3代目桂米朝、3代目桂春団治と並び、昭和の「上方落語の四天王」と言われ、吉本興業に所属し、衰退していた上方落語界の復興を支えた。 この名跡は社団法人上方落語協会会長の桂三枝が六代 桂 文枝を継いでいる。

TBS系クイズ番組『東大王』(日曜夜7時)に出演した東大大学院修士課程1年の伊沢拓司は、落語家・桂文枝さん(5代目)の言葉を知り、座右の銘にしていると語っている。知らないことを知ったように取り繕うのではなく、知らないことなら知ろうという姿勢に感心したのだろう。

5代目桂文枝は無知を克服しようという心構えで、日々努力し噺家として大成したのだろう。無知に甘えることは恥ずかしい。自分を甘やかしてはいけない。人生は終わりなき学びの旅なのだ。

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