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14.留守番電話の話

こんばんは、藤田ひそかです。
普段は会社員で、説明しにくい仕事をしています。
HUNTER×HUNTERはまだ読んだことがありません。
漫画やアニメには疎いですが、いつか読もうと思っています。


昨日の14時ごろ、留守番電話が入っていた。
それも、知らない番号から2件。

スマホの中、連絡帳や電話の画面の右下にひっそりとある、留守番電話の項目。滅多に使わない画面に赤いバッジが目立っているので、仕方なく開いた。SMSの画面に留守番電話に関するチャットが立て続けに6件くらい入っている。なんだかよくわからないけど、留守番電話自体は2件だった。ちゃんと見てみると、留守番電話を聞けるメッセージと、留守番電話があったという通知があるみたいだ。普段使わないことに加えて、無駄の多さに戸惑う。

LINE全盛期にスマホを持ち始めた私は、友達の電話番号をほとんど知らない。

連絡はほぼLINEで済むし、電話をするとしてもLINE電話。それにに出なければメッセージを送っておけばいい。
急ぎの連絡をする必要のある仕事をしているわけでもないし、社給携帯は持たされたけど、職場の人とは連絡し合う必要がない。(それはそれでなぜ持たせたのか謎ではあるが)

だから、留守番電話のヒントはほとんどなかった。

ただ、うっすらと思い当たることがあった。靴屋さんからの電話だ。気になる商品があったが、サイズがなかったので、お取り寄せをお願いしていたのだ。その商品が届いたら連絡すると言われていたので、それかと思った。

仕事が終わって、ちゃんと見てみたら、不思議なことに気づいた。

電話の着信がないのだ。(怖い話じゃないですよ)

電話をあまりしない私でも、留守番電話になる前は普通に着信履歴が残ることくらいはわかっていた。

そこで私はあることを思い出した。

2023年1月31日、知らない番号からの着信が立て続けにあったことだ。

知らない番号なんだから気にせずに、放置すれば良かったのだが、3件ほど着信があるので妙に気になった。
もし、かけている人が大事な用があってかけているかもしれないと思うとちょっとかわいそうだなと思って、優しさ半分、興味半分で折り返してみた。

結局間違い電話だったのだ。違いますよと言っても電話がかかってきたので、着信拒否していたのだ。

今回も、掛け直して確認してみようかとも思ったが、留守電の確認だけで、やめた。仕事が大変だったので、帰り道、抑えていた疲れが解放されて、とてもイライラしていた。
向かいから男の人に連れられてポコポコと歩いているモッフモフの真っ白なイッヌにさえ微笑めないくらいの気持ちだった。

しばらく歩くと、あるスーパーの電光掲示板に、根拠のなさそうな星座占いが表示されていた。根拠がなさそうだけど私はその占いが妙に気になる。

私の星座は水瓶座。星は3つ中2つついている。

「贈り物をする」

なんだよ、その適当な占い。と毎度のように思いながらも、贈り物か〜と考えた。

うーん、折り返してみるか。

帰り道で、電話をかけてみる。
おばあさんが電話に出た。

👵🏻「もしもし、ムトウです」

👩🏻「あの、留守番電話がかかってきてたんですが、多分人違いだと思うので、今後この番号にかけないでもらえますか?」

👵🏻「え?かけてないですけどねぇ」

👩🏻「そうなんですか、、、じゃあ、私が勘違いしただけかもしれないので、すみません、失礼します」

👵🏻「あの、富山の人け?」

👩🏻「違います、失礼します。」


謎すぎません?電話折り返してるのに、留守番残してないです、って。

もうなんかイライラしてたので気が回らず、他の人もこの携帯使ってますか?とか聞けなかった。

しかも、留守番電話では「オモテです。また電話します。」声は同じで喋り方もゆっくりで同じだと思うんだよな。

そして、1月にかかってきた時も「富山の人」かどうか聞かれたことを思い出しました。絶対同一人物。ほんと謎すぎる話。

オチができる前に、留守電を入れれない設定に変えました。気になるけどもういいや。電話代かかるし(笑)

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