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「ゴーンショック」への理解を深める本をご紹介

カルロス・ゴーンさんが起訴された事件、テレビなどの報道では彼の「金の亡者」っぷりが強調されていましたが、私のTwitterタイムライン周辺では「そもそも逮捕されるようなことじゃないだろ」的論調でした。

その辺は私がフォローしているアカウントの特性も多分にあると思われます。

そこで、今回のノートでは私がこれまでに読んだ本の中で「そんなタイムライン」の醸成に関わってそうなものをピックアップしてご紹介します。

国家の罠

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―(新潮文庫)

鈴木宗男事件」の佐藤優さんの本。

なんてどストレートなタイトルでしょうか。読み応えもたっぷりです。

冲方丁のこち留

冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場(集英社インターナショナル)

冲方丁(うぶかた・とう)さんの本。「こち留」なんてキャッチーなタイトルですが、内容は他の本に負けずと重め。

むしろ他の本より身近に感じられる題材な分、怖さが上回っているかもしれません。

江副浩正

江副浩正

リクルート事件」の江副浩正さんの本。

今回ご紹介した中でこの本だけはご本人によるものではありません。

痛快な成功物語である前半とリクルート事件による転落の対比が凄まじい。

生涯投資家

生涯投資家

元村上ファンド代表の村上世彰さんの本です。

村上ファンド事件」「インサイダー取引」なんて言葉を聞けば思い出す人が多そうですね。

我が闘争

我が闘争

いわゆる「ライブドア事件」について書かれた堀江貴文さんの本です。

振り返ると「結構こういう本読んできたなぁ」と実感。

「事実は小説よりも奇なり」といいますが、小説を読まない私もこういう現実の事件をもとにした物語は読みます。

もちろん、「事実」と「主観」が織り混ざっているのは前提として。

「ゴーンショック」への理解を深めるためにも、これらの本を一度読んでみてはいかがでしょうか?

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