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小説の正しい読み方

どうも、「本を読む本」を読む橋本です。

昨日のノートで「これからは小説を読む宣言」をしたにも関わらず。

この時は「物語を読む」と言っておきながら「物語の構造」に関する知識を得られる「千の顔を持つ英雄」を読んで、今回は「物語の読み方」に関する知識を得るために「本を読む本」を読みました。

いつになったら小説を読むんじゃい!

というツッコミが聞こえてきましたが、もう読んでます。

平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』です。読みかけで積ん読してました。(電子書籍なので実際に積む事は出来ませんが)

読まずに置いといたことは著者に対して本当に申し訳ない限りですが、小説にほとんど興味がない私に買わせただけでもかなりのものです。やるなぁ。

そんな感じでしばらく小説からは離れていたので、教養書と比べると読む力が格段に低いはず。だから予習が必要なんです。

「本を読む本」には色々参考になることが書いてありましたが、キモだと思った言葉を引用して、まとめと代えさせていただきます。

「教養書」を批判する場合の基準は「真」だが、文学の場合は「美」であると考えてよいだろう。
「作品の好ききらいを言う前に、読者は、まず作品を誠実に味わうよう努力すること」

文学の判断基準は「美」つまりは個人的な感覚、言ってしまえば「好き嫌い」ですが、その判断を下す前にまずは完全無防備で作品世界に没頭して味わえ、という事ですね。

さあ、そろそろ本気出して小説を読む事にします!

明日から。

本を読む本(講談社学術文庫)

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