[神作]私が最高評価をつけたノベルゲーム作品

私は名作を中心に約50作品のノベルゲームを楽しんできました。
その中で大好きかつとても面白かった作品に対する評価を90点以上としています。(ちなみに、自分で言うのもなんですが、基本的に辛口評価です笑)
それに該当するのは今のところ3作品です(2024年3月現在)。
これらに出逢うためにこれまでいろいろなノベルゲームをやってきたのかもしれないなと思えた作品たち。
この記事ではそれらを紹介します。

(以下、STORYは公式HPより抜粋)


①Summer Pockets REFLECTION BLUE

〈STORY〉(非18禁)
主人公である鷹原羽依里は、亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して1人で鳥白島にやってきた。
1日数本しかない連絡船を下りたとき、1人の少女と出会う。
彼女は潮風に髪を遊ばせながら、遠くを…海とも空とも言えない境界線をただ眺めていた。
気がつけば少女はどこかへ行ってしまい、羽依里は狐に摘まれた気分になりながら、祖母宅へ向かう。

そこではすでに親戚の叔母がいて、遺品整理を行っていた。
羽依里は、祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。

都会暮らしでは知ることの無かった自然とのふれ合い。
忘れていた懐かしい何かを、思い出させてくれるような、そんな生活だった。

海を見つめる少女と出会った。
不思議な蝶を探す少女と出会った。
思い出と海賊船を探す少女と出会った。
静かな灯台で暮らす少女と出会った。
島で新しい仲間が出来た――

この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。

〈コメント〉
泣きゲーKeyの集大成。最高傑作。
日常シーンは笑えて、全ルートで泣ける。
夏休みが懐かしく、切なく、愛おしく。
誰にでもオススメできる素晴らしい作品です。


②アメイジング・グレイス -What color is your attribute?-

〈STORY〉
主人公・シュウは記憶を失くし、雪の降る町で目を覚ました。彼はそこをとても奇妙な場所だと思う。
中世の西洋を思わせるアンティークな町並み。何よりも芸術を重んじる文化的価値観。そして・・・町を囲むように閉ざしている、オーロラと呼ばれた巨大な壁。
だがシュウはそんな町の人たちに助けられ、やがて聖アレイア学院という学び舎で学生たちと豊かな日々を過ごすことになる。

──しかしそんな幸せはまたたく間に奪われる。12月25日、原因不明の大火災により町は崩壊の一途をたどった。
誰よりも町を愛するユネは運命の変革を心に期し、アドベントの初日──12月2日にまで時計の針を巻き戻す。
なぜ、破滅は起こったのか? 
なぜ、何度やり直しても同じ運命を辿るのか? 
なぜ、これだけ時間を繰り返すことができるのか?

巡り巡る時の回廊。
その果てに待つ世界を知るべく、町というキャンバスに彼らは真実を描き出す。 


〈コメント〉
シナリオ最大瞬間風速が大きいノベルゲームの最高峰。
緻密に練り上げられたトリック、巧妙に散りばめられていた伏線の鮮やかな回収劇が見事。
絶対にやってほしい衝撃作です。


③さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-

〈STORY〉
──これは、“魔法少女”のための物語だ。
遠い昔。幾人かの特別な女の子たち──‘‘魔法少女’’が人類の未来を救ったという。
その闘いは熾烈を極めた。 
誰もが傷つき。
誰もが泣いて。
誰もが祈った。
ごく当たり前にすぎる‘‘戦いの物語’’がそこにはあった。
しかし……。 傷つき。泣いて。祈っても。
少女らは誰に感謝されることもなく。
誰に賞賛されることもなく。
……誰に、知られることもなく。 
それでも‘‘戦い’’は、無事に終わった。
‘‘人類の未来を守るための物語’’を、これ以上ないハッピーエンドに導いた。
そしてそれからおよそ十年後の現在。

……春。さくら咲き乱れる出会いと別れのその季節。
かつて人類の未来を救った少女たちは、
今はもう‘‘魔法’’を忘れ──ごくふつうの少女として生きていた。
誰もが当たり前に遭遇する、ごくごくふつうの当たり前な困難に、
頭を抱え、迷い、生きる道を探してた。

そんなある日。さくら舞い散る、春の中。
「……お願いします」
少年、奏大雅は、もうひとつの春と再び出会った──
「お願いします。どうか私を、魔法少女に戻してください」

これは‘‘魔法少女’’のための物語……。
なんかでは、ない。
これは、幸せを探し出すための物語。
これは、あなたの人生のための、物語。

さくらもゆ‘‘夜’’の中……。
もう二度と、君が悲しまなくてもいいように──
さあ、引き金を引け。
たったひとりの君を救うため。
俺は。 
俺は何度だって、散りゆくのだと──……   


〈コメント〉
これは、あなたの人生のための物語。
この物語に救われる人がきっとたくさんいます。
壮大で濃密な、愛と勇気の物語。
生まれてきてくれて本当にありがとう。


まとめ

この3作に共通していることは、2周目以降も楽しめるということです。
1周だけでは決してわからない(1周だけでもとても面白いのは大前提で)、物語のシナリオの面白さが2周以上することでよく理解でき、また新たな発見もあります。ちなみに1周終える前に何かしらのネタバレを食らうと面白さが半減するのでお気をつけ下さい笑
とてもオススメです。やって損はしない。

他にこれらと並ぶ作品にはまだ出逢っていません。
今後もし出逢えたら追加して紹介しようと思います。

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