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コミケから新年。今の想い。

2年ぶりのコミケ開催。

コミケに合わせて色々制作してきた私にとってはほぼ休止期間となった。人の流れも売れるものも多分変わってきていると思う。トレンドも旬な人物も。

コミケは正直大失敗だった。要因は色々だけど頒布物のクオリティの問題ではないと思う。

コミケでとある方に「もう写真集なんて作らなくていいよ!スダジオ代かかるし、撮影チケットだけ売ってた方が儲かるしそういう商売すれば?」的な事を言われて、その時「うーんでも私は作品がつくりたいから。カメコに過激な写真を撮らせたい訳じゃないから」と咄嗟に答えてしまいはっとした。

そうだよ。私は創作活動がしたいんだよ。

その場でお金は稼げるかもしれないけどその後何がある?

ろくなスタジオでも無いところで時間ない中カメコが撮った写真から何が生まれる?

それはただの肌の切り売りじゃないか。

撮影会はいいんだよ。おしゃべり目的で来ててもファンサービス。撮影ガッツリで来てもその人が撮影した「作品が残る」

撮影会は「お金を頂いてその人の作品作りに協力してる」と思ってるのでそれはある意味立派な創作活動なんじゃないか。

撮影券販売みたいな事するなら会場の近隣の公園とかで撮影した方がよっぽどマシ

正直露出合戦はもうやりたくない。面積が小さければ小さいほど撮影したいみたいな市場では活動したくないなと思います

コスホリでマスク着用での撮影券販売なんてもうそれでしかないじゃん

肌の切り売りの先にはAVしかないのである

かと言ってAVやエロを否定的に見ている訳でもない。AVの中にだって「作品」と呼べるものはあるだろうし、露出そのものが美しい作品だってたくさんある。

コロナ禍で私自身見つめ直すものがたくさんあった。今回のコミケは「私らしさ」を前面に出したものを作った。

女性の肌の面積や誇張されすぎたエロを愛する人ではなく翡翠ベルの作風世界が好きな人に見てほしい

だからコスホリは敢えて出さなかった

だがこれが失策だったかもしれない

コミケの入場制限、コスホリの客層の変化を少し考えるべきだったかもしれない。雑貨サークルで「私の好きな世界」を表現する別の道も開拓出来たので1日目コミケに出店したことに悔いはない。

私と私の見てる世界を愛されたい

ファンサービスはするけどね

求められてるものを作る「クリエイター」の部分と自分が作りたいものを作りたい「アーティスト」の部分の齟齬を感じて過ごす正月。




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