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9か月で100サイトの売買をお手伝いした私が解説するサイト売買で成功するポイント

自己紹介

弊社(株式会社HIT)は、2019年5月末にUREBAというサイト売買マーケットプレイスをリリースしました。

https://ureba.jp/

サービスリリースから9ヶ月ちょっとですがおかげ様で、サイト売買専業のサービス提供者の中でトップ3に入る案件数・成約数・売買規模になっています。今月(2月)にはUREBAを通じて行われた累計売買件数が100件を超えました。

正直言って、UREBAを通じた売買で誰しもが幸せになったかというとそういうわけではないと思います。UREBAはマーケットプレイスなので、基本的には売り手と買い手が直接交渉します(一部高額案件は仲介してます)。

そうなってくると、サイトを思いのほか安く買い叩かれたというケースや、買ったサイトが想像と違ったなどという不幸なケースも起こりえます(仲介だとしてもゼロにはなりませんが)。

一方で、ひたすらサイトを作っては売却することを生業とする人や、買ったサイトを伸ばして売却することを生業とする、サイト売買強者が存在することも事実です。これらのプレイヤーの中には相当稼いでいる方も数多くいます。

この記事では、一人でも多くサイト売買強者になって貰うべく、サイト売買を通じてわかったポイントを解説します。

以前書いた基礎編は↓


売れやすいサイト、売れにくいサイト

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売れるサイトの三箇条

ざっくり言うと、①健全に運営されていて、②引継ぎがしやすくて、③Googleアップデートの影響を受けにくいサイトは高く売れます。

特に高額なサイトはこの傾向が強い

1000万円を超えるサイト(営業利益で月50万円以上)に関しては買い手も大手法人が多くなってきます。

上場企業をはじめとした大手法人はコンプライアンス意識がしっかりしており、ブラックなサイトはまず買いませんし、流入が偏っているようなサイトも手を出したがらない傾向にあります。

中古ドメインやバックリンクが敬遠されるのはもちろん、アフィリエイターやブロガーがやりがちな他サイトや広告主サイトのキャプチャもNG、という場合もあります。

売却が非常に難しくなってくるのが出会い系のアフィリエイトやVODのアフィリエイトをやっているサイトです。これらのサイトで勝つと報酬が大きくなり、月100万円以上稼いでいるサイトがゴロゴロあります。そうなってくると最低でも1000万円以上で売りたいという話になってきますが、買い手からするとジャンル的にも運営方法的にもNGなパターンが多いです(アダルトな話や、著作権違反が多め)。

最近とても査定依頼が多いんですが、トレンドメディア(特に芸能系)は色んな意味でアウトなので1000万円以上での売却は諦めましょう。

低額なサイトはそこまで厳しくは見られない

一方、500万円以下のサイト(営業利益で月間30万円以下)についてはそこまで厳しくは見られません。ブラックハットSEOでもきちんと説明すれば売れる場合があります(但しホワイトなサイトよりは安くなります)。

100万円以下のサイトになってくると、「ドメイン載せ替え前提」や「コンテンツだけ抜き出して既に運営中のサイトに移設する」といった方針で買収される場合もあり、多少ブラックなサイトやアップデートの影響を受けていても問題ないケースもあります。

買うのにおすすめなサイト

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買うべきサイトの三箇条

SEOサイトに限った話にはなりますが、①安定していて、②ホワイトで、③改善余地があるサイトがおすすめです。

数年間の運営歴があってアフィリエイトやってないけどPVあるサイトなどはとてもおすすめです。

サイトの詳細を確認する方法は色々ありますが、一番おすすめなのはahrefsを活用することです。ahrefsを使えば検索流入の推移や被リンク数、被リンク元のドメイン、広告出稿の有無、流入キーワードなどを見ることができます。月額2万円ちょっとの費用がかかりますが、本格的にサイト運営している人なら有料アカウントを作る価値十分なツールです。サイト売買の時にしか使わないのであれば7日間7ドルのトライアルプランに申し込みましょう。

外部ツールに一切お金をかけたくない場合は、売主にアナリティクスやサーチコンソールの共有依頼をかけるか(断られる場合もあります)、similarwebなどの無料ツールを使って確認しましょう。

見るべきポイント

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アップデート時の影響を見れば、Googleが気にしている領域かどうか、当りをつけることができます。

売上構成については単一案件に偏りすぎていると広告主の意向で突然収益が半分やゼロになる可能性があります。

記事作成体制も、内製なのか外注なのかは大きなポイントです。サイト売買では基本的に内製ライターの譲渡はありません。なので、買った瞬間から自分で記事更新をしなければいけなくなります。外注ライターを引き継ぐことができれば運営はぐっと楽になります。

感覚的な話にはなりますが、売却を焦っていないか、というのも重要なポイントです。売却を焦っている場合はなにか隠し事の香りがします(何もないこともあります)。

まとめ

サイトを売却・購入する際のポイントを整理しました。ちょっとでも興味が出たようであれば、とりあえずどんな案件があるのか見てみてはいかがでしょう?

自分のサイトが売れるかわからない、というような場合には無料査定をお申し付けください。UREBAは売却手数料が無料なのでとりあえず掲載してみるという手もありますよ(チラッ)

UREBA ⇒ https://ureba.jp/


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