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余白との飽くなき戦い

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つい買ってしまう手帳やスケッチブックを、これ以上溜めこまないように使いこなす苦心の軌跡。 思いついたことを自由に書いたり、描いたり、貼り付けたり。
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2020年4月の記事一覧

手段と目的(長文)

往々にして人は、手段を目的にしてしまうことがある。 例えば、家の中を片付けたいという目的があって、物を収納する家具をDIYするも、大工工具に凝ってしまい収集してかえって部屋の中が荒廃したり、素材やデザインにこだわるあまり疲れて諦めてしまう。とか。 かくいう私も、鳥を愛でているうちにその愛情を絵に表現したくなり、絵を描く道具を収集してしまう。 そうこうするうちにスケッチ日誌や旅日誌に魅力を感じ、Bullet Journalという手帳記述手法があることを知った。 決まりきったル

万年筆が好きだ。

ワタシのような一介のnoteユーザーが長文の自己紹介をしたところで、誰も読まないことでしょう。 好きなものやこだわりは多々あれど、ここは単純明快、簡潔に。 ただそれだけだ。

カリギュラ効果

人は、禁止されるとその行為をしたくなるという心理があるということが科学的にわかっている。 Wikipedia先生によると、これをカリギュラ効果というらしい。 ツルの機織りを覗き見てしまう老夫婦に始まり、「ナイショね」と言われたことを誰かに話したくなってしまう禁忌行為に暇がないこととは逆に、投票権があっても不投票など、「良いよ」と言われると興味がなくなるらしい。 一方で、海外の事例では大人気のドラマの放送日は経済が止まると言われるほど外出する人が減ったと言われている。 も

断捨離あるある

コロナで外出できない昨今、断捨離が静かなブームになっていると聞く。 開かずの扉や、動かざること家具のごとし、いっそのこと模様替えをする人もいるのではないだろうか。 長い間位置替えをしなかったタンスの裏からは、ピアスの片方や、失くしたと思って再発行した歯医者の診察券、果ては電池切れでお亡くなりになったたまごっちなどが発掘されるのだ。 クローゼットの奥深くからは、行方知れずだったフード取り外し可能なパーカーのフード部分。 本体は当の昔に捨て去った。 折りたたみ可能なテーブル