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この冬のおジョウさん

しばらく色鉛筆ばかり使っていたので、水彩での着色を忘れてしまった。これで良いんだっけ?

この冬、私の顔を覚えて手が届く範囲まで寄ってきてくれるようになったジョウビタキ女の子。

あるときネコが彼女のテリトリーにいるときに、近所の子どもが暴れながらネコに突進したため、ネコが逃げて行った。
そこに私が登場したからか、私がネコを追い払ったと勘違いしたらしい。
それ以来、ネコが現れたとき、私に助けを求めるようになった。

またあるとき、ネコにあげたパンが放置されたところにたまたま私が登場したため、そのパンも私の手柄になったようで、次に行ったときにパンがあった場所を突いて私を見つめるようになってしまった。
カワイイけど、私はパンは与えないことにしているのだよ、ハニー。

そんなカワイイ顔したってダメ!

見つめる瞳が愛くるしい。