Teamfight Tacticsでランクを上げる方法


注意

この記事は、Teamfight Tactics(以下TFT)で”1人で”ランクを上げたい諸氏(1度もチャレタッチ、チャレエンドしたことがない方)に向けて書いたものです。「ランクはあんまり興味ないよ~」という方や、「2000LP行けないんだけど?」という方にはあまり参考にならないと思うのでブラウザバック推奨です。

はじめに

「TFTでランクを上げるためにはどうすればよいか?」と聞かれてTFTプレイヤーの皆さんの頭に浮かぶのは、(多分)座学だと思いますが本当にそうでしょうか?本記事ではランクを上げる方法を以下のように分けて説明していきたいと思います。

  • コンディション調整

  • ゲーム数

  • 座学

  • 自己コーチング

  • フィードバック分析

本文

コンディション調整

X(旧twitter)でも@tft_rammusさんによるTFT負ける日ビンゴhttps://mekepon.com/bingo/NWAmqnZmE88g58AAsaDgが話題になっていましたがマインドゲーム(?)であるTFTでランクを上げる際、最も大事なのは自らのコンディション調整といっても過言ではありません。コンディション調整はorgapさんによるhttps://note.com/orgap/n/nf251204cd852に詳しいので詳細を割愛しますが、基本的にタコ負けしてる日に追加で回してもいいことはないと覚えておきましょう。

ゲーム数

1日にこなせるゲーム数は人によってまちまちですが、ランクを上げたい場合得意なパッチで回数をこなすことは必須です。TFTはパッチによって大きくゲーム性が変わるゲームで、最上勢でない限りパッチごとに得意不得意が分かれるはずです。なので、「このパッチいけそう!」と思ったら後述する座学はある程度控えめにしてランク戦を回しましょう。「私ランク全然上がらないんですよ~」って言っている人がただ単に回し足りていないパターンは非常に多いです。

座学

そもそも座学とは何でしょうか?強いプレイヤーの配信を見ることでしょうか?統計とにらめっこすることでしょうか?どちらも間違ってないと思うのですが、本記事では座学をゲーム理解度を上げるためにゲーム外から情報を取得することと定義します。
ゲーム理解度に関してはkohadaさんによるhttps://note.com/kohada19/n/nefbccfa905f9 に詳しいので、本記事では情報取得の際の注意について補足するのみにとどめます。

補足0
情報取得とは、自分の考えを補強するために情報を取り込むことではありません。意識的に先入観を捨てて情報を取り込むようにしましょう。ガイドを読む際は特に気を付ける必要があります。(ひどい場合だと文章を読まずに単語を拾って1人で連想ゲームをしてる場合があります。)

補足1
因果関係と相関関係の違いに気を付けましょう。例えばオーグメントやアイテムの選択と平均順位の間に本当に因果関係があるのかは毎回考える必要があります。

補足2
補足1にもつながりますが、常に批判的思考を心がけましょう。なぜ?違うんじゃない?のフェーズを経ずに結論に飛びついて残念な結果になっているのを散見します。結論を出す前にためらうことは恥ではありません。

補足3
折角情報を得たら、セット・パッチ限定の知識ではなく全セットで通じるような常識に落とし込むようにしましょう。常識の例としてはMissmatchedsocksによるTFT Academyのプレイリストhttps://www.youtube.com/playlist?list=PL-cDRn9Fxg-XZElJ1IOxLP2VywsrB-u_iが挙げられます。

補足4
情報取得の方法として、初手で他者によるコーチングを受けるのはお勧めしません。本記事の趣旨(1人で)に反するというだけではありません。コーチのTFTにおける実力とコーチング適性は勿論、人としてのあなたとの相性も考える必要があるためコーチ選びは非常に難しいからです。
どうしても受けたい方は強豪プレイヤーの方がX等でコーチングを募集していることがあるため、その時に応募するくらいでいいと思います。(例:titleさんによる突発コーチングや、しかめまどかさんによるアカデミー企画等)

自己コーチング

自己コーチングは文字通り、自分自身をコーチングすることを指します。
自己コーチングは試合開始前の準備、試合録画の視聴(録画環境がない場合はmetatftアプリをインストールして試合内容を確認でも可)、次試合の目標設定の3要素に分かれます。

試合開始前の準備
座学で身に着けたゲームプランをおさらい
しましょう。新規の座学はやるとしても最低限にとどめるのがおすすめです。

試合録画の視聴
録画を漫然と見るのではなく、まずミスを探しましょう。そしてミスを見つけたら具体的に言語化しましょう。(配置ミスって言ってるだけでは何の学びにもなりません。)
またミスだけを探していると気が滅入るので、ミス探しが終わった後は自分のよかった点も探してあげましょう。

次試合の目標設定
目標と言っても様々なのでここでは数例挙げておきます。
〇〇がうまくできないので〇〇に特に集中する。(配置、リロールなどから1個に絞りましょう)
目先のLPを上げたいので絶対に上位に入るプレイをする。
最近1位を取り切れないので1位を狙う。
統計的に良くても取ったことがないオーグメントが出たら必ず取る。
各試合の目標なしに自己コーチングは成り立ちません。

フィードバック分析

たかがゲームごときにドラッカーを持ち出すのは大袈裟かもしれませんので、新年の抱負程度で考えてもらって構いません。一応彼の著書であるプロフェッショナルの条件から引用すると、「何かをすると決めたならば、何を期待するかをただちに書きとめておく。9か月後、1年後に、その期待と実際の結果を照合する。」ということで、TFTに落とし込めば「セット〇〇で〇〇サーバーチャレンジャーになる」とか「日本サーバーで最強のリロールプレイヤーになる」などが考えられます。たとえ達成できなくても自分の強みや弱みがわかるので良いと思います。

もっと説明が欲しいところや、間違い等ご連絡いただければ加筆修正します。
最後まで読んでいただいた方はお疲れさまでした。本当にありがとうございます。

おまけ

そんなに偉そうなこと言ってるお前はこの方法でランクを上げたことあるのか?と思った方もいると思います。ごもっともな疑問です。
この記事は、実際にLPを上げることについて真剣に取り組んだセットで自分が行っていたことを書きました。当時の自分の目標は「NAサーバーでチャレタッチ・エンド」であり、無事達成することができました。
https://lolchess.gg/profile/na/Lab%20072%20hitamago-NA1/set6.5
私はゲームがうまい方ではないと自負しています。(サモリフ、バロ、エタリタ等全部最高ゴールドランクです…)
ただ、そんな私でもこのくらいの結果が出せたので、読者の方には自信をもってランクを上げていって頂きたいと思います。


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