見出し画像

忘れられない「シマッタ‼︎」

20-30年前のちょっと昔のことながらこの時期に必ず思う出してしまう話。
いつもお母さんと来店してくれていた高校生の男の子がある日1人でやってきて、クッキーを2袋選んでレジへ。
普通にいつもの店名のハンコ押しただけのクラフト素材の紙袋に入れ普通に渡したら一瞬だけ「あ」の半分ほどの間があったけど気付かず「ありがとうございました」と。
その日がホワイトデー前日だと気付いたのは数日経ってからだった。つたない焼き菓子をレジ横で売ってはいたけど、会計のついでにちょこっと買うお客さんが多くプレゼント用に買ってくれるとか考えもしなかったのだ。
ああーー。ちょこっとシールなりリボンなりしてあげれんかったかな。お小遣いで買いに来てくれたのになー。
その時の後悔は私をラッピングオタクへと導き
袋も紙も箱もリボンもシールも好きで山ほど在庫切れを抱えている。その上自店オリジナル包装紙を作ってこれが評判良くギフトの注文も増えてしまった。イラストは息子が保育園の時に描いたケーキやコーヒーのイラスト。大人には出せない味がこれもまたお気に入りだ。

大口のギフト注文はセーブしてきたけど、昨日久々に「3000円のギフト10個」を受けてしまった。昔からのお客さん。職場を退職する挨拶に、ということでは断れない。
さあ。来月も頑張るか。

どう見てもカワイイ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?